始まりました2022年。今期の女子キャラたちを見て思ったのは・・・みんな個性的ながらもええ子で安心感を与えてくれる子たちばかりで嬉しいってこと。2021年はなぜあそこまで不安を煽るようなことばかりする問題児の集合体だったのだろうか。
そんなわけで2022年の愉快な女子キャラたちを紹介していこうと思う。
2022年1月期推しキャラクター
吉永恋
登場作品:スローループ
キャラクター:40/40満足 扱い:38/40満足 構成:20/20 総合:98満足(SS)
CV:嶺内ともみ氏(スロースタートの十倉栄依子ちゃんなど)
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ひよりんの保育園からの幼馴染でもふっとした感じの髪が可愛い。基本的にはツインテールだが、たまに髪型を変えてくるのもいい感じ。ひよりんの母親と恋ちゃんの母親は昔からの友人らしく親の世代から付き合いのある関係であるがゆえに、こはるんを交えつつも恋ちゃんとひよりんの関係にも深いものを見ることができる。10話のひよりんとの再婚おめでとう関連の話は泣けてくる。
そんな恋ちゃんだが親父が釣りに行くために自身の経営している釣具店の店番を平気で恋ちゃんに押し付けるという某ハマちゃんをはるかに上回る釣りバカであるせいで自然としっかりした性格に育ったいい子。幼い見た目とは裏腹にこはるん他が取り乱しても冷静でいるので安定感がある。だが毒舌家だ。そこも可愛いんだけどね。
名前の由来が親父が生まれたその日に巨大な鯉を釣ったという理由で鯉にしようとしたという悲惨なもの。母さんが止めてくれたから漢字が恋になったはいいものの、読みをこいじゃなくてれんにするとかできなかったのか・・・あ、それだとラブライブスーパースターのれんれんちゃん他と被るからダメか。親父・・・あんた恋ちゃんに恨まれても仕方ねえわ。こんなに可愛い娘をもっと大事にしないとだめだよ?まあ仕返しみたいな感じで恋ちゃんが親父を完全に尻に敷いてるし愛がないわけではないんだろうけど・・・なお、恋ちゃんの双子の弟にこれまた生まれた日に巨大なニジマスが連れたという理由で名付けられた虹と虎がいるのだが、最初は虹と鱒にしようとしていたらしい。ダメだこの親父早く何とかしないと・・・なお、恋ちゃんの親父の声を聴いてイナギャラのダグスカン・バービューを思い出したのは私だけでいい。
そんな環境で育ってこともあってか釣りの知識こそ持っているものの、積極的ではないがやらないわけではない。基本的にひよりんとこはるんを少し離れた場所で見守り、釣りの知識を教えてくれるアドバイザーというかそんな立ち位置。日焼け対策の姿は完全に怪しい見た目にしか見えないが、まあそれも彼女の可愛さだ。
小仏凪
登場作品:イロドリミドリ
キャラクター:40/40満足 扱い:38/40満足 構成:7/20 総合:85満足(A)
CV:佐倉薫氏(私の中ではちゃんなぎが初)
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通称ちゃんなぎ。真っ白い髪に青チェックのリボンをしている可愛い娘でイロドリミドリではキーボードを担当する冷静な毒舌家。絶対音感を持ち音楽センスにたける一方で芸術センスは独特らしく彼女が作ったHPはメンバーの何とも言えない似顔絵が飾られた一昔前のホームページっぽいデザインをしている。やはりどこか優れすぎているとどこか欠けてしまうのか・・・ちゃんなぎはそれでも可愛いから海の広さに比べればちっぽけな話である。今期では恋ちゃんやジュジュ様に並ぶ小柄キャラでもある。
彼女のことは前々から知っており、予備知識は他の子よりも多めに持って挑んだが・・・良い。特に最終回のライブでちゃんなぎが演奏の出だしも歌の歌いだしも担当しているってのが最高。短い放送時間勝つ放送期間ながらしっかりと私の中に爪痕を残せている。真面目に5分アニメな上に2月末に8話で終わってしまったのが残念である。あとちゃんなぎに並ぶ推し候補だった白奈(CVは太刀川重工のご令嬢)が最終回にたったの少ししか出番なかったのもちょっと悲しいねえ・・・
月居ほのか
登場作品:CUE!
キャラクター:40/40満足 扱い:35/40満足 構成:15/20 総合:90満足(S)
CV:緒方祐奈氏(私の中ではほのちゃが初)
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茨城出身の声優志望JK。ピアスしているなど見た目は大人びた茶髪のギャルっぽいがヒーローに憧れているようで体を鍛えるために部屋に筋トレグッズを置きまくっており、ベッドが要らなくなると発言するほどストイックな人物。プレスベンチで寝るつもりか?CUEは元がソシャゲなので女子キャラがたくさんいるが、声優候補の女性キャラたちを育てる作品ということもあってかその多くがJDとフリーターで占められておりJKの方が珍しい。ほのちゃも見た目は大人びた感じなのでJDだと思うかもしれないが高2である。間違えないように。
そんな風にここ最近の女子キャラでは珍しく肉体精神共に安定感があり強い感じのほのちゃであるが、お化け屋敷で怖がっちゃうところもあって可愛い。自分の声が好きじゃないと告げた鹿野さんに対しても実力だと思うよと言ってあげられるなど相談相手としても優秀。欠点は女子キャラが多いがゆえに出番が少なくなってしまうこと、安定感のあるほのちゃは他キャラに比べると爆発しにくい点か。それにほのちゃよりも濃い性格や特徴を持った女子キャラもかなりの数いる(占いに頼りがちな恵庭、どこかの王子に求婚されるほどの大金持ちご令嬢の柚葉、中二病キャラのリエンヌなど)がゆえに影が薄めになってしまうのがきつい。
余談だが彼女の苗字の月居は「つきい」という読み方は存在していないが、「つきおり」、「つきより」という読み方は存在している。なんでや。なお、ほのちゃを演じた緒方氏はかいけつゾロリにノブリンというゲストキャラとして出たことがあったりする。今期の女子キャラたちの中では唯一6月までの放送なので長い目で見守りたい。だけど何もなかったらほのちゃの出番寄越せゾンビになりそうな私がいる・・・
2クール目以降
2クール目に入ってからもほとんど出番がなく・・・飯尾さんの現実逃避ネタのごとくゴロゴローあーあCUEのアニメが全部ほのちゃの当番回にならねえかなぁ。と嘆きながらほのちゃの当番回を待っていた。そして宇津木さんやまほろのエピソードを経て17話でやっと出番がやってきた。見てみるとほのちゃを愛ちゃんと同系統の安定した精神力を持つキャラだと思っていた私は思い違いをしていたなと感じた。ほのちゃもナーバスになると自分を徹底的に追い詰めてしまう繊細な女子キャラだったのだ。キャラ設定に融通が利かないって書かれていた意味も今回で分かった気がする。
ほのちゃはアメコミのサンダーウーマンに憧れ、声優を志したそうだ。キャラの持つ弱さに向き合うことができ、いつもと違う演技を演じきったほのちゃはいずれは海外ヒーローの吹き替えもこなす大物になるだろうと私は感じた。私はほのちゃも含めた全推しに向き合えているんだろうかと正直心配になってしまう。一番可愛かったのは最後に鹿野さんにサンダーウーマンをバットマン辺りと混同されたことで怒るほのちゃである。何より怒るほのちゃは珍しいし可愛い。それにしても・・・本当の強さって何なんだろうな。人間共が良く言っている暴力や適応や隠蔽、大金を稼ぐ力、ただ精神力を鍛えることの5つでないことは確かなんだけども(人間世界ではこれらが強さであると誤解されがち)。
それにしてもほのちゃの憧れであるサンダーウーマンの吹き替えをやっていた方がほのちゃのすぐ近くにいるとはな。まあ憧れの人が近くにいるのがほのちゃが気づかないっていうのは女子キャラアニメに限らず結構なあるあるだな。何よりほのちゃを推しに選んで・・・本当に良かったよ。
柊春歌
登場作品:終末のハーレム
キャラクター:40/40満足 扱い:24/40満足 構成:15/20 総合:79満足(B)
CV:道井悠氏(私の中では春歌が初)
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アニメやアイドルが大好きなお団子娘。交わりを持つ第3の男である土井とはアイドル話で盛り上がったり、過去にいじめを受けていて体に傷が残っているという共通点がある。というかこんなに可愛い娘を体に傷が残るまでのいじめるなんて・・・春歌をいじめた奴らはきっと脳と五感全部が腐ってるのね。全員刑務所に入って拷問受けてほしい。私自身もいじめを受けていた身なので近しいものを感じてしまう。それにしても2040年の世界でもいじめが残っていて被害者が辛い思いを背負う状況が続いているなんて辛え。なお、春歌という名前は他に該当する女子キャラが結構いるので検索するときは気を付けよう。
また、彼女は相手を呼ぶときに「~ちん」をつけて呼ぶが、この呼び方を使う女子キャラは大体高音のキンキンボイスなことが多い(ようなきがする)。しかし春歌は普通~やや低め程度のボイスであり、初めて聞いたときは少し驚いたが、これはこれでいいなと思った。出番は少ないが世界観を考えるとまあしょうがないだろううん。土井とかかわりのある女子キャラの一人にすぎない立場であるがゆえにバックグラウンドが詳しく描かれることがなかったのが残念だなー。だけど私が思ったより登場が早かったしそれなりに出番はあったからそっちは◎。
終末のハーレム自体は世界観がやばいね。そして見ているとあー・・・これはエロすぎて見直しのために延期になってもしょうがないなと思ってしまうところもある。最近はうるせえからな規制を叫ぶ人間(特にツイフェミ)が。おかげで女子キャラの幅が狭まって魅力が半減して女子キャラアニメはオワコンとか言う馬鹿が出るんだよやっぱ人間は異常な生き物だな違いを認め合うことができる女子キャラたちを見習いやがれってんだ。なお、私は女子キャラのエロは肯定派です。
続きそうな終わり方だったけど、土井は自分の欲望に忠実な所があるみたいで権力が欲しい神谷にそそのかされて更にイケメンになったはいいが思考はキモくなっていくしたくさん働いてもらうって言われていた春歌はどうなっちゃうんだろうな・・・私みたいなモンペはこの先には踏み込まない方がいいのかもしれない。
乾紗寿叶
登場作品:その着せ替え人形は恋をする
キャラクター:40/40満足 扱い:25/40満足 構成:20/20 総合:85満足(A)
CV:種崎敦美氏(ダイの大冒険のダイなど)
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キラキラネームゆえに名前の変換の難易度が高い人。主人公男が作った海夢さんのコスプレ衣装を見かけて気に入り、主人公男をストーカーし、自分の裸を見たことを盾に主人公男にコスプレ衣装を作らせようとするやべー奴。とはいえ主人公男の衣装作りの実力は一級品かつしかも衣装を着た人の魅力を最大限にまで引き出せるので、ジュジュ様が惚れてしまうの無理はないだろう。
やべー行為をしたとは言え、性格は相手を傷つける物言いはしない強気系という感じで、主人公男の夢を聞いて短い言葉ながらも力強い応援したり、ホラーチックな撮影スタジオを怖がったり、女子高通いのため異性に免疫がなかったり、主人公男の作った衣装を着ている海夢さんに嫉妬(という名前の一目惚れ)するなど可愛い娘である。高2だが身長が低くロリ体系というロリさんや雫ちゃん、恋ちゃんと同じ小柄なJKでいわゆる女児高生。また、ジュジュ様には妹の心寿がいるが彼女は中学生でありながら身長178cmであり大きい。小さい姉と大きい妹が好きな私としては大歓迎。登場は6話と今期の女子キャラたちの中では最遅。お前はいつも遅いんだよ。そしてシオンたんの回を過ぎるとあんまり出てこなくなる。辛え。だけど主人公男と海夢さんのやり取り見てれば結構いける作品でもある。
そして何気にこの作品の舞台が埼玉なのが良い。主人公男の家はさいたま市の岩槻にあり(岩槻は埼玉でも鴻巣と並ぶ有数の雛人形の産地)、岩槻を走るアーバンパークラインが出てきているところから主人公男と海夢さんの通っている高校はおそらく大宮か春日部方面、ジュジュ様の口から(撮影スタジオのある)新三郷駅の名前が出たりなど埼玉県民としては嬉しい限りだ。CVがダイの大冒険のダイやシャドウバースのカイと同じ種崎氏であることを知ったときは驚いた。声優様ってやはり尊敬できる・・・魔法少女になるのが夢って言ってたしこの作品の連載先もスクエニが出しているガンガンだし、案外ジュジュ様にも勇者の血が流れているのかもしれない。
総評
恋ちゃんを通じて私のようなタイプにとって日常系の女子キャラアニメは必要だということを改めて感じた。日常系はアイドル系やバトル系や世界観が殺伐としている作品ですり減った精神を安定させてくれるし必要だ。つまらないという奴は別のジャンルでも見ててください。そして恋ちゃん以外の4人も活躍に安定感があったのが嬉しかったり。いまいち目立っていないほのちゃは後半に期待と言ったところだが・・・
さて来季はほのちゃが継続でかぐや、愛ちゃん、ミカンちゃんの2期3期トリオが大活躍・・・の予定。新規ではヒーラーガール、可愛いだけじゃない式守さん、カッコウの許嫁を研究していくことにするかねえ。みんないい娘だといいんだが。そして愛ちゃんの扱いがすごく心配である。それと格言思いつかなくなってきたので企画変更。女子キャラの不幸をイナズマの影山のせいにするコーナー始めるわ。
今期の影山のせい
恋ちゃんの名前の由来が魚の鯉なのも
ほのちゃがあんまり目立たないのも
ちゃんなぎのアニメが8話で終わったのも
春歌がこれからどうなるか心配なのも
ジュジュ様が主人公男をストーカーしたのも
これらは全部影山の狂気のせいである。