車を運転しないと生きることすら難しい私の嘆き

Pocket

最近、若い世代の車離れが増えていると聞く。まあ私も免許は持っているが仕事場所には車を運転しないと行くことすら難しいし、ほぼ強制的に運転をすることによって最近は慣れてきているが。ただ、車離れを選ぶということができるのは都市部やある程度発展した場所に住める人間のみであると私は考えている。

今回は車離れができない私の嘆きを書いていくことにする。

私が車離れを選べない理由

理由1 周辺に大した店がない

最初にあげる理由はこれである。私の住んでいる場所は過疎地なのでろくな店がないのである。コンビニや薬局こそあるが、言ってしまえばそれだけしかない場所である。書店や服屋、ショッピングモール、家電量販店や100均ですら大きい隣町までいかないとない。その隣町までの距離は徒歩での往復で10kmもある。行って帰ってくる間に日が暮れてしまうだろうしその前に足が限界を迎えるだろう。

なのでそういうところに行くためには必然的に車を使う必要が出てくるのである。

理由2 車以外のまともな交通機関がない

次に私の住んでいる地域は車以外の交通機関に乏しいという理由がある。実際、この影響で私も車を使わないと仕事場に行くことができなくなっている。特に私が住む埼玉県の交通機関の特徴として縦のつながりが強い代わりに横のつながりがすごく弱いという特徴がある。東西に走っている電車路線はJR川越線、秩父鉄道と西武鉄道ぐらいしか思いつかない。

私の住む地域の電車?一時間に数本程度の鉄道しか走ってないよ?バス?市民バスならあるけどそれだと大して移動できないし、市外には行けないよ?5分で次の電車がやってくる東京や大阪のような大都市とは違うんですよ?

理由3 車を利用しないと仕事に行けない

前書きでも少し触れたとおりの理由である。かつては電車を利用しても勤務開始時間に間に合ったのだが、今年からの勤務時間の変更や(私の場合はコロナと関係なしに勤務時間が増えた)利用していた鉄道のダイヤ変更や理由2の電車の少なさも相まって、間に合う電車が無くなってしまったのである。

なので車を使わないと仕事に間に合わなくなってしまったのである。遠い場所に勤務している私も悪いのだが、派遣で色々な場所に勤務したがどことも相性が悪かった貧弱な精神の私でも続けられる良い職場なのでそう簡単に辞めるとも言いたくないのである。

田舎に暮らすと車なしでは生きていけない

今回私が挙げた理由はごく一部ではあるが、田舎の交通機関の貧弱さは今後問題にされるべきことであると考えている。東京ばかりが発展するから田舎に住む若い人間たちは東京を目指して上京し地方に限界集落が増えていき、県庁所在地のような場所までいかないとろくな店がない・・・東京一極集中はいずれこの国に恐ろしいレベルのしっぺ返しをもたらすだろう。

私は人間が嫌いなので人間のたくさん住む東京で暮らしたいとはあまり思わない。どちらかと言えば歩ける範囲に最低限の店があって、そのいくつかの店だけで生活が成立するそれなりに発展している場所で暮らしたいと思っている派だ。車は自分の住んでいるところから少し遠くに行きたいなと思った時ぐらいに使うようにするのが理想だ。

未だに限界集落のような場所に暮らす私としてはできれば鉄道を充実させてくれないものだろうか・・・と考えるときはあるが、過疎地の鉄道は次から次へと廃線になっていると聞くのでその現状を考えると希望は薄いだろう・・・嘆いたってなにも変わらないのは分かっているのだが。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク