いじめ関連のネットニュースやまとめサイトなどは悪い意味で白熱することが多い。というのも皆が皆持論をぶつけあってるからだ。いじめ問題について人間のとらえ方は原因と責任などの問題からいくつかのタイプに分かれると私は考えている。
今回は私がこれまで見てきたいじめ問題について語る人間の持論について書いていくことにする。
タイプ1 加害側が100%悪である
いじめる側に問題があるという持論を持っているタイプで私もこれに近く、実際にいじめに遭ったことのある人間の大半はこの考えを持つようになるのではないだろうか。私がこの意見を支持するのは自分自身人間どもに痛い目に合わされてきたことと、あいつが気に入らないみたいにいじめる側の個人的私情が身勝手すぎると思っているからである。
受け入れられないことがあれば精神を壊してでも追い詰めて改善を求めるような行為をしてもいいのだろうか?もっと他にやり方があったのではないだろうか・・・そんなことばかり考えてしまうがは普通から外れた要素や珍しい要素を持つ人間が普通じゃないからといって気味悪がって排他しか考えられない人間にそんなことを考えられる想像力は皆無だろう。
こういうことを言うとそんなの子供に求めるのは酷という意見もあるが・・・大人だってやってるわけだし、そういうことをいう奴は心の底から軽蔑する。
タイプ2 被害側にも原因がある
いじめの被害者側にも原因があると考えているタイプ。後述のタイプ3に比べればましだが、タイプ1の考えを持っている場合言い争いになってしまう可能性もある。しかもこの意見を持つ人間の話を聞いていると一見正当性があるように聞こえてしまう部分もあるので自分の考えを疑ってしまいがちになる。
問題は私からすればこのタイプはいじめ肯定派の排他主義の一見正しいようなことをしている卑怯者としかとらえられない。こういう人間がいじめが原因で自殺した子についてどう思っているのか知りたい。こんなことでも考えているのだろうか。
被害者側にも原因があるというのなら、いじめではなく窃盗や空き巣や万引きに置き換えて尚且つ自分が被害に遭っても同じことが言えるんだろうか。それなら勝手に自責の念にでも一生囚われていればいい。私はこの意見の人間とは正直関わりたくないし人間として見られないからもう関わりたくもない。
中には加害者が悪いということが前提で考えている穏便な人間もいるが・・・私から言わせればだからなんだよとしか思えない。
タイプ3 被害者に立ち直ることや改善することを強いるタイプ
タイプ2をさらに厄介にした私も死ぬほど嫌いなタイプで、いつまでも過去にとらわれて傷ついてないでないで前を向けと強要してくる奴が圧倒的に多く、過去にとらわれ続けているお前は悲劇のヒロインだと決めつけてくることもある。その方が人生をトータルで見た場合得なのは分かるが、私から言わせればそんなん知ったことかである。
正直私は子供部屋おじさんの記事でも書いた通り生きているだけでこんな苦しみに遭い続けるのであれば中学校で死んでおけばよかったと思っている10年以上も前を向けない状態が続いている人間なので、こういう考えの連中は心から軽蔑する。せいぜい同じ考えの人間とでも固まってろよクソッタレクソバイス人間がとしか思えないのである。
世の中に出るとき困らないように適合したい、努力をして改善していきたいという考えがある人間でない限りはこのタイプの言葉をまともに受け入れない方がいい。病みますので(実際に無理して実行して私は病んだ経験がある)。
嫌いなタイプの意見は無視していいよ
今回は3種類のいじめ持論のタイプを書いてみたが人間は複雑なものなので他にも種類があるのは間違いないだろう。違う意見を聞くと、自分は間違っているのではないかと疑ってしまうこともあるだろうが自分の意見を一番大切にしてほしい。また、ネットニュースのコメントに書かれている奴の多くは書いている人間が自分の経験や主観を元に書いているに過ぎないものである。
これらのことから私が言いたいのは自分が読んでて不快になった嫌いなタイプの意見なんて無視していいんだよってことである。
いじめというのはそれに至るまでに複雑な条件が絡み合っており100のいじめがあれば100のケースがあると言われている通り、以下の3つ内容がどう違うのかだけでも人間たちのとらえ方は大きく変わってくる。
・いじめを受けている人間が元々いじめ加害者側だったもしくは周囲に迷惑をかけていた
・集団(クラス、部署など)と同じ行動ができなかったりするなどで明らかに浮いていた
・いじめの原因が本人だけではどうしようもないこと(身長、金銭的に裕福など)かそうでないか
それに原因なんて成績が良い悪い、運動ができるできない、体系が太い細い、なんとなく気に食わないなどどんな理由であっても始まってしまう時は始まってしまうもの。だが、それでも私はどんな理由や原因があってもいじめを実行するという選択肢を選んだ人間を軽蔑することにしている。自分が受けて今でもつらい状態が継続して過食などを引き起こしているから。
やせてれば太れ太ければ痩せろ勉学できないなら成績上げろ、運動できないならできるようになれという言葉を用いる生存バイアスにとらわれている人間こそ真の敵だ。そしてこういう奴ほどどうせ加害者側を守られるから強くなるしかないと言ってくる。私はこれらの言葉はすべて
世の中に溶け込め適合しろ迷惑をかけるな不快にするなといういじめ肯定者や加害する側の自分勝手な持論として受け取らせてもらっている。すべての人間はそのまま生きる権利が生存権によってもたらされているはずなのに。
それにいじめ理論なんてどの考えを読んでいるだけも基本自分の経験による憎悪や憎しみのぶつけ合いなので心や精神がすり減って疲れてくるし、そもそもこの世に本当に正しいことなんて一つもないはずなのにこんな醜い議論が令和の今でも続いている限りはいじめも少年法の悪い部分もそれをネット私刑も恨みから復讐に走る奴も復讐に走るまでにはいかなくてもネット掲示板で調子に乗る奴も被害者を責める奴もいなくならないだろう。今のこの国は弱肉強食理論好きがはびこる情けない国である。
そしてこれらのことはいじめ以外のことでも当てはまる。自粛警察、政治厨、自称レベルの高いアニメ評論家による見下し・・・数えればきりがない。人間ってここまで醜い生物だってことにもう少し早く気づきたかった。
そして満足な資金もなく、いじめ後遺症で辛い思いをしている方々を支援できない私もタイプ3やいじめを受けたこともない外野の奴から見ればいじめは良くないって言うだけの偽善者にしか見えないんだろうな。あーあ世知辛い世の中すぎて人間なんかやってらんねえわ。
コメント
自分も2、3の人間とは関わりたくないですね。それにしても被害者ばかりが変わることを強制されるのはどうしてですかね。
矯正すべきは加害者の方なのに
二次元だけが癒し様 コメントありがとうございます。返事が遅くなり申し訳ありません。
おそらくはこの世界に存在している人間のほとんどが辛く苦しい経験を乗り越えることができた人間であるからだと思われます。それで自分が克服できたのだから他の人間もできるようになるという考えの人間が多いことが一番の原因のような気もします。あとはこの国の醜い隠ぺい体質のせいですね。乗り越えられなかった場合自殺という選択を選んでしまうことも多いでしょうし・・・自殺を選ばなかった場合は私のようにグダグダと生きたり、働けなくなってしまうのだから、被害を受けた側を積極的に助けた方が何倍も特になると考えていますが、教育機関が腐敗している人間だらけなので悪しき習慣に気づくまであと100年以上は必要でしょうね。
それと、加害する側は何を言っても変わらないのだから、自衛という形で自分を守るために被害者側が変わることが大切だという意見をどこかで見たことがあります。まあ、確かこの意見を見たのも無料質問サイトという毒に満ちた場所だったのであまり信用しない方がいいでしょう。そのような人間は私たちのような立場から話が通じる人ではないのでそのような意見を見たらサイトをブロックするもしくは絶対に行かないようにした方がいいですね。あまり答えになってなくてすいません。