なぜネット掲示板や質問サイトでは批判・否定意見が目立つのか

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インターネット掲示板や質問サイトにSNS。それは、手軽に交流ができる便利なシステムであるものの、裏では批判に人格否定、時には暴論を投げつけてくるような最低の人間と出くわすことも多い。この様な人間に出くわしてしまうのはなぜなのだろうか?

それは近年になってインターネットの発達により、元々掲示板や質問サイトを利用することもなかったタイプの人間がSNSを通じて参入してきたからなのである。更にインターネット掲示板や質問サイト特有の著名制やハンドルネーム制を利用して自分が世界中の誰だかわからない状態で暴言を吐くのである。2chやyahoo知恵袋の発達障害を非難している人間やいじめられる方が悪いなどと言う発言をしている人を見てみればそれが分かるだろう。

ネット掲示板の世界は法律が働いているように見えて働いていない無法地帯なのである。

ネット掲示板は好き勝手発言してもとがめられない無法地帯

ネット掲示板という物は好き勝手に発言をしてもとがめられない場所であり、大きな事件にならない限り警察に逮捕されることもない。ネットでの誹謗中傷は犯罪とされており、大きな事件になってしまった場合は逮捕された人間もいる。

ただ、掲示板には○○は死ねだの○○な奴は気持ち悪いだの、○○な奴は消えろだの自分が普通もしくは強いと思い込んでいるような人間の書いたと思われる言葉が大量に並んでいる。挙句の果てには私のように障害を持っていたり運動能力などが低い人間には努力して社会に適応しろよというような説教までしてくる人間もいる。

普通の人間の領域に入れないたちのほとんどは色々なことを試している。運動能力や会話能力が欠けていても、勉強のできる人間はレベルの高い学校を目指したり、特技のある人間はその特技を磨いたり、時には無理して精神に負担をかけてでも苦手な分野を克服しようとしたりと・・・それでも成功が1度もできずに失望してしまう人間もいるのである。好きでダメ人間になっている奴なんか進んでダメになろうという奴以外にいるはずがない。

そんな人間たちに向かって上記のような暴言を掲示板に書いてそれを苦しんでいる人が見てしまったら・・・やっぱり私はダメな奴なんだと思ってしまい余計に苦しむ羽目になる。発言した側の大半は「俺はダメ人間たちのためにいいことをやっているんだ。」と得意げな気になっているはずである。何気ない匿名での発言が人を傷つけているのも知らずに。

私から言わせてもらえば人を傷つける発言をするお前らが一番のダメ人間だよ。

しかもそんな暴言が書かれただけでは傷ついたとしても受け流せだの無視しろだの言われる。これらの事からわかるようにネット掲示板というのは普通の立場に鼻をかけて暴言を吐きまくっているいじめ人間が支配している無法地帯なのである。私のような障害持ちやいじめ経験のある人間が見たところでさらに傷つくだけなのである。

掲示板で暴言が目立つ理由

掲示板でなぜ暴言が目立つのか。なぜなのかというと匿名性というのが一番大きいと思われる。実名を伏せているからこそ好き勝手な発言ができるのである。精神が病んでいる人に向かって精神病は甘えと言ったり、いじめで不登校になってしまっている人にそんなんじゃ生きていけないなどと言う的外れな説教だってノーリスクで簡単にできてしまう。

それに暴言を吐く人間は実社会では無害な人間に見えて人目のつかないところで気に入らない奴に嫌がらせをしたり、裏では人の悪口をしょっちゅうのように言っているなど自分の考えとの違いを受け入れられずに自分と違う考え方を持っている人間はすべて頭がおかしいと認定する奴が多い。例を挙げれば恋愛が嫌いだと言えば恋愛したくないとか頭おかしいんじゃないのなどと言うなどの例がある。

また、そういう人間に限って自分が一番正しいと思い込んでいる事が多く、これまで批判や否定されたことのない場合もあれば、いじめや迫害には合っているが周囲に合わせることで克服しており克服していないいじめ被害者を批判するようになってしまった場合もある。

これらの人間はストレス発散や気に入らない人間を批判することによって自我を保っていることが多く、現代社会はただでさえ能力のない人間や弱い立場の人間は生きにくい。そういった人間は多いので自然とその意見が多数派の意見となり強い発言力を持つ。

そして強い発言力となった人を傷つける言葉は多くの人間の支持を受け、それが当然のように言われるようになる。暴言が目立つのはその言葉で多くの一般人の指示を得られるからなのである。その力は私1人がそれは間違っていると言い続けても揉み消されるぐらいに大きい。

無法地帯に転がっている意見など自分にあったものを選べばいい

以上の事からもネット掲示板に転がっている意見など、無責任な思考停止人間が自分の経験を元に書いているだけで読み手のことを考えているなんてことはほぼないと言える。私もその無責任な言葉の暴力に何回も傷ついている。

私はこのサイトに書いている内容は基本的にいじめに現在進行形であっている、もしくは後遺症で苦しんでいる人間、発達障害で周囲にうまく溶け込めず苦しんでいる人間、などへ向けて自らの経験を元に書いている。

記事の最後の方によく書いている主張は優しいものは苦しんでいる人間に向けて書いていて、強気なものはいじめ加害者(すっかり忘れているであろう元加害者も含む)や差別をする一般人に向けて書いている。人間全員を納得させる内容など作れるはずもないのだから、それなら私と同じような人間の助けに少しでもなればいいと思っている。

ネット掲示板の無責任な意見など自分に合っているものを勝手に選んでその言葉や内容を参考にして力に変えるのがいい。○○は気持ち悪いなどというという言葉に傷つくのであればもうそんな意見は見ずに自分が納得できる意見だけを参考にすればいいし、いっそネット掲示板の意見なんか参考にする必要などない。書いている人間のほとんどはストレス解消のために弱者に暴言を吐いている無責任な救いようのない人間なのだから。

今回のまとめ

・ネット掲示板はどんな人間であっても相手を傷つけられるような言葉を吐いても大事にならない限りとがめられない無法地帯である。

・大事にならない限りは逮捕されないので、それを逆手にとって暴言を吐く人間もいれば人を馬鹿にするような発言をする人間も多く存在する。

・お前のためを思って言っている=救いようのない人間の自己心酔

・傷ついた意見など参考にせずに読んでいて自分が納得できた意見だけを参考にするようにしよう。

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コメント

  1. 明菜 より:

    初めまして。ブログを読ませてもらいました。私もネット掲示板などでの暴言に傷ついたうちの一人です。私の性別は女ですが、ネットでは女叩きが特別ひどく、傷ついて心が病んでしまいました。今でも苦しんでいます。この記事を読み、ネットでの意見と向き合いどのように気持ちを整理したら良いか、参考にしたいと思います。ありがとうございました。

    • ジョニー小林 より:

      明菜様 コメントありがとうございます。
      ネット掲示板で傷ついてしまった経験をお持ちなのですね。掲示板という物はある一定の対象を誹謗中傷したり自分勝手な暴論をまき散らしてにストレスを解消する人間が非常に多い場所でもあるので、毒の溜まる場所です。一番良い方法はそこに行かないということなのですが、やはり欲しい情報を得るためにどうしても利用する必要があるなどという時もあると思いますので、暴言や誹謗中傷は無視して自分の考えに合った発言や意見のみを取り入れるのが一番だと私は思います。私の考えが役になってくれたのならよかったです。