箱推しという作品のキャラ全部を推すことについて思うこと

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一つの作品のすべての女子キャラが好きで平等に愛を注ぐことを一般的には箱推しというらしい。逆に1人だけ推しを決めてその子にだけ愛を注ぐことを単推しという。基本的には集団であるアイドルグループで使われる言葉だそうだ。

この箱推しができる人私は器がとても大きいのだろうしある意味すごいと思う。なぜなら私には絶対できないと思っているからだ。今日はそんな箱推しについて思うことを書いていく。

私が箱推しできない理由

私が絶対に箱推しをできない理由、それは・・・

作品の女子キャラクター総数が増えた現代においては、必ず1~3人ほど生理的に無理な価値観を持った個体、つまり必ず苦手な娘が作品ごとに必ずいるからである。

例を挙げると私の場合は推しと敵対する子や自分の価値観と正反対の考えを持っている子が無理である。前者に関して言えば、敵対の理由は大半が恋愛関係であることが多かったし、推しの幸せを願えば敵対する子の幸せはなくなるわけだし、その逆もしかりだと言える。後者に関しては私の場合、その子の厳しい説教の言葉を聞くだけでフラッシュバックが発生することもある。

箱推しできない奴は心が狭いんだろうか。私はそんなことはないと思っている。他のキャラへの興味がない代わりに推しへの愛情を一心に注ぐことができるからだ。

単推しは直列繋ぎで箱推しは並列繋ぎだと思う

ここで単推しと箱推しを電池を用いた電流の流し方に例えてみよう。

箱推しは全員に平等に愛を注ぐので並列繋ぎ、単推しは推しにだけ愛を注ぐので直列繋ぎだと思う。

並列繋ぎのメリットは電池が1つ外れてしまっても電流を流し続けることが可能であるということだ。つまり箱推しの場合作品の誰かが離脱してしまっても他のキャラがまだいるのでその作品を見続ける理由が消えないということである(ただ、その離脱したキャラが全員の中で一番好きだったりするとまた理由が変わってくるが)。その分平等の愛を注ぐことになるのでキャラごとへの愛情は薄くみられがちとなってしまう。

直列繋ぎのメリットは電球を明るく光らせることができるということだ。つまり単推しの場合箱推しに比べて1人しかいない推しに対して強い愛情を注ぐことができるということである。その分推しが離脱などでいなくなってしまうと、それだけで作品を見る理由が消えうせることも多くその時点でその作品のアニメの視聴を打ち切ることになってしまう。私も推しの死亡や離脱などでそのキャラがいるアニメ作品の視聴を辞めたこともある。推しのいない世界に希望なんてないし、推しを変える気もそんなに起こらない性分なのでね。

箱推しはキャラの仲に不備がない場合だけできるもの

ある作品にABCDEの5人の女子キャラがいたとする。ABDEの4人は仲が良く、主人公男を取り合う仲だがCは主人公男に興味がなく、ABDEと対立している立場にある作品があったとする。

この状況でCを推しにしている人はCと敵対しているABDEに興味を持つことができるのだろうか?逆にABDEを推しにしている人は敵対しているCのことを受け入れられるのだろうか。これはかなり難しいのではないかと私は思える。

女子キャラクターのアニメの人間関係には共生、対立、孤立の3パターンがあると思う。

共生=登場する女子キャラクターに敵対関係がなく、協力し合っている状態。

対立=男などを巡って女子キャラクターが単独もしくは複数の集団で敵対関係にある状態。


孤立=女子キャラクターたちが協力も対立もせず、単独で独立している状態。

箱推しなんてできるのは女子キャラクターたちの関係が共生の状態で尚且つすべてのキャラに悪い印象がない状態の時だけだ。その時初めてすべての女子キャラに対して好きであるという気持ちを持つようになるのだろう。

結局私が言いたいのは、箱推しができる人って心が綺麗なんだろうなということ。私は女子キャラの研究をしているうちに全員に愛を平等に注ぐことは無理だという結論に至ってしまっているし、最近は年を取ったせいかキャラのえり好みがものすごく激しくなっている。

私の場合、推しに対していじめまがいのことをしている奴や高圧的に接しているような奴にはアニメ見ててもものすごく噛みつく。
原因に私の推しキャラにビビリ系や弱気系が増えてきているというのもあるのだが・・・りんりんちゃんとか勇気ちゃんとか佐倉ちゃんとか。だけど弱気系って自分の孫にしたいぐらい可愛いんだから仕方ないじゃない。そんな私のような奴がいる中で作品のすべてのキャラに対してみんな大好きだよとか言えるのって、心が綺麗なんだろうし羨ましいものだ。

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