前回までで中学校時代に受けたいじめについて書きつづった。今回からは高校時代について書いていこうと思う。
願書がうまくかけず担任ともめたものの私はなんとか偏差値は低いが真面目な人間が多いという埼玉県のとある県立高校に入学することに成功した。しかし、真面目というのは別の意味・・・愛想がいいというだけの真面目だったのである・・・蓋を開けてみれば体育会系がはびこる地獄の学校であった。
高校になっても逃れられず新たな地獄のはじまり
私の入学した高校は勉強よりも運動に熱心であり、体育会系が多く集まる高校だったのである。実際に私の1年生の時のクラスは私を除く男生徒全員が運動部に所属しているというとんでもない構成だった。
運動が大嫌いな上に太っている私は当然責められる対象になった。しかも、私と同じ中学校からついてきたやつが私がポケモン好きであることをクラスにばらした。それによってちょっかいを出される頻度が増えた。
それに加え、私はとある文化部に入部したのだが、私が入部したとたんに先輩たちが全員退部したので知識ゼロの状態から私が部長をやらなければならなくなり、クラスの体育会系にちょっかいを出されながら、文化祭での手続きが分からず、担当の先生に怒られながら部を運営をしなければならないという2重苦に襲われた。
高校1年生の時にされたことは以下のようなものがある。
- ポケモン好きをばらされたがために私と体系が近いという理由で男のほとんどからカビゴンと呼ばれる。
- 運動ができないので体育で最低限(彼らの言う最低限は私の限界よりはるかに上)の力も出せない場合は全員から攻められる。
- 最悪の元友人だった男に目をつけられ、何度も裏切られる。
- 私が勉強で結果を出せば、お前調子に乗ってるんじゃないぞとクラスのほぼ全員から攻められる。
中学校ほどの悲惨さはなかったものの、それでも苦手な部分でうまくいかなければ責められ、得意な部分で結果を出しても責められる。そんな状況に置かれていた。それに加え部活の運営や部員たちの出席を安定させる工夫も考えたり、一部の教員からの信頼は得られず苦痛な気持ちで生きていた。特にテストで100点を取り、それを発表されたときにはみなすごいなどという言葉ではなく、「お前調子のってんじゃねーぞ!」や「なんでお前が100点取ってんだよ。」などとクラスの連中に怒鳴り散らされるばかりであった。
クラスの人間や一部の教員を敵に回しながらの生活は辛く、なんども死んでしまおうと思った。しかし、家や周囲の人間に止められ、不登校にもなれなかった。
私は人間たちからぶつけられる鬱憤を解消するために食べることに走った。私は食べること以外にイライラを解消する方法がなかったのでイライラがなくなるまで食べるようにした。ものを食べているときだけはイライラを忘れることができたからだ。ただ、この行為はのちに私の体をむしばんでいく原因になり、精神病に陥っていく原因にもなったのだが・・・
今回はこの辺にします。