ウイルス騒動の影響で本来の主力であったていぼう日誌が休止となり、少年女児向けも多くが休止(少年女児枠は全員6月末までに復帰してくれたが)、大幅に予定変更をせざるを得なくなってしまった辛い。
結局かぐや2期と偶然録画が入ったかくしごとを見つつ苦手ジャンルであるスポーツ系の球詠をメインに据えることになった。メガミマガジンで確認する限りはていぼう日誌以外の異世界系などの作品のほとんどは普通にやってるみたいなので悲しみ(女子キャラが出ない作品は知らん)・・・なので今回はこの推し評価を見送ろうかと思ったが、復活を宣言した以上書かなければ。それが女子キャラに向き合う研究家のやることだ。だから書く。
それと、今回から少年女児枠で魅力的な子がいたら記述していこうと思う(少年女児枠は入れ替わりが深夜枠に比べて少ないうえに)。こちらの評価方法は
・満足評価を基本的につけない
・JKであることにこだわらない(少年女児枠の女子キャラは小中学生が多いので)
・メインディッシュ的存在にはならないあくまでJK女子キャラのサポートというかアシスト
などの制約を設けてやることにさせてもらう。あくまで私のメインはJK女子キャラの作品なのだから。
目次
前期(2020年4月期)推しキャラクター
武田詠深・大村白菊
登場作品:球詠
キャラクター:40/40満足 扱い:25/40満足 構成:10/20 総合:80満足(A)
CV:本泉莉奈氏(白菊さん、HUGっとプリキュアの薬師寺さあやさんなど)、前田佳織里氏、(詠深ちゃん、ラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の桜坂しずくちゃんなど)
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詠深ちゃんは特殊な魔球を投げられるが、中学時代に本気で野球をやりたくない仲間たちに馬鹿にされてつらい思いをしてきた主人公。意外に文武両道で成績が良いのがいい感じで高めのボイスが可愛らしい。新越谷高校で球ちゃんと再会できていなかったら互いにどうなっていたか・・・想像したくもない。とはいえ、こういう運命的な再開好きよ。6話で6月4日生まれであることを知った・・・おめでとう!7話でもし野球部ができなかったとしてもキャッチボール部を作る~という可能性について話していたが、ガチ野球アニメでなくそんな風なゆる野球アニメだったら日常系に分類できるし、日常系が得意な私ももっと向き合えたかもしれない。とはいえ、そのルートだったら後から集まってくれたメンバー(藤田ちゃん、川崎ちゃん、のんちゃん、白菊さん、先輩2人)とは関わらずに終わった可能性が高いんだよな・・・それを考えると思い切り野球ができる環境になってよかったのかもしれない。タピオカ強調EDでは普通に飲んでいる。
白菊さんは剣道を極めた和風な清楚系令嬢。その見た目から騒動できないほどのパワーを誇り、球がバットに当たりさえすればホームランを狙えるレベルの強力な存在。その力を目の当たりにした野球経験者ののんちゃんに勝手にライバル視されている。ただ野球初心者なので当たらなければ怖くない上に出番は少ない。中心人物じゃないからどうしようもないけど。チームメイトの藤田ちゃんとは苗字的に組み合わせるとトータルテンボスである。妙にタピオカを強調したEDではタピオカティーを片手にUFOキャッチャーをやっている。高校生になって抑圧されていたのが爆発して目新しいものは何でもやってみたくなる性分なのだろう野球に対してそうであったように。集団競技に興味を持っていたのが野球部に入ることにしたきっかけだそうだが・・・野球よりサッカーやろうぜ。彼女のような清楚系令嬢が野球などのスポーツをやっているのは人間の世界では例を見ないが、その一方でメガミマガジンでは野球アニメ作品特集がされていたが紹介されていたどの作品にも白菊さんのような清楚系令嬢が必ずチームにいた。女子キャラらしいビジュアル女子キャラが活躍で来るのも女子キャラが野球するアニメのいいところなんだろう。
彼女らは埼玉発の野球アニメの女子キャラたちであり、舞台は越谷南部の新越谷である部分が評価できる。(1話で詠深ちゃんと川口姉妹の会話から越谷レイクタウンの存在が確認できる)。ライフル・イズ・ビューティフルや恋する小惑星に続き埼玉を舞台にした作品なのでそういった作品が増えているのは嬉しい。対戦相手も川越だの影森(秩父の辺りにある地名)だし、試合会場も私も行ったことがある大宮公園の野球場・・・私からすれば親しみがある場所ばかりだ。今後も埼玉作品が増えていくことを祈っている。
作画が悪いと言われているが、それでも休止せずに生き残ってくれたんだからその辺りも評価した方がいいような気がするのだが・・・とはいえ、作画をまったく気にしない私でも入場行進の歩き方には違和感を感じたけど。野球アニメとしてみれば優秀との評価もあるが、私は部活的な暑苦しさや女子キャラが苦しそうにしている場面、更にスポーツ自体が好きじゃないのでその辺は評価しないこととする。まあ9人ちょうどの人数だったので誰かがベンチにならない分シンデレラナインよりは良かったかもしれない。
推し以外のお勧め
藤田菫・・・見た目はかわいい感じだが落ち着いた性格のしっかり者。EDでお菓子作りもしくは料理しているような描写が見られるがそういうのが趣味なんだろうか。藤田ちゃんの作ったお菓子私も食べたry
千田奈留
登場作品:かくしごと
キャラクター:30/40満足 扱い:20/40満足 構成:15/20 総合:65満足(B)
CV:逢田梨香子氏(戦×恋の早乙女四乃ちゃんなど)
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アイドル志望のJK。絵も得意で休日に絵画教室で絵を教えている。私も教わりたいもんだぜ。サブキャラなのであんまり出番はなく、下記(推し以外のお勧め)のところに書いた2人の方が出番多い。至る所で急に出てきてくれるのは助かるが。OPで楽しそうに電話しているのが可愛い。
なお、この作品のキャラたちは久米田先生の作品らしくほぼ全員の名前が何かしらの意味を示している(絶望先生が糸色望で絶望になるみたいに)。奈留ちゃんは何を指しているのか考えたがせんだなる→せんたなる→センターになる→アイドルのセンターになる!ということに気づいた。センターになるを名前に組み込んでしまうなんてすげえや。OPがflumpoolでEDが飲料のCMにも使われている君は天然色なのも豪華さを感じる。
この作品自体は下ネタだらけの漫画を描く父可久士が娘の姫ちゃんに対して何が何でもばれないように徹底的に隠すという内容なのだが・・・隠し事と書く仕事をかけているのがいいね。漫画家も内容によっては隠し通さなければならないのか・・・シビアな世界やで。
姫ちゃんがJKぐらいに成長した後の話も交互に挟まれており、そちらの世界では登場人物の目に生気がない描写がされている。描写を見る限り未来の世界では可久士は奥さん関連のことで漫画を描けなくなって漫画家を辞めて、倉庫作業員になったときに事故にあって昏睡状態になってしまったのか・・・奈留ちゃんはアイドルのセンターになれているといいなと軽い気持ちで思っていたら未来世界では可久士の事件を調べるために週刊誌の記者になっていただと・・・なんかすみません。
推し以外のお勧め
墨田羅砂・・・ふんわりした見た目が可愛い可久士のアシスタントの一人。11話で大学がどうのこうの言ってたので大学生で成人以上だろうけどカワイイ。名前をよく読むと墨垂らすなになる。ベタ塗りの墨を垂らしてしまうなら、デジタル環境にしてあげればいいのに。未来世界では漫画家になるつもりはないらしいとキャラ紹介に書かれているのに「黒塗りメイドのおしごとは」という作品を描いているマンガジンの看板作家になっていた。
橘地莉子・・・姫ちゃんの友人の一人。名前をよく読むときっちり子となり名前の通りきっちりした性格。そういえば絶望先生にも彼女と似たような見た目で木津千里って名前の子がいたような・・・調べたら元ネタが彼女なんだそう。たぶん種子って名前の姉がいるんだろう。未来世界ではJKの姿も登場するよ。
少年女児枠
日向ゆめ
登場作品:ミュークルドリーミー
CV:村上奈津実氏(ラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の宮下愛さんなど)
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日曜のユメミミコンビの片割れで今期の実質上の主力でもある。空から降ってきたみゅーちゃんを拾ってパートナーとなったことで皆の夢の中に入れるようになった。しかも女子キャラの中では唯一ドリームパートナーの力で夢の中に行くことができるという主人公特権まで持つ。サンリオの女児向け作品は2年ほど前にリルリルフェアリルがTOKYOMXに移動させられ半年で終了したことで中断していたので復活は嬉しいものだ。
ゆめちゃんは金髪のクルクルヘアーという明らかにお嬢様みたいなビジュアルなのに性格は元気系という意外性が良き。チア部所属でイケメンの先輩に惚れているが幼馴染の男もいるため最終的にはそっちといい感じになると思われる(女児向けアニメの主人公は序盤はイケメンな先輩かっこいいと言っておきながら終盤で幼馴染男の気持ちに気づいてそっちと恋人同士になるというパターンが多いので)。中間テストの話で嫌な顔をしていた上にわざと手を抜いても赤点を取れないテストで赤点を取ったので知力には自信がないようである。それでもこれからの活躍に期待が持てるので期待しているよ。
・・・などと思っていたら13話からレギュラーになるときわの相棒であるねねのCVがミミ様役の高野氏であることが発覚。夢の中に入れる女子キャラがゆめちゃんだけであることを考えると同じ世界でユメミミコンビが共演することになってしまったという・・・これは奇跡だな。
4月末に休止になったが5月31日から復帰で少年女児枠の中では一番早く復活してくれた。ありがとうゆめちゃん5月末は胃が死にかけていたから助かった。
サリー・ランド
登場作品:ゾイドワイルドZERO
CV:千田葉月氏(私が見る限りではサリちゃんが初)
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別名金曜日の天使。ゾイドワイルドZEROはあの伝説級のクソアニメイナズマイレブンオリオンの刻印の後番組だったりする。当時、イナズマオリオンの内容のクソさで傷ついた私はもう少年向けなんて捨ててやるぐらいの気持ちでおり、後番組のゾイドワイルドZEROも観る気は全くなかった。しかしある時気まぐれで1話をつけてみたら・・・あれ、フード被った病弱っぽい可愛い女子キャラおるやんみるわとなって今に至る。千田氏の癖のある声がなかなか好きだったりする。
フードの付いたあの服の構造が気になるがどうなっているのか気になってしょうがないのだが、どんな感じなのだろうか。フードの部分が上着で中身はボディースーツのような感じになっているのだろうか。サリちゃんの魅力はあの独特な癖のある声により生み出される叫び声だと思っており、「レオ!」だの「嫌あああ!!!」だの叫んでいるだけでかわいさを感じてしまう恐ろしい子である。週の終わりの金曜日の癒しには最高の存在だ。
ゾイドワイルドZEROは5月22日を最後に休止に入ったが、6月19日に復帰が決定。ミュークルドリーミーと同じ1か月での復帰になった。
太刀川ミミ(新)
登場作品:デジモンアドベンチャー:
CV:高野麻里佳氏(ひなこのーとの中島ゆあ様など)
日曜のユメミミコンビの片割れでわがまま暴走超特急なやべー奴と思ったらそんなことなかった。旧作のこの子は私を女子キャラ研究に引き込んだきっかけでもある。旧作新作共にキャラデが非常に優秀。とはいえ、正直旧作の方は最後のシーン以外は扱いが悪いという判定を出しているのであまり見ようとは思わないが(公式ページの紹介で役立たずと書かれる、ミミ様が出番ない回ほど面白い、メインキャラの中で唯一闇を抱えていない、続編の02ではアメリカに飛ばされるなどなど)。
やっぱりあの性格に問題が・・・終盤まで良い面が引き出されないところもあったし、大昔にプロデューサーに嫌われていたって話も聞いたことがあるけどこれまでの扱いの悪さを考えると本当なのかもしれない。制作側が自分で生み出した女子キャラを嫌ってどうするのか。研究家としては非常に腹立たしいものである。
今作はIT企業の社長令嬢にコンバートしたようなのでお嬢様設定を存分に活かすことができるだろう。SNSが発達した世界観になったので何よりも映えを重視するような自分勝手なタイプになってなきゃいいが・・・
なお、私はいまだ新作のミミ様と会えていない(出番としては1話に少しだけ映ってる、あとOPに2か所、EDに1か所。EDは逆光で暗くなっているので顔見えない)。というのも登場する前に休止に入ったからである。6月28日から放送再開したものの、その4話でも出番はなく今期中の出番は絶望的に。他のメインキャラ7人は3話までで全員セリフあったんだから出し惜しみしないでほしいし背景にいる程度の扱いでもいいから少しはしゃべってほしかった。なのであまり踏み込んだことは書かないことにする。他メインキャラとのつながりも薄いし、どうやって合流させる気なのだろう・・・?そもそも、出番が来ていないのに今期に書くべきだったのだろうか。7月5日放送の5話の最後にボイスなしで出演。7月12日での登場が確定した。普通に放送されていれば5月10日に出番が来たはずだった。
CVを担当する高野氏のキャラは何人か知っていたので予備知識として高野氏のキャラの声を聴き、どんな感じになるんだろという予想をした。声的に一番近そうなのはさいころ倶楽部の高屋敷綾ちゃんだろうか?性格面を考慮するとゆあ様の方が近いような気もするが果たしてどうなるのか・・・?
7/12追記:無事この日を迎えることができ、ミミ様を見ることができたが・・・素晴らしい。悪い部分を多少残しつつもよい部分は大幅に残した良キャラになっていた。今までは登場しなかった利益を考えず自分にできることをする立派な人間である太刀川重工の会長である祖父も追加されていてミミ様からも良家の令嬢らしさが出ている。やはり、お嬢様キャラとして足りなかったのは社長令嬢の立場と立派な身内から教わる教えだったのかもしれない。
高野氏のCVもマッチしていてよい感じ。ほぼ綾ちゃんと同じ声ともいえるけど。今後の展開次第では悪い部分が薄まっている状態が続けば旧作以上の扱いは見込めるかもしれない。まあ期待しすぎもよくないか。
天宮ミモリ・黒羽アリス
登場作品:シャドウバース
CV:本渡楓氏(ミモリ、こみっくがーるずの小夢さんなど)、小倉唯氏(アリス、俺が好きなのは妹だけど妹じゃないの氷室舞さんなど)
別名火曜日の女神たち。少年女児枠の上記3人+ゾロリ+ていぼう日誌の休止によって致命的なダメージを負った私はどこかに放送休止していない女子キャラがいないかはい回って探した。しかし見つからずに絶望にくれていた時、仕事の帰りの火曜日に金曜日はゾイドワイルドZEROがやってるけど、火曜日のこの時間テレ東は何のアニメやってんのかなって思いTVを付けたら小倉氏のボイスで
「お兄ちゃんお姉ちゃーん!」
なんてセリフが聞こえたもんだから見てみると可愛い衣装の女子(アリスちゃん)の姿が・・・えっ、ナニコレカワイイ・・・しかも観客席に王道なビジュアルの女子キャラ(ミモリン)がもう一人いるし、2人ともアイキャッチやOPEDの男どもの中にレギュラーとして混じってるだと・・・はい、見ます。これが5月末ぐらいの時の出来事であり、見たのは8話だった。この奇跡が精神的苦痛を和らげてくれたのは間違いない。そこから4割ぐらい回復し今に至る。
ミモリンは自分が普通であることを気にしているようだが、女子キャラの王道ともいえる可愛らしいビジュアルをしていてそこが強みでもあると思う。貴方はそのままでも十分魅力的よーと伝えたいところ。最近は癖の強い女子キャラが増えていてその魅力で勝負する女子キャラクターが増えているのでミモリンのような癖のないタイプは現在の女子キャラクターの中では希少価値がある。
一方アリスちゃんはかわいさ重視のアイドルでありながら怖い物好きではあるが、アイドルという立場ゆえに自分の好きなようにできず、その特別さにも嫌気が差している模様。OPでスケルトンレイダーを出している描写があるのでいずれは自分に正直になるんだろう。ミモリンとは真逆の悩みを抱えているのもすごくいい。
シャドウバースは運よく休止にならなかった。作り続けてくれた制作陣に感謝である。それにしても、女子キャラ率(女子キャラ8:男2ぐらい)の高いホビーアニメとかモンスターアニメとかカードゲームアニメとかやってくれないかな。そういうのがあれば私見てみたいんだけど。女児向けにも普通に男がいる時代なんだからさ。
総評
今期はかぐやと詠深ちゃんに白菊さんと奈留ちゃん、そして少年女児枠の子たちのおかげで何とか持ちこたえた。それと私にとって女子キャラとの出会いが生命維持装置であり生きる原動力であり失ったら心が最低のレベルまで荒れることが改めて分かった。
この意見、大半の人間には過去作品見ればいいだろ馬鹿馬鹿しいと思うかもしれない。しかし、私は常に新しい女子キャラを求めて行動しているタイプなのである。このサイトに来たからにはそういう風にしないと生きられない、生きる意味を感じられない奴もいるんだ程度のことは頭の中に入れておいてほしい。
そして来期だが、来期にていぼう日誌が復活することが決まったおめでとう!しかし、今度は来期の主力予定だったおちこぼれフルーツタルトが延期・・・仁菜さん・・・この結果、私は笑えん。ここ数年7月期はJKの女子キャラ作品が豊富な時代でもあったのだが、相変わらずドラマっぽい作品やファンタジー系の作品が多いし今年は悲しい夏がやってきそうだ。当分少年女児枠の子たちに世話になる必要がありそう。メインコンテンツはJKの女子キャラのじゃないとだめなのよ・・・コロナのせいで私の人生滅茶苦茶。今年は2020選抜チームを作ることすらできないかもしれない。虚しい。
これはもう自己の世界を確立して版権作品にばかり頼るのもそろそろ避けた方がいいのかもしれない。だが、写し描きですら小学生以下のレベルの画力でどれだけ練習しても絵が描けないことが判明した私に何ができるのか・・・やっぱだめだ・・・
今期の格言
本当に愚かなのは休止せずに残ってくれている子たちから目を背けることだ。