2019年10月期の推しキャラクター

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女子キャラはいるし優秀なキャラデザインの子が多いけど、積極的に見たいと思える作品があんまりない。そんな気持ちを感じた令和元年最後のクール。もうただ可愛いだけの女子キャラが活躍する時代は終わってしまったのだろうか。

ライフル・イズ・ビューティフルと神田川JETGIRLSは年内に完結しなかったので今現在時点での感想になります。

前期(2019年10月期)推しキャラクター

姪浜エリカ

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登場作品:ライフル・イズ・ビューティフル
キャラクター評価:40/50満足 扱い評価:49/50満足 総合:89満足(A)
CV:南早紀氏(八月のシンデレラナインの野崎ちゃんなど)

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射撃部のエース(一番実力があるのは雪緒ちゃんだが)と言っても過言ではない高い銃撃の腕を持つ分かりやすい強気系。一番になりたい欲だけは強い上に脳筋とインテリを両立しているとんでもない子。

物言いがきつい所はあるが悪いことはしない。それがエリカ様なんだ・・・と信じたかったが、かなり説教くさい上に私でも引く発言を平気でするし雪緒ちゃんに対して相当厳しく勉強を教える、イズミンさんにひかりを甘やかすから悪いなどと説教している。女子キャラそれぞれで価値観違うからあまり言いたくないけど、私はエリカ様には勉強を教わりたくないな。私は強気系は好きだけど、人を傷つけるような言葉を平然と言うのはちょっと引く。

こんなんだが優しい所もあり、使わなくなった練習着をひかりたちにあげたりしている。簡単におだてに乗って調子がよくなったりと単純な一面もある。野球が好きなようで、所々野崎ちゃんを意識しているように見えるのは気のせいだろうか。

ロシアのハーフのようだが、髪色が赤茶系で性格も強気系なので気づきにくい(女子キャラ世界のロシアハーフの大半が金髪銀髪で性格もクール系が多いせいだろう)。最初ヨーロッパ系(イギリス、スペイン辺り)のハーフだと思ってた。ロシアも首都のモスクワがヨーロッパの近くではあるが。あと某エヴァのアスカに似ているとの話もあるが・・・あの見た目かつ強気レベルならなんとなく分かる。とはいえ、想定からだいぶ外れたとしか言いようがない。

推し以外のお勧め

紺野小桜・・・伊勢丘高校の部長でエリカ様らとは真逆ののんびりした環境で射撃の腕を培ったので温厚。他の連中と違ってガツガツしてないのも○。嫁に来てくれーとか彼女に言っていた予選落ちの友達2人には旅行に行かれて独りぼっちで決勝に向かう羽目になってしまうなど結構不憫。見た目がこけしに似ているとか言ってはいけない。なお、原作の彼女はまた違った雰囲気を持っているので見比べてみるのもいいかも。

聖瑞姫

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登場作品:厨病激発ボーイ
キャラクター評価:50/50満足 扱い評価:41/50満足 総合:91満足(S)
CV:赤崎千夏氏(女子高生の無駄遣いのバカなど)

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シンプルな雰囲気が可愛い主人公女子。天候初日に眼帯着けてた影響でヒーロー男にピンクだ!と目を着けられた結果、中二病全開の男どもに振り回される日々を送ることに。見ていると時折心配になったりもしたけど男たちの人助けに付きあってあげる所に優しさを見いだせる。

その過程で男たちの事を理解していき、7話でヒーロー部に正式に加入したり、CVヒロトの生徒会長率いる生徒会にヒーロー部が潰された時にヒーロー部を存続させるためにできることをしたり、ヒーロー男と一緒にあの伝説とまで言われた禁断の技エターナルフォースブリザードを唱えるまでになった。最終回では私変わったんだとか言ってたけどこれ(中二病に乗る)は本当にいい変化なのか?君の目標は平穏な学園生活を送ることじゃなかったんですか・・・まあ瑞姫ちゃんがそれでいいって言うんなら何も言いませんけどね。私はあくまで見守る立場ですから。

男中心アニメの主人公女子キャラを研究対象に選んだのは初めて。というのも彼女の視点を学ぶことで主人公男の視点から見た女子キャラクター達というものが分かるかもしれないと思ったからである。実際瑞姫ちゃんは男中心アニメであることを忘れ去れるぐらいの魅力があった。男たちもその辺の鈍感主人公男たちよりもいい奴らだったし。結論は・・・女子キャラは可愛い男の事はよくわからないで終わったが。

今後瑞姫ちゃんみたいな可愛くて素敵な女子キャラがいるという条件付きなら、男だらけの作品見ても大丈夫かもしれない。瑞姫ちゃん目当てでこのアニメ見てる男ってたぶん私だけだよな・・・なお、ポケモンソードプレイ記の主人公の名前の由来でもある。

推し以外のお勧め

渡瀬菜々子・・・全体的にもふっとした感じの学級委員長。瑞姫ちゃん以外に女子キャラがいるとは思わなかったから意外。出番は少ないけれども瑞姫ちゃんの初めての友人という大切な立ち位置でもある。一番活躍したのは3話。

翠田いのり

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登場作品:神田川JETGIRLS
キャラクター評価:47/50満足 扱い評価:35/50満足 総合:82満足(A)
CV:内田彩氏(ラブライブの南ことりさんなど)

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登場は8話から。お前はいつも遅いんだry。凛ちゃんとミサちゃんとギャルコンビがにゅうにゅうとかいう謎の生物を探して地下道から迷い込んだ神社におりで汚れた姿の4人に風呂を貸して旅館レベルの食事をふるまい、服を洗濯してあげた上にボタン着けまでしてくれるなど器の広い人物。試合でもハンドル持つと性格代わって暴走して試合後に後悔する相方の楓花を包容力で抱きしめてあげるという天使。最終回での勝負に邪魔だから強制退場させられた感じの扱いにはがっかりだが。

設定に真面目で融通が利かない上に怒ると怖いってあったから見ず知らずの相手に勝手に神社に入られたことで絶対怒ると思ってたから意外だった。キャラ設定って結構あてにならないもんだね。凛ちゃんが一時的に故郷に戻った時にミサちゃんを合宿(滝修行)に誘ってあげるなど面倒見もいい。これで最初から出番がちゃんとあればな・・・

それとシューター担当なのに苗字に翠田(みすだ→ミスだ)を使うのはどうなのだろうか?みどりたじゃだめなの?この作品は2年ほど前の秋クールに放送された某2人乗りバイクアニメと比較されていることも多いが私の視点であっちと比べると

・主人公コンビがいちいちつまらないことでケンカしない(むしろ凛ちゃんが積極的過ぎる上にミサちゃんが反応を見る限り凛ちゃんへの好意丸出し状態なので凛ミサで百合アニメとしても機能する)。その一方あっちは正直喧嘩しまくって不快でしかなかった。

・双子キャラが全く同じ見た目じゃない上に声優さんも別(性格悪い?知りません)。

・全キャラに均等に出番を振っており掘り下げられない子がいない。あっちにはアリスクロスコンビという掘り下げられなかった子たちがいるし・・・

・ゲーム版が出る上に人気作品閃乱カグラの女子キャラが2名ほど参加する。ゲームがPS4じゃSwitchしか持ってない私はできない。

などのこと考えるとこっちの方が優秀なんじゃないかなとしか思えないんだけど。え?予選が簡潔に終わってるって?うっせえダイストリームぶつけんぞ。とはいえ、こういう系統の作品で噛ませらしきポジションが出るのは宿命なのかも・・・女子キャラを大量に出す作品は2クール前提で作った方がいいなでないと噛ませが増えるのは止まらないだろう。

推し以外のお勧め

蒼井ミサ・・・主人公凜ちゃんの恋人パートナー。姉の足元にも及ばなかったという理由で一度はジェットレースを辞めてしまったが凛ちゃんと出会ったことで再開する。最初はただの厳しいクール系かと思いきや話が進むごとに凛ちゃんに好意を持っているような描写を見せるようになるとんでもない子。百合アニメとして楽しませていただきましたので色々とありがとうございます。11話の最後は告白にしか見えんよ。

余談だが今期に「ミサ」という名前の女子キャラは彼女含めて3人いたりする(ライフル・イズ・ビューティフルの黒井ミサと戦×恋の早乙女三沙姉さん。特に前者とは名前も一文字違い)。今期アニメの原作者はミサという名前が好きなんだろうか。

武笠美姫

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登場作品:放課後さいころ倶楽部
キャラクター評価:44/50満足 扱い評価:40/50満足 総合:84満足(A)
CV:宮下早紀氏(はるかなレシーブのかなちゃんこと比嘉かなたなど)

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過去にいじめを受けたせいで元々内向的だった性格が更に閉じこもりがちになってしまった不憫な子。だが、綾ちゃんがブレーキの壊れた自転車で突っ込んできてくれた上に迷子ごっこに巻き込んでくれたおかげでボードゲームやそこでバイトしている委員長の大野ちゃんらと出会い、未来が良いほうに動いた。

最初、自分から行動せず待ってただけなのに綾ちゃんが自転車で突っ込んできてくれ、その後良い方向に動いたのを見て、美姫ちゃんってすごく運良いよな(人間の場合はよく自分から動かないとどうしようもないと言われることも多いので)って思ってたけど、幼少期にいじめられてたのを見てすまんかったという気持ちになったのは言うまでもない。

心優しい性格で悪口を言うのは苦手だが、相手を褒めるのは上手。美姫ちゃんはその場にとどまりたい気持ちを持つ自分を弱虫と称しているが、それと同時に美姫ちゃんは器の広い優しさという本当に評価されるべき強さを持っているのではないだろうかと私は感じた。

どっかのバトルアニメみたいな昭和丸出しの軍隊根性で厳しく強くなっても精神面の問題は何も解決しないんだよな・・・一部除けば内容も安定しており、総集編など時間稼ぎの放送もなかったので美姫ちゃんは今期の癒し枠であるということは間違いない。

推し以外のお勧め

大野翠・・・ボードゲームデザイナーを目指す学級委員長。見た目は堅物そうなのに一番ドリーマーっていうのは良いギャップ。見た目は可愛いが性格の悪い先輩に夢を馬鹿にされた上に無理やり生徒会に引き込まれそうになった時に冷静に自分の意志を伝えて断ったのが立派。実家が高級そうな家具屋な上に豪邸でお嬢様で巨乳持ちなのは意外だったけども。

早乙女六海

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登場作品:戦×恋
キャラクター評価:48/50満足 扱い評価:32/50満足 総合:80満足(A)
CV:日高里菜氏(可愛ければ変態でも好きになってくれますかの古賀唯花など)

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アイドルとして活動しているピンク髪の六女で女神としての名前はヘルムウィーゲ。能力は翼で誰かを掴んで高速移動や空を飛んで移動することが可能でその姿は天使そのものである。五女曰く戦闘向きの能力ではないらしいが。

昔主人公男に似た悪魔に襲われた割に主人公男を好いており、ロッカーに閉じ込められた時はいかがわしい妄想をして興奮するなどマゾヒストの気があり、CVが同じ唯花とは真逆の性質を持つ。

この作品は六海の事しか見ておらず、どうでもいい場所は飛ばして見てる。主人公男が冗談抜きで不憫すぎて六海以外の子に強く当られていると人間嫌いの身としては同情してしま所もあるし、私が好きな女神のスクルドが悪役側に加担している点がちょっと・・・だがそれでも六海は可愛い。問題点と六海の可愛さを天秤にかけて考えた結果こうなった。

え?六海たちと色々危ないプレイをしている主人公男に腹が立たないのかって?いいのさ。イケメンでない上にあれだけ不憫な扱いをされているなら少しぐらいは幸せを感じたっていいと思えるから許す。それにさ、最終的に命をかけても女子キャラたちを守るって言えるようになったんだから立派だと思うのよこの男は。学年1位も取れたしね。

それよりもあの可愛さでマゾヒストまで持ってるとかいいな六海・・・日高氏の声もいい感じでマッチングしてると思う。戦闘場面が多くなる終盤は出番が少なかったようにも思うが、まあそれも特性の兼ね合わせもあるしってことでいいかな。

あれ、そう言えば中野家の五つ子の方のいっちんが隠された妹、六海がいるんだよって言ってたような・・・この六海はピンク髪で胸大きい・・・あれ、中野家の五つ子の隠された妹ってこの子じゃry

推し以外のお勧め

早乙女̪四乃・・・最終回でようやく登場した四女さん。虚弱体質であるせいか普段は主人公男の家の倉庫にいて、家に結界を張る役目を持っている。女神としての名前はヴァルトラウテ。普段は兜をかぶっているので(この兜は刻わたりの兜で着用者の年齢を若返らせたり成長させたりすることができる。被っている時は若い年齢の状態のようである)分からないが、銀髪長髪の素敵な女性である。担当声優である逢田氏はOPを担当している。

総評

男キャラアニメの主人公である瑞姫ちゃんが一番高い評価になるってどういうことなの・・・それだけ女子キャラ中心アニメの価値は下がっているということなのだろうか?来期見たい作品が今の所恋する小惑星とはてなイリュージョンしかない点を考えるとそんな風に思ってしまう。もうJK女子キャラの時代は終わりで異世界系が主流なのか・・・なら私も生きている意味がない。一応途中で見るの止めたzxがBS11で来期からやるけど、キャラが優秀でメイン5人は由仁さんを中心に皆好きだけど話の内容が合わなかったからなぁ。

やけに総集編が多い点も気になった。そんなにアニメーターさんたちが疲労困憊しているのなら無理して作品を作らなくたっていいから少しは休んでほしい・・・会社の上層部が女子キャラを使って作るだけ作ってDVDやグッズ出して金を回収することしか考えてないのだろうし難しいのかもしれないが。女子キャラは金もうけの道具じゃなくて癒しをくれる素敵な隣人なのに。

それはさておき、今年は20人の女子キャラと出会うことが出来ました。令和が2年になってJK女子キャラアニメの数が減り続けたとしても女子キャラ達一人一人との出会いを大切にしていきたいと思っております。そして2019年の更新はこれで最後となりますので来年もよろしくお願いいたします。

今期の格言

女子キャラは金もうけの道具なんかじゃない!癒しを与えてくれる素晴らしき隣人だ!

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