給食を楽しみにしていると人間に口汚く言われるのは何故か

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最近元気はないが選挙が近くなってきたのでまた選挙に行ってくれ的な事を書こうと思ったが先日安倍が殺害されるなどのことがあったので今年は言わないで別の事を書こうと思う。だけどこれだけは言わせて。選挙には行ってください埼玉県の皆さん。

それはそれとして、学校には給食というものがある。栄養士さんが子供の健康を考えて低価格で健康的でおいしい食事が提供される。私は食うのが好きな人間ではあるが、給食の好き嫌いは激しいというなかなか厄介な子供だっただろう。私は昔から体系が太い子供だったため友人にすら

・運動ができない時にお前学校に給食食べに来てんのか?と言われる

・お前は野菜を食え(食べてます)

なんてことを言われてきた人間である。まあ皆が大体嫌っているラーメン(ソフト麵っていうらしい)が私は好きだったのでソフト麺が出ると余った分を貰うことも多かったのでそういうところもあるんだろう。

子供のころから形成される太い=醜いから何言ってもいいという考え

子供だった頃は給食を楽しみにしていた人間も多いだろう。実際私は燃費の悪い人間なので昼前になるといつも腹を空かせてしまい(私の学校の授業が12時20分まであるのも悪いのだが)4時間目の12時ぐらいになるとさっさと食事の時間にならんかな・・・といつも考えていた。私にとっては12時=食事の時間だったのである。今でもそうなんだけど。

だが、給食をよく食べる(お代わりする)太った子供と言うのは普通体系の人間たちにとっては不快な存在に映ることもあるようだ。まあ皆同じ給食費を払っているのに2倍も3倍も多く食べられたら不公平に思う人間も多いんだろう。だが、食べ物を無駄にしないことが信条の私は学校を貰っていただいていたことも多かった。そして逆に苦手だった肉類やフルーツを求める奴らにあげていたことも多かった。それでも馬鹿にされたのだ。

私はこの辺りにもルッキズムが絡んでいるのではないだろうかと考えている。太った子供と言うのは男だろうが女だろうが話が上手かったり面白くなければからかいいじりやいじめのターゲットになってしまうことも多い。運動音痴の要素も持っていれば余計に嫌がらせを受ける可能性が高くなる。そして以下のような暴言をぶつけられる。

「おい、またお前が食べてんのかよ」

(運動で失態を犯すと)「お前・・・学校はね、給食食べにくる場所じゃないんだよ?」

なーんてことはカースト上位の男どもから何度も言われた。よく食べる運動が不得意な太った人間には何をしても何を言ってもいいという考えからこう言う言葉は飛んでくるのだろう。ああ醜い。いくら弁当よりはるかに衛生的とはいえ、こういう問題が起こるのであれば給食もなんだかな・・・と今でも考えてしまうことは多い。

そして大体は成人後普通の人間に適合していることが多い。こっちは精神障害でいつも調子悪いっていうのに・・・

余った給食を食べる=食品ロスの軽減に協力している

私は新しい考え方として

余った給食を食べている子=食品ロスの軽減に協力しているという考え方を提唱したい。

私の時代は給食が余った場合、汁物の中に捨てられてそのまま給食センターに運ばれて処分されしまうことがほとんどだった。今では食品ロスの軽減という考え方があるので余った給食を食べている子は食品ロスの軽減に協力しているすごい奴なんだなというような考え方が広まれば馬鹿にされることも減るのではないだろうかと考える。

そもそもプリンなりケーキなりのデザートや人気メニューのカレーなどが出てそれが休みの子がいて余ればどんな人間だって食べたくなるだろうけど(そこまで人気のない)ご飯やパンやソフト麺を積極的に食べようと思える子供はなかなかいないものなのでそういう人間もいる程度には思ってほしい。とはいえ、結局は周囲の人間がどう思っているか次第なので太っている=不健康と言う考えがまかり通っていれば難しいところもあるが。

勉強が得意な子供、運動が得意な子供などがいるのと同じで食べるのが得意な子供もいるはずなのである。そういう子供に健康マウントを使って馬鹿にするのは止めてほしい。言った側はそういう気持ちはなくてもその結果私みたいな人間嫌う人間を量産することに繋がる。

馬鹿にされることは跳ね返せない開き直れない人間にとってはそれだけ辛いことなのである。

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コメント

  1. 一力 より:

    お久しぶりです
    そんな過去があったのですね
    私は好き嫌いが激しく、残してしまうタイプ(食が細かったからか?)でしたので、皆からは、結構責められてましたね。
    なので、私は、残さず食べるジョニーさんはすごいと思います。

    関係あるか分からないですが、
    私自身、一番恐れてたのは、アレルギー(例えば乳、卵)を持ってる人に対して、「食べられないのは甘え」とか、「根性でいけば克服出来る」などと言ってくることですね。
    私は幸いアレルギー持ってはいないですが、アレルギー持っている人に対して責めるようなことしないようにしたいです。

    • zyoken より:

      一力様 コメントありがとうございます。
      お久しぶりです。私もなんでも食べられたわけでなく、記事に少し書いているとおり肉とフルーツが苦手で結構偏食は酷かったです。野菜も初期の頃は匂いがダメで全然食べられませんでした(こっちは年を得るごとに改善されましたが)。多分糖質を食べ過ぎて太ってしまったのでしょう私の場合。給食は少食でも同じ量を出されるので減らして下さいと言わなければならず、別の辛さがありますよね。
      アレルギーを甘えだと豪語する人間の話は有名ですよね。今もいるのかはわかりませんが非常に差別的だと感じます。世の中には水にアレルギーを持つ方などもいるというのに。私は本人が納得しているのであれば太っていようが瘦せていようが何を食べてもいいと思っていますしそれを他人がとやかく言う資格はないという考えなので少しでも摂取しただけで生死の境をさまよう可能性があるアレルギーをもつ方に対して勝手に甘えだと決めつける無知な人間は恐ろしい悪魔だなと感じますね。