今だから語るイナズマイレブン その4

Pocket

私の不定期連載である今だから語るイナズマイレブンも4回目。今回からは円堂キャプテン世代から10年後の雷門中を舞台にし、新主人公である天馬ちゃんを主人公としたイナズマイレブンGOについて語っていくことにする。

今だから語るイナズマイレブンその4 GO1HR編

イナズマイレブンGOは円堂キャプテンの活躍から10年後の世界を描いている。雷門中は円堂キャプテンたちの活躍により名門校になり強豪校へと変貌しており、サッカー棟というサッカー部専用のドームのような部室ができるほどまでになっていた。

しかしその10年後の世界はサッカーを平等にするという目的を持ったフィフスセクターという腐った組織により腐敗しており、フィフスセクターの実権を握っている聖帝イシド(実権を持っているのは千宮寺)によってHRの勝敗すら決められている。そんなのおかしいと思った主人公の天馬ちゃんが仲間たちと共に革命を起こしてHRで優勝しフィフスセクターを倒すのが目的という一見王道ではあるがブラックな要素をかなり詰め込んだストーリーになっている。

だが、久遠や円堂キャプテン、鬼道さん(最初は帝国学園の総帥)が雷門の監督に就任している、吉良財閥を継いだヒロト、帝国学園のコーチになった佐久間、響木監督のラーメン屋を継いだ飛鷹ちゃん、プロサッカー選手になった風丸や塀五郎、不動や立向居、KFCの監督になった半田、円堂キャプテンと結婚した夏未お嬢(ダークのゲーム版のみ冬香と結婚している)、天馬ちゃんの住むアパートの管理人になった木野さん、雷門の教師になった春奈、秋葉名戸の仲間とハッカー集団をやっている目金君など大人になった前作のキャラが登場し、完成度自体はそれなりに高い。その一方で宍戸や栗松や土門は行方不明というここでも格差が生まれているという別の意味で黒い面を見ることができる。なお、クロノストーン以降に消息を発表されたキャラは居ない。

犠牲の数も圧倒的に多く、フィフスセクターにシードとして育てられた選手がそのチームを監視しているという飛んでも設定であり、負けたら彼らがチームを追放されるというこれまでになかった黒さを見せている。っていうかいくら負けたからってチームを追い出されるっておかしくね?義務教育の中学校やぞ?いや、イナズマイレブンの世界の中学は全部市立なのか・・・?

色々なチームから選抜している私にとってこのゲームは追放されたシードを引き抜きして雷門中に集めて彼らを救うことが目的になっていたような気がする。最終的に私が作ったシャインのチームには龍崎、弾ちゃん、雪村、呉井、航一郎とかなりの数のシードが集結していた。監督もイシドを採用して彼らのキック力にバフをかけていた。

OP主題歌はT-pistonz+KMCが引き続き担当。天まで届けっ!、成せば成るのさ七色卵、おはよう!シャイニング・デイなど世代が変わっても名曲を生み出し続けた。特に天まで届けっ!は名曲。EDは今作からは葵ちゃん役の北原氏が担当。やっぱ青春、かなり純情、HAJIKE-YO!の3曲が生み出された。私の感想だが前者はよくわからない感じの曲で微妙、中者はスマホ持ちの浜野以外がガラケーを使っている当時(2011年)の中学生の携帯事情が分かって面白い、後者は神曲で一番好きと言った感じ。

このシーズンで気に入ったキャラ

蘭丸

イナズマイレブンGOでの主力の推し。ピンクの髪でお下げなので女子のように見えるが男である。新童たっくんの幼馴染であり、彼のことをずっと支えてきたためフィフスセクターに犯行を決めた時も倉間のようなまどろっこしいメンバーとは違ってすんなりと味方に付いてくれた。

ただ、狩屋加入後の扱いの悪さは言うまでもない。狩屋に翻弄されたけどここで私が擁護したらキモいって言われるだろうからずっと我慢していたのは言うまでもない。また、クロノストーンの話だが、フランス編の時・・・円堂キャプテンのおじいちゃんが最初は狩屋を連れて蘭丸を置いていこうとしたことがあったが、その時に狩屋が仮病を使って蘭丸に出撃を譲るということがあり、蘭丸がお礼すら言わなかったことで叩かれるという明らかに描写不足そのせいで叩かれたので制作陣に対してイライラが止まらない。ゲームでは全員連れていけるのに・・・円堂キャプテンのおじいちゃんの評価が相対的に落ちてしまった原因を作ったのがクロノストーンだと今でも思っている。そしてギャラクシーではリストラ。ふざけんな!とはいえ、これでも速水らに比べれば化身持ちになれる、ジャンヌダルクとミキシトランスして活躍しているなどしているので扱いは良い方なのである・・・DFなのが悪かったのか・・・風丸に近い立ち位置だったからいろいろ言われてしまったのか・・・とにかくつらい。

化身は戦騎士ブリュンヒルデという女性戦士のような化身をクロノストーンから使用できるようになる。化身は女なのに宿主は男というパターンはよくあるので気にするな!

速水

声こそ鬼道さんだが、可愛い見た目をしている。ネガティブで初期はもうおしまいですよを連呼しているほどだった。そういうところが可愛くて好きなんだけど・・・チーム一の俊足という設定があるが、最終的には彼よりも足が速いキャラなど大量にいる状態になってしまい、腹が立ったのは言うまでもない。錦先輩が帰ってきた後はベンチにぶち込まれた。ふざけんな。

龍崎

帝国学園のシード。説明しづらいような感じの白い長髪が特徴のイケメン。大人気キャラ五条さんの背番号5番を受け継いでいるが、ゲームでは2番になっている。なんでや。彼もシードということで後述のシードシステムの犠牲になってしまった。

持っている化身は竜騎士テディス。見た目必殺技共にかっこいいけど序盤に出てくる化身なのであんまり強くない。

弾ちゃん

白竜のチームであるアンリミテッドシャイニングに所属するMF。彼もまた赤色のロングヘアが特徴の可愛い感じの見た目だが男である。可愛い外見からは想像もつかないような弾丸キックを放つのが得意らしく、MFなのにキックが高めである。また、ファイアトルネードを自力習得できるが豪炎寺の直属の弟子ではないはず。

持っている化身は精鋭兵ポーンの黒。精鋭兵ポーン自体がポポポポーンなどと言われるような化身使いの中でも馬鹿にされるような量産型のため、不憫と言えば不憫。一応必殺技は弾ちゃんに似合っているのだが。

和泉

木戸川のイケメンでトライアングルZZを撃つのメンバーの一人。自力ではトライアングルZZは覚えないどころか木戸川らしい技すら覚えない。能楽の息子のようでサッカーはたしなみの一つにしか考えていないという中々ブラックな設定の持ち主。アニメの描写を見る限りはそんな風には見えなかったが・・・なお、世代を追うごとにステータスが弱体化されたうちの一人であり、HR編が一番強いという謎の仕様。なんでや・・・

太陽君

新雲学園のエースストライカー。ブラックな環境が吹き荒れるHR編では天馬ちゃんたちと唯一まともな試合をしたことでも知られる。ただ、サッカーの才能を持っていながら病気持ちという別の意味で黒い一面を抱えていたりする。その辺りが世界への挑戦編のイッチーっぽいと思ってしまったのは私だけだろうか。

クロノストーンでは正式に仲間となり、孔明とミキシトランスしてMFとして活躍した。私は天馬ちゃんの本当のライバルは剣城ではなく太陽君だと思っている。化身は太陽神アポロ。太陽君に似合っているかっこいい化身である。

葵ちゃん

天馬ちゃんの幼馴染でマネージャーを務める。ゲーム版では貴重な女子のGKであるため使う人も多いだろう。HR編は女子が少なすぎて困っていたので私も起用させてもらった。CVが最初は微妙だったが、回を重ねるごとに良くなっているので初期と終盤で聞き比べてみるのも面白い。CVを務めた北原氏は今作からBerry工房に変わってHRの最初からギャラクシーの最後までED曲を担当した(ギャラクシーではカラーズというユニットでの形だったが)。

なお、ギャラクシーでは前髪を下ろしてMFに転向している。私からすればこの変更は正直な所微妙だったと言わざるを得ない。

気に入らなかったキャラ

剣城

立ち位置には豪炎寺なのだが、不動に近い要素をかなり多めに含んでいる、理由や目的があるとはいえすぐ裏切るなどの理由から全然好きになれずずっと裏切り者の3流と呼んでいた。ここで宣言する私はこいつを好きになれない!お兄さんはあんなにいい人なのに。

南沢

サッカーを内申点のためだけにやっていた冷めた男。円堂キャプテンの就任後に退部して転校したため当時は退部沢、転校沢などと呼んでいた。月山国光に転向し、天馬ちゃんの意図を読み取ってからはからは革命選抜で協力するようになった。ネタキャラとしては大人気らしい。正直気に入らなかったキャラの中ではましな方である。

水森

糞ったれ。相方の小坂(私は小坂にはあまり悪印象はない)と違ってサッカーを内申点のためだけにやっているという冷めた男。何より私と下の名前が同じなのが腹立たしい。

狩屋

本選から加入した。瞳子の運営している施設で育っており、注意した蘭丸に対して嫌がらせをするなどし、挙句の果てには俺はシードなんですよとハッタリを言うなどして翻弄するなどしたことから印象は最悪。だが、サッカープレイヤーとしては優秀でサッカーを好きな気持ちはしっかり持っている。この世界はサッカー愛があればなんでも許されるんだろうな。ってかHR編は性格に問題がある奴が多すぎるんだよ・・・

なお、中の人である泰氏がダカーポの主人公である朝倉純一をやっていたため、怨みを込めて彼のことをずっと純一と呼んでいた。私は白河ことりさん推しだったのでどうしようもないのである。

白恋のシード。アレスオリオンレベルのクズプレーをやらかしたことで有名。こいつだけは不遇を強いられるシードでも助けたくないと思う。

牙山と五条さんとその他ゴッドエデンの連中

映画版グリフォンに登場。教育と称して弾ちゃんたちをチームから追い出して自分たちが恥ずかしいピチピチユニフォームを着てフィールドに入り、蘭丸たちにボールをぶつけてリンチするゴミクズ共。特に五条さんがこれにかかわっていたのがすごく辛かった。

なお、映画は牙山たちのリンチと理由があるとはいえ速水や倉間を雷門中に置いていくという部分を除けば、冒頭でイナズマイレブンの映画の中では一番好き。だけど速水たちを置いていったの許せねー。あとチームゼロ弾ちゃんいるのはいいけど属性のバランス悪すぎ。白竜しか風属性おらんやんけ。

評価点

円堂キャプテンの雷門中監督就任

前作主人公が監督になってくれるというのは熱い。円堂キャプテンが監督になってくれたおかげで前半の重さのせいで見たくなくなっていた気持ちが少しは晴れた。しかし・・・なんで久遠や瞳子と同じような目的の意図を説明しない何も言わない監督にしてしまったんだろう制作陣・・・おまけに途中離脱もするし・・・多分こういう監督が好きな日野社長の指示なんだろうな。

ストーリー自体の完成度は高め

色々とブラックな面を取り除けばドリブル以外のことができなかった天馬ちゃんが最終的にはチームを率いるまでの実力になるなど、ストーリーとしての完成度は非常に高く無印FF編の次ぐらいにはよくできていると思う。聖帝になっていたイシドが実はあの人で某虎ちゃんを従えて実は味方していてくれた展開は熱い。千宮寺はイナズマイレブンの悪役としては悲しき悪役よりのような気がする(一番悲しき悪役なのはトウドウたちにおびえられて捨てられたSARUたちセカンドステージチルドレンなんだろうけど)。

欠点

女子を参加不可にした

なぜ10年も経っているのに女子をライバルチームに入れるようにしてくれなかったのだろうか・・・おかげでGOキャラで女子チームを作ろうとすると未来人と宇宙人が中心になってしまうのだが。この辺だけはアレスオリオンが若干優秀だなと思ってしまう。もし蘭丸が女子で他にもかわいい子が出たりしたら、無印FF編に食らいつくほどまでになっていたかもしれない。

背番号5番の呪いその1

今回背番号5番を継いだのはDFだった信助となった。しかし、彼は急にGKへコンバートさせられ背番号20番になってしまった。しかも5番は他のキャラが付けるわけでもなくFP用として信介が持ち続ける形になったのである。GK転向後はほとんどDFとして出ることはなかったというのに。

あのさ・・・レベル「ファイブ」なのに背番号5番を不遇にすんのやめろよ!と何度思ったことか・・・なお、この呪いのようなものは次回作でも続くことになるとは思いもしなかった。

表情変化格差

イナズマイレブンGOからはキャラに表情変化がつくようになった。これは大きな進歩だと思っている。しかし、全てのキャラに表情が追加されたわけではなく、スカウトモブは一部の特別なキャラ除いて無表情のままで天馬ちゃんたちと比較すると不気味さが際立って恐ろしくなってしまった。なのでこのシリーズからスカウトモブを起用するのを避けるようになった。だって恐ろしすぎるだろ・・・

シードの扱い

彼らはフィフスセクターや千宮寺にとっては使い捨ての駒なんだろう。だが、シードってゲーム版でも大体強いし、サッカーの実力を持っているのに負ければ捨てられる駒として扱われて不遇過ぎる。天馬ちゃんが革命達成しても彼らの姿が頭にちらついて心の底から感動することはできなかった。ほんとイナズマイレブンの大人って汚いし嫌い。そして決勝に近づくたびに誰がシードだかわからなくなり、追い出される描写もない。なんなんだこれ。

なお、後にオリオンでそのさらに上を行くオリオンの使途が出てしまうのを見ると、懲りてないんだなと思わざるを得ない。

まとめ

私がHR編に対して思っていることはこんな感じ。キャラを一新したのはいいと思うし、ストーリーもGOの中では一番、全体で見ても2番目に納得できる。しかし、このシリーズでも黒い面は健在。特に狩屋の辺りや本気でストレスマッハだった。まあ支配がメインのストーリーだしどうしようもないところもあるけど。なお、触れなかったが私は化身については肯定派である。色々な魔人がいて面白いし。

まあ次のクロノストーンではクロノストーンの最推しが更に残酷な扱いを受けるんだけど。そんなわけで次はイライラが溜まった歴史冒険劇にして5作目であるイナズマイレブンGOクロノストーンについて書いていこうと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク