皆様はポケモンのようなバージョン違いのあるゲームをプレイした経験はお有りだろうか？私は知っての通り長年ポケモンやイナズマイレブンをやっていたが故にゲームと言えばバージョン複数あるよねって感じである。むしろバージョンの違いがないゲームをやる方が珍しい部類である。
私がまだ小学生だったころはポケモンの交換すら通信ケーブルを通さないとできなかった上にこのようなことも経験したので大変だった。今はGTSやランダム交換があるので片方のバージョンしか持ってなくても自分のバージョンにしか出ないポケモンを入手することも可能である（改造ポケモンが飛んでくるリスクがあるが）。
最近ではあつまれどうぶつの森の家具に大量のカラーバリエーションがあり、自分の島では一種類しか手に入らないので欲しければその色の家具を持っている人と通信をするという手間を取らなければならず、欲しいものをもっている相手と必ずしも条件が一致するわけでもないのでかなり不便だ。
これらのバージョン違いのゲームで問題になってくるのが自分の持っているバージョンでは手に入らない仲間やアイテムが存在しているという現象である。そして一緒にやる友人がいない場合にそのような場所に現れる存在が
「お前一緒にゲームやる友達いないの？寂しいんだな！」というような自分は友達がいるマウントをしてくる奴である。
友人だからって同じゲームをやるわけではないし、趣味嗜好は人によって違うわけで・・・それに私の場合友人に一緒にやろうよといった感じで誘うのが無理矢理やっているような感じがしてあまり気が進まないところがある。なので今日はなぜこういう連中が友人マウントを取ってくるのかを考えようと思う。
友達がいるマウントをしてくる奴は見下してくるクズ
私が思うにこういうことを言ってくる人間は
自分は一緒にやれる友達がいるから問題ない。だけどこいつは一緒にやる友達がいない寂しい奴だと勝手に判断してマウントを取ろうとしているのだろう。
私の考え過ぎなのかもしれない。しかし、カイオーガを奪われ改造セレビィを押し付けられた経験を持つ私から言わせてもらえばそうとしか考えられない。中には自分はかわいそうなコイツと交換もしてあげられるいい奴を演じて、伝説のポケモンなどの珍しい物を圧をかけて無理矢理交換して奪っていくようなことをする奴だっているのだ。もうその時点で友人ですらないとは思うし、そういう奴とは関わらないようにするのが一番だ。
それに私は決してバージョン違いゲームの存在を否定しているのではない。バージョン違いがあることで集める楽しみが増えるというのも事実だ。だが、周囲の人間共から下に見られがちだった私はポケモンの交換にとても苦労した身なので、通信ばかり推進する昨今状況のはどうなのだろうか・・・と考えてしまうところもある。
冒頭でも言った通りポケモンの場合は今でこそGTSがあるので苦労した当時に比べればだいぶ楽になってはいる。しかし、今度は改造ポケモンが飛んでくる可能性があるので別の意味でつらい状況になっているのは変わらないのだが。
困るならもう一台買ってしまおう
しかし、この問題には一つだけ突破できる方法がある。勘のいい方やこのような経験をして苦しんだ方ならもうお気づきであろうが・・・
そう、別バージョンのソフトと本体を自分でもう一台購入してサブロムを作ってしまえばいいのである。
この方法を使うことで問題を一人で自己解決できる。私も昔はポケモンを2バージョン買ってほしいポケモンだけを捕獲して本ロムに輸送してサブロムの方のデータを消して中古ゲーム店売り飛ばしてしまうということをよくやっていた。
しかしこの方法だと
・本体とソフトをもう一台ずつ購入するので莫大な金がかかる。
・自分でもう一度ストーリーを進めクリアしなければならない。
・友人関連の問題の解決にはつながらない。
・一人で通信を完結させることで余計に馬鹿にされる可能性がある。
などというデメリットも存在しているので注意は必要である。
最近はSNSなどの発達のおかげでリアルに友人を作らなくても楽に交換相手を探すことができるようになっている。しかしその一方で改造データをばらまく奴、交換するはずのものを持ち逃げするような卑怯者など相手の信頼を逆手にとって最悪な行為をする人間は多々存在している。今後はこういう連中が罰を受けるようなシステムができてほしいけど・・・今のやる気のないゲーム業界じゃ難しいだろうな。
こういう真面目なプレイヤーが友達がいないだけで馬鹿にされたり損をしていく構造がこれからも続いていくんだろうなと孤独に悲しむ私なのだった。