私はキラキラネームについては賛成の反対なのだ

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先週の日曜の事だった。今でしょ!で一世を風靡した林先生が司会を務める番組、林先生の初耳学でキラキラネームについての内容を放送していた。林先生によると学力とキラキラネームには相関があり、キラキラネームを付けられた子供ほど学力が低いという研究結果が出たとのこと。しかし、キラキラネームをつけられた子供に責任はないとも言っていた。名前は親がつけるものであって、子が選ぶことはできないのだから当然だろう。

他にもキラキラネームを付ける親は固有名詞を理解していないと言っていた。また名前が普通でも活躍はできるから名前で個性を出さなくてもいいんじゃないかとイチローさんを例に出していた。私が思うにイチローさんはたとえ名前が一朗じゃなくてもとんでもないキラキラネームでない限りは有名な野球選手になってた気がするが・・・

そんな私はキラキラネームには賛成の反対なのだ。ちなみにバカボンのパパが使っている本来の意味での賛成の反対ではない。今回は私がキラキラネームについて思っていることを自身の経験も交えながら書いていく。

キラキラネームに対してどう賛成の反対なのか

私が言いたいのは心愛(ここあ)や苺香(いちか)のようなキラキラとまでは行かない少し変わった読みは賛成で光宙(ぴかちゅう)や皇帝(しいざあ)のように明らかに人名からかけ離れたキラキラネームに対しては反対ということである。

後者のような名前を人間につける時点で、明らかに頭がおかしい浅はかな考えだと私も思う。そもそもこの2つ以外にも泡姫(ありえる)、黄熊(ぷう)、ハム太郎(はむたろう)などもあり、最悪なものでは戦争(せんそう)という子までいるらしい。正直言って人間に付ける名前ではないと思う。

子供につけるならまずお前がピカチュウやしいざあに改名してそう呼ばれてみろと言いたい。こういう名前を付ける親はたとえ由来があると言っても絶対に信用できない。

しかし、前者をキラキラネームに含めようとする理由は全く理解できない。前者のような読み方をする名前は女子キャラクターにも非常に多く、名前被りを防ぐのにもいいと思っているし、後述の理由で普通の名前で苦しんだ経験のある私からすれば羨ましさがある。はいここで人間と女子キャラクターと一緒にするなと思った人たち。ここはネオ女子キャラクター研究所です。人間の問題だろうが彼女たちを考察するのは私にとっては自然な動作。

私自身被りが凄く大嫌いで、多くいそうな名前にするとその女子キャラクターの画像を検索するときに女子キャラと同じ名前の人間の画像が検索でひっかかることもしばしばあり、私はこれがすごく不便に思う。他にもA作品とB作品に葵という名前の女子キャラがいたとしよう。その場合A作品の葵、B作品の葵などと呼び分けをしなければならないし、これが非常に厄介。なので同じ名前もしくは苗字を持つキャラを推しにするのは1人までと決めている。

私がなぜ名前にここまで固執するようになったのか。それには以下の経験があるからだ。

私は普通の名前で痛い思いをした経験がある

私の本名はいたって普通の男が持っている名前である。しかし、ここで少しぼかして書いてしまったが、かつて一世を風靡した犯罪者である市橋達也と同じ”たつや”なのである(漢字は伏せる。市橋と字が同じか違うかはご想像にお任せします)。

市橋が逮捕されたとき、私は名前が同じことと面が少し似ているというだけで市橋が逮捕された時から高校卒業までいじめ連中の男共に「おい市橋~!」と呼ばれながらずっと生活していた。

それに加え市橋は以下の私がいくら頑張っても手に入らなかったものをすべて持っていた。その代わりに良心を持ち合わせていなかったため犯罪を犯したのだろうが・・・以下に市橋が持っていて私が持っていないものを記述してみる。

・イケメンな顔。市橋ギャルによる市橋ファンクラブがあったのを考えるとかなりイケメンだったのではないかと言える。一方の私は大したことない面で大半の人間から死ねと言われる。

・書籍出版経験。犯罪とはいえ、自分の経験を本にして出せるレベルの経験をしている。書いたのは市橋ではなく委託された作家だろうが。一方私は電子書籍しか出せないレベル。

・市橋の逃亡劇が俳優のディーン・フジオカさん主演・監督で映画化されている。色々なドラマを見ている身としては俳優さんに演じてもらえるだけ羨ましい。一方の私は・・・もうこれ以上は何も言わない。

これを聞いてお前は努力が足りねえんだよと説教したくなる奴もいるだろう。あのさ、そういう上から目線の意見いらないし、すぐに人を見下して説教してくるお前こそ何様だよ。とはいえ嫉妬を醜いと言っておきながらこんなことを書いてしまう私自身も救いようがない。

市橋は今でこそ恐怖の事件特集のようなドキュメンタリーでしか見ることがなくなったものの、これ以降も私と同じ名前の容疑者は定期的に出没し、韓国地検による産経新聞支局長名誉毀損起訴事件の時は起訴されたジャーナリストで支局長の加藤と言う奴が同じ名前だったし、つい最近はどこかの市長でセクハラをした橋本とかいう奴が同じ名前だった。

追記:それに加え、2018年5月には同じ名前で数少ない尊敬できる存在だったTOKIOの山口氏が未成年の女子を家に連れ込んだ件で書類送検されてしまった・・・その結果高校時代から付き合いのある友人に「おいメンバー!」と呼ばれてブチ切れた。

こういう同じ名前の容疑者が出るたびに私は「おい市橋~!」が幻聴として聞こえてきて数か月は苦しむ羽目になる。この様な経験持ちであるがゆえに私はキラキラネームについては光宙のようなよっぽどひどい物でない限り否定的な態度を取らないつもりだ。

市橋のような奴とかぶっていじめにあうぐらいなら少し変わった名前の方が全然いいと思って自分の小説のキャラにはわざと少し変わった名前を付けるようにしているぐらいだ。誰かと同じなのはいけないのかと聞きたい少年少女もいるだろう。

私はもしそう聞かれたら、普通の名前でも万が一犯罪者と同じになってしまうと犯罪者と同列扱いされていじめられる。だから人と被らない名前を付けたくなる人がいたっておかしくない。と回答する。ただいじめるバカはキラキラネームでもいじめをしてくるだろうが。

こういう事を言うと、自分磨きすれば名前なんかなんでも気にならなくなると名前の問題から視点を反らすをする奴もいる。こういう臭いものにふたをするような方向性の転換って嫌いだよ。自分磨きをすれば名前でいじめを受けた奴が全員が軽く流せるようになると思ってるのだろうか。いじめで加害者が原因を突いてくるのは変えようがないんだから、被害者に強くなれって言ってんのと同じだ・・・本気で呆れる。

子に名前を付ける時はしっかりとした由来を持たせよう

私は子供に名前を付ける時は

しっかりと由来を決めて適当につけたりしないようにしてほしいと思う。

名前は生まれた子供は決められない。だからこそ決めた名前を付けた子供がその名前で生きづらさを感じるかどうかをしっかり考えて決めてほしいと思う。

私はダメだったが、しっかりとした由来があればそれに納得してたとえ犯罪者と被っていじめにあっても流せるようになる人間は少なからずいるのだ。無論私の名前にも健康に生きてほしいと言う由来がある。現に私はここ数年インフルエンザにかかっていないし咳喘息再発の可能性があることと、精神以外は健康である。それでも市橋や同じ名前の容疑者がでるたび苦しむ羽目になるのだが。

私からすればピカチュウや戦争という名付けで親の常識を疑うのは当然だと思うが、心愛や苺香の場合は変な者扱いする方がおかしいと思っている。今風の名前をピカチュウや戦争と同列にするのか理解できない。就職や受験で不利になるという奴もいるが、それこそ立派な会社員になれるようにしろ、多数派に溶け込めるようにしろという暴論なのではないだろうか。

私もピカチュウや戦争レベルのキラキラネームには呆れる。だが、明らかにキラキラネームに該当しない今風の名前までキラキラネーム判定するのには理解できない。今風の名前がおかしいと言うのであれば私はおかしいと声を上げるほうの人間性を疑いたくなる。

それでオタクのせいで変な名前が増えたなんて確証もないデマを広げられれば溜まったもんじゃない。私自身を例にしたが太郎でも一郎であっても普通の名前が馬鹿にされない保証なんてどこにもない!!!

そんなに当たり前の名前がいいのなら日本の人間の過半数が男は太郎と女は花子であることを想像してみてほしい。つまらない世界だなと思う。キラキラネームも日本の人間のみんな一緒、みんな同じが素晴らしいという考えが生み出した反動による弊害なのかもしれないよう思えてきた。だから私はキラキラネームに賛成の反対という立場を取らせてもらう。

ちなみに私は発達障害を遺伝させたくない上に、人間という生き物は嫌いというのもあって結婚することも子供を持つ予定もない。なので女子キャラクターを子供と同じぐらい大切な存在だと思って扱っている。こういう考え持ってるから食い違うんだろうけど。

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コメント

  1. 一力 篤史 より:

    今回の記事を読むまでこのような名前があるとは驚きました、アリスとかは女性の名前でよくあるのは聞きましたが、
    ジョニーさんも名前で辛い思いされたのですね、事件起こした人の名前が同じだからていじるのは人してどうなんだて思います

    ただ私の場合は珍しい苗字も良かったなて思う時がありまして、これでもハンドルネーム何ですが、一力と珍しい苗字でなりたかった苗字でして(ちなみにあつし(篤史)やれいは好きな名前でつけたかった名前です)
    今思うと普通の名前などで良かったなて思います

    改めて思うとやはり明らかにキラキラネームで由来があるとしてもその子どもの気持ちも考えてからつけるべきだと思いますし、
    キラキラネームだとしても、キラキラまではいかない珍しい名前だとしても、普通の名前だとしても、珍しい苗字、普通の苗字だとしても、それを使って、理由として馬鹿にして差別するのも人としてどうなんだ、なんとも感じないのか?て思ってしまいますね

    • zyoken より:

      一力篤史様 コメントありがとうございます。
      名前も苗字も自分で選ぶことはできません。なので本来馬鹿にすること自体がおかしいことだと思っているのですが、どうも人間特有の変なものや嫌いなものは差別してかまわないというような考えで振りかざす人間が多いようです。私の市橋の例もそうですが実際に名前が同じというだけで市橋と同類みたいな扱いをされていました。
      キラキラネームをつける世代の親は抑圧されて没個性に育ったと言われていて、その反動で自分の子供には個性的な人生を歩んでほしいとキラキラネームのような名前を付けるので、ある意味学校教育が原因なのではないかとも思っています。結局子供は抑圧されて育った親に育てられることによって普通の人生を生きるような道を示されるので社会に出たときキラキラネームで苦しむ羽目になり、結局負のスパイラルを形成すると言う救いようのない状態が繰り替えされることになります。やはり名前は最低限読めるものを使いたいものですね。私も創作の女子キャラクターに変な名前を付けないよう気を付けています。
      それと光宙に関しましては「みつひろ」と読む普通の名前の人もいらっしゃいますので安易にキラキラネームだと決めつけないようにもしたいところです。
      私も珍しい苗字には憧れみたいなものは持ってます。現に私はここで女子キャラクターを題材に小説を書いているのですが、ここに登場する子たちは日本で100世帯以下の苗字から選んでいます。男の場合名字を変えると言うのは奥さんの家に婿入りするか誰かの養子になるぐらいしか方法がありませんからね。