ソーシャルゲームは視点を変えれば無駄ばかりじゃないから

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スマートフォンの発達によって生まれたものの中に手軽にプレイできるゲームであるソーシャルゲームがある。私も様々な女子キャラクター系のソーシャルゲームを微課金勢としてそれなりにやってはいるのだが、プレイする時間が無駄だと頭ごなしに言ってくる人間がかなりいる。確かにいつサービス終了するかもわからず、サービス終了してしまえばどれだけ課金しても水の泡になってしまうようなコンテンツに数十万の金をつぎ込み、好き好んでやるということは普通の人間では敬遠したくなるだろう。だが少し待ってほしい。

物事に意味のあるかないかなんて本人が決めることであって、世間の基準で決めたり、他人が口出すものなのではないのではないだろうか?

今日は私がソーシャルゲームをやっている理由とそれが完全には無駄にならないと思っていることも交えて書いていく。

私がやる理由は女子キャラクターの研究のため

まず私がなぜソーシャルゲームをしているのか。その理由はただ一つである。

ソーシャルゲームの女子キャラクター系のものは女子キャラクターの数が多く、創作の参考にとても役に立つのだ。

ソーシャルゲームの女子キャラクターの数はプレイヤーとなるファンのありとあらゆる趣向などをまかなうためなのか大体一作品に10~100以上はいる。そのため色々な性格系統や考えを持つ女子キャラクターたちの詳細を一度に確認することができるのだ。

私の場合その10~100人の中には当然気に入る子と気に入らない子がそれぞれいて、それ以外の特に推しではない子たちも含めて性格や趣向などをストーリーの内容から読み取って創作の糧にしている。女子キャラクターの名前や苗字にも様々なバリエーションがあるので、こんな名前があるんだと新しい視点で見ることもできるため、私にとっては大助かりなのである。

ソーシャルゲームができるまでは女子キャラクターを参考にするときはギャルゲー、ラノベ、漫画の女子キャラクターを主に参考にしていたが、私は主人公男が嫌いであるがゆえに彼らに扮することや男どもの一部女子キャラクターへの接し方の差(男に冷たくされる不遇キャラ)が納得いかなかったという経験がある。それに今では私自身が百合専門なので、プレイヤー以外に男がいない女子キャラクターソーシャルゲームのキャラの方が色々と観察しやすい。とはいっても漫画やギャルゲーの女子キャラたちにももちろん良さがあるので、そっちから知識を吸収するのも忘れないようにしているが。

デメリットはやはり以下のようなことか。

・人気によってキャラによってカードや装備、ステータスやスキルに差が出る(人気キャラや主人公は集客も見込めるためなのか特に強いステータスやスキルが与えられる傾向にある)。

・ガチャやイベントが更新されるたびにパワーインフレが発生し、で元々使っていた推しが使いにくくなってしまう。

だが私は上位ランカーになることに興味があるわけではないし、女子キャラクターたちのプロフィールや言動の傾向が分かればそれでいいので推しが当たればラッキー、たとえ強くても推しでもなく、もしくは嫌いであればそんなに嬉しくないと言うスタンスを貫いている。

私がソーシャルゲームをプレイするのは強さなんてどうでもいいから様々な女子キャラクターの行動と会話、性格を分析して研究し、自分の創作の糧にするため。これが私の理由である。

私のソーシャルゲームにかなりのめり込んだ経験

今でこそ女子キャラクター系のゲームを微課金しかやっていない私だが、昔はモンスター系のゲームにも手を出していた。パズドラは課金で手に入るモンスターがいないとクリアすらできないステージがあるなどという悪い話ばかり聞くので手を出したことはなく、それらとは全く違うゲームである。

なぜ私がモンスター系のソーシャルゲームに手を出したのかというと、ここにも少し書いたがこれまでずっとやっていたポケモン第六世代の暗黒時代があった。XYで悪魔の鳥ファイアローによりドダイトスやメガヤンマは瞬殺された。ORASになると更に環境が悪化。この頃には楽しかった厳選すら苦痛になっていき、バトルしても楽しくない日々が続き引退を決意した。そんな時に入れ替わるようにはまってしまったのがモンスター系のソーシャルゲームである。

金こそかかるが育てがいのあるモンスターたち、バトルで勝利するたびに味わえる爽快感。ポケモンの暗黒時代のせいで心に開いた穴が満たされるような気がした。ここまでは良かった。今思えば当然なのだがレベルが上がっていくにつれて、課金者たちとの戦いに勝てなくなっていった。好きなモンスターをそろえることはできてもそのモンスターたちでは限定ガチャのモンスターを課金者が愛情と金を注いで何回も強化したモンスターにサンドバッグにされるだけ・・・

ある時私は気づいた。これじゃポケモン第六世代の二の舞ではないか・・・と。

2年の時が過ぎるうちにポケモンの環境は第七世代に移行。ファイアローを始めとする前線で暴れていた多くのポケモンたちが弱体化し、そのおかげでドダイトスやメガヤンマの立場もやや回復し、ポケモンの環境も魔境ではなくなった。それをきっかけに私はポケモンのプレイ理由を見直して自分の範囲で楽しめるような目標を設定し復帰、モンスター系ソーシャルゲームから全面撤退をすることを決めたのである。現にいまでは女子キャラクター系のゲーム以外からは撤退している。女子キャラ系以外楽しめなくなってしまったのもあるが。

最後に

女子キャラクター系モンスター系問わず、ソーシャルゲームをやった過程で心がけていきたいと思ったことは暇つぶしにやるのではなく意味を持ってやることで無駄な時間を意味のある時間に変えることである。

ただ暇つぶしにソーシャルゲームをやるのではなく、目的を持ってプレイすることで無駄と思われている時間を有効な時間に変える。これを実行してみるだけでただの暇つぶしとは言えなくなる場合の方が多い。

ただ、一部の金を持っていないのにしまくった課金者が報道されたこともあるので世間には無駄だと思われているのかもしれない。そういうソーシャルゲームは完全なる無駄だと言ってくる輩がいたらそいつらとは縁を切ろう。

時間の使い方は人それぞれ違う。いつか消えるデータのレベル上げなんて・・・なんて思っている奴とは一生分かり合えるはずもない。自分で後悔しないのであれば、自分の手持ち以内で課金してまで好きなことに取り組むのは全然いいと思っている。

現に私はGF仮を2013年の12月3日からプレイしているので今や5年目である。はっきり言うとコンテンツの持続とキャラ愛があれば結構続けられるものなのである。ポケモンGOだって運転中にやって事故を起こす人間がいることで批判を集めたが、私からすれば良いウォーキングツールになっている。現に私はポケモンGOを用いたウォーキングで3Kgは減量できた。

だが、ソーシャルゲームには絶対にやってはいけないこともある。金が足りないからといって知人友人消費者金融から借金して課金を行ったり、クレジットカードの限度額までを使って過度な課金をすることである。

廃課金と呼ばれる人たちは課金できる金を用意できるからこそあれだけの回数のガチャを引いてモンスターや女子キャラクターを強化することができるのである。いくら強い推しの装備やカードが出たからと言ってガチャから推しが出るまでひき続けるのはギャンブル中毒となにも変わらないと私は思う。廃課金になるなら金を用意できるようになってからしよう。

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