健康番組って今思うとろくでもない番組の一つだったよなって話

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今でこそ廃れたが一昔前はかなりの頻度でテレビで健康番組というのがかなり放送されていた。見なければよかったのだが、身内がかなり見ていたのでパソコン操作をリビングでしなければならない私は嫌々見ていた感じである。

というのも私は知っての通り運動こそ最低限でやっているが運動は過去の経験で大嫌いだし、運動しても小太りで不健康な人間のままである。なので不健康判定された芸能界の方々が攻められるのを見るのが苦痛で仕方がなかったのである。だが私の好物はラーメン筆頭とした麺類で運動は嫌い、体以上に精神が不健康・・・死んだ方がいいのかもしれないと今でも思う。

今回は何故私が健康番組を今でもろくでもないと考えているのかを書いていくことにする。

トマトに群がる愚民の気持ち悪さ

一時期健康番組でトマトが減量に効くという特集が組まれ、スーパーからトマトが消えたことがあった。私はそのころまだだいぶ若かったのでそこまで詳しくは覚えていないが。

それを見た時私はアニメ版カービィの愚民ことキャピィの連中を思い出し気持ち悪くなった。

そこまでして痩せたい気持ちがあるのならたかが健康番組にで紹介された方法に何も考えずに群がるのではなくなぜ痩せないのか、トマト以外で痩せる方法もないのだろうかと考えてみようとはならないのだろうか。その番組が放送される前までトマト見向きもしなかったくせに・・・私から見ればすごく気持ち悪く感じてしまう。

私はトマトの臭みが嫌いで煮詰めてソースにするか細かく刻んで炒めないと食べられないからトマトが減量に効いたとしてもやらないだろう。なお、どうでもいい話だが私の限界集落はトマトが名産の一つで給食に丸ごと一個出てくることもあった。食えないので当然狂死に嫌な顔されましたとさ。農家の人が育てた云々～とか言われたこともあったけど知るか。食えないもんは食えない。今思い返せば腐れ学校によくある偏食を利用した虐待だわこれ。それがお前らの食育かぁー！！！

関係ない話を失礼。それにしても結局あの後トマトダイエットで痩せられた人って何人ぐらいいるのだろう？その後もバナナ、納豆、糖質制限、オートミール、野菜もしくは肉だけ食べるなどさまざまなダイエット方法が流行ったが、私に効いたのはスクワットと階段上りをして筋力の強化と維持をすることだけだったのでどれも信用ならない。

不健康な人間を槍玉に上げる描写の多さ

前述のトマトからだいぶ後の番組だったが、健康番組で不健康判定された方が槍玉に挙げられているのをかなり見たように思う。「残り寿命は○年。」みたいな感じで表示されていたなぁ。まあ長生きしたいと思っているのなら改善した方がいいだろうが精神障害と過食持ちでさっさと死にたい私にとってはそういう描写は不快そのものだった。医者も信用できないし。生きたくないしおすし。

そもそも不健康が悪であると決めつける人間はいつから不健康なやつには説教してもいいと考えるようになり、人権を無視するようになったのだろう。馬鹿に至っては主に質問サイトやSNS「そう言われて悔しいなら痩せればぁ！？」みたいな挑発や暴言を吐く始末。おめえと健康で争う気はねえよ何が多様性だよ糞ったれ人間共がと何度思ったことか。

今ではなくなってよかったと考えている

今現在では人をやり玉に挙げて説教するような健康番組はほぼなくなった。

ただ、人間年を取れば誰でも体の不具合が出るものではないだろうか？私はこう見えて歯がすごく健康である。虫歯も幼少期の乳歯がなったぐらいでもう20年ぐらい歯医者に行かなくても健康なぐらいだ。私とは逆に歯がボロボロで虫歯だらけ、定期的に歯医者に通わないと物を食べるのが難しい人だっているだろうし。他にも内臓の機能が悪いだの色々不健康の症状はあるだろうに体系が太いだけだとお前の努力不足だの怠惰だのと扱われるのは・・・謎過ぎる。

こんな今では不健康判定されている私でも一度は普通判定を貰ったこともあった。中学校入学時の健康診断(あの時の言い方だと身体測定か)での話であり、いじめられて過食するようになった直前のことだけどさ。なお、私はこのことを自慢することはない。どっちにしろ当時から体系は太いので何かの間違いだと思ってるから。

結局人間はいじめや差別を止められないんだろうなああ醜い。