私のやってきた仕事1 スーパーの夕勤店員

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今日から、私がこれまでやってきた仕事について書いていこうと思う。私の経験上一日派遣の仕事やアルバイトの話がほとんどになってしまうが、発達障害であり、この仕事をやってみようと思う、希望したいと思っている人にとって少しでも参考になると嬉しい。

今日は一番最初にやったスーパー店員について書こうと思う。

スーパー店員は器用さが重要

私が生まれて初めてした仕事はスーパーの夕勤担当の店員であった。夜18時から22時までの夕勤の店員であり、主に店内清掃やレジ打ちの業務を行っていた。やはり店員という立場であるがゆえに重要視されていたのは

夜の買い物のために来たたくさんの客をさばけるスピード

釣銭を間違えないように渡すための確認

様々なことに臨機応変に対処できる器用さ

以上の事である。私が働いていた時代は電動レジもセルフレジも存在しない時代だった。なので、手動レジで金を正確に数え、数え間違いがないように確認をしていた。つまりはスピードと正確性が同時に求められる仕事であり、処理速度が遅い私にとっては鬼門の職場だった。

特に恐ろしいのはレジで誤差が発生した場合の自己負担であった。何度かは始末書を書けば済まされるが、3回目以降の誤差があったらその誤差の分を自己負担しなければならなくなってしまった。

私は一度覚えのない8000円の誤差を出してしまったことがある。結局それは私が負担した。覚えがなくても私がレジの担当をし始めてから出た誤差なので無能な私が何かしらしてしまったのだろう。これの影響で当時欲しかったDVDの購入をあきらめたことがあり、それは私の恨みの一部として今でも忘れられない。

何度か朝勤務もしたことがあったが、その時はその時でお客が特売商品の内容を聞いてくるということが多くあった。基本が夕勤バイトの身であるため、特売商品なんて把握できるほど脳の領域がない。

私がここで唯一認められたのは店内清掃ぐらいであった。店内清掃の技術力に関しては一番だと店長に言われたこともあった。そのため、レジを他の同僚に任せ、私は清掃に特化していることが多かった。

それでも・・・レジでミスを多くしたため、居づらくなる+私の負担が大きくなるのは目に見えて明らかだった。また、客にお前頭おかしいんじゃないのかと言われた経験もある。ああ、頭おかしい人間だよ。所詮私はキチガイだよ。よく半年もこんなところに勤められたものだと自分でも思う。

やってみて思ったこと

私がスーパーの店員をやって思ったことは自分でマルチタスクが鬼門だと思っている人間や処理に迅速なスピードを出せない人間には絶対に推薦しないということだ。私の勤務していたスーパーは小型のものであったためそこまで店舗が広い場所ではなかったのだが、それでも鬼門であった。

大型スーパーやイオンモールのスーパーイオンみたいなところはもっと大変なんだろうなと思う。店も広いし、客は大勢やってくる。特売の日は地獄なんだろうなというのが目に見えて分かる。しかも365日営業なので、人が足りなければ毎日勤務を強制されたりするし、曜日感覚も狂う(私も実際に週6勤務したことがある)。

最後に警告

スーパーは広すぎるからコンビニなら勤まる!と思っている人間にも一言。

スピードと器用さと臨機応変さに自信がないのなら絶対にやめなさい。

コンビニはスーパー以上に鬼門だ。店舗は狭いとはいえ、昼時に食事を買いに来る大勢の人間のレジ処理、公共料金の支払いやネット通販で頼んだものの受け取り、店内端末によるチケット購入の処理、肉まんやおでん、フライドチキンなどのホットフードの取り扱いなどスーパー以上にマルチタスクとスピード、器用さが求められる場所である。特に昼時は腹を空かせて苛立っている人間も多いと聞く。深夜には強盗が入ってきて襲われる可能性だってある。

しかも24時間365日営業なので店によってはシフト交換が厳しかったり(急に予定が入っても同僚とシフト交換をしない限り、休みが認められないなど)、変にシフトを組まれる可能性だってある(昼勤で希望したのに、夜勤をするよう求められる場合もある。)

最後に警告する。

小売業は基本的に臨機応変さとマルチタスクとスピード、多くの日数勤務が求められる職種である。それはスーパーでもホームセンターでも家電量販店でも変わらない。扱う商品が違うだけだ。処理能力に自信のない人はすぐにでも候補から外したほうがいい。どうしてもというのなら品出しを選ぼう。短時間勤務なので力があればできる部分が多いから。

次は派遣で行った仕事について一つずつ書こうと思う。

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