ポケモンソードシールドプレイ記 その17

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簡単すぎる登場人物紹介

主人公

ミズキ・・・主人公の女の子。アニメ好きで自分の見た作品の推しの名前をポケモンにつける傾向にある。理由は不明だが手持ちと意思疎通できる能力がある。

鎧の孤島編で登場する手持ち

ミク・・・インテレオン♀。クールな話し方が特徴のミズキのパートナー。

レイカ・・・セキタンザン♀。皆のまとめ役。

ムツミ・・・ブリムオン♀。おとなしくて心優しい。

ミカン・・・ストリンダー♀。ハイな姿に進化した。

カグヤ・・・ドラパルト♀。げきりんのみずうみの王族の生まれ。

アオ・・・アーマーガア♀。今回の冒険から加入した解説要員。

ヨミ・・・フシギバナ♀。マスター道場で譲り受けた。

ニナ・・・ダクマ♀。マスター道場のヨロイと呼ばれるポケモン。

ナレーション・・・管理人

あくの塔とみずの塔

ニナとすっかり信頼関係を築いたミズキはマスタードのもとへ向かう。

「師匠、ニナとすっかり仲良くなれました!」

「うん、ミズキちゃんといると楽しいよ!」

「うんうん!ものすごーく仲良しちゃんになったね。清く強く育っているしすんばらしーことだね!・・・今のチミたちなら・・・2人とも、ワシちゃんについておいで。てくてく・・・てくてく・・・」

ミズキはニナを連れてマスタードの後に歩いてついていく。

「ミズキちん、ダクマ!もーっと強くなりたいなら、ダクマ専用の修行場・・・双拳の塔に挑んじゃいなよ!」

「双拳の塔・・・ですか?」

 

「うん!海の方にある青い塔はみずの塔!山の上にある赤い塔はあくの塔!登れるのはどっちか一つだけのみ!」

「どっちの塔を上るかによって進化したニナに備わるタイプが決まるってことなんですか?」

「そうだよん!よーく考えて決めてねん。どっちも5階建てで各部屋に強者が待ち構えているからレベルをしっかり上げて準備をしてからのぼってねん。てっぺんにたどり着くこと、ワシちゃん、楽しみにしているよん。」

マスタードはそういうと道場に戻っていった。

「水と悪か・・・ニナはどっちがいい?」

「わたしに聞くの・・・ミズキちゃんが手持ちのほかの子との兼ね合わせも考える必要があるだろうし、それで選んでいいよ?」

「ミズキ!あくにしよう・・・」

「ミク、急にどうしたの?」

「(またピンチだよ・・・なんでヨロイ島はこんなに水タイプ推しなんだよ・・・)」

「(ミクちゃん、タイプ被りで不安がってるのかも・・・)ねえ、ミズキちゃん。あくの塔にしない?ミズキちゃんの手持ちに悪タイプの子いなかったよね。」

「そうだけど・・・ニナはそれでいいの?悪は一撃で水が連撃だから連続技を使えた方がよくないかな?」

「わたし、連続攻撃するより一撃必殺で急所に当てた方がいいって思うの!」

「ニナ・・・そこまで言うなら、あくの塔にしようか。あくの方が得手不得手がはっきりしてるしフェアリーに弱い子もカグヤぐらいしか私の手持ちにはいないしね。」

「ありがとう!ミズキちゃん!」

「それとミク・・・ニナがもしみずの塔を選んだ場合だってミクのことは解雇しないよ?」

「それはわかってるけど、ゼニガメの件もあったから・・・」

「まあ、そう思っちゃうのもわかるよ。さ、あくの塔へ行こうか。」

あくの塔

ミズキは山を登り、あくの塔へたどり着いた。塔の前には門下生がおり、見張り番をしているようだ。

「あくの塔へ挑戦されますか?挑戦の際はダクマ一匹のみでお願いします。」

「ミクたちは連れていけないんだ・・・」

ミズキはボックスにミクたちを預け、手持ちをニナだけにして挑む。

「ミズキちゃん、ニナちゃん。応援してるよっ!」

「絶対に帰ってきてね!」

「・・・強くなったニナの姿楽しみにしてる。」

「みんなありがとう。それじゃ行こうかニナ。」

「うん!」

ミク、ムツミ、ヨミの激励を受けたミズキとニナは塔の中に入っていった。塔の中は1フロアそれぞれにに強い門下生が悪タイプのポケモンをもって待ち構えているといった構成だった。ニナはゾロアやズルッグ、マーイーカやワルビルといったポケモンたちをインファイトとアイアンヘッドを使い分けて倒していく。そして、ついに4階の門下生を倒した。

「ニナ!一気に決めるよ!インファイト!」

「そーれ!」

「ビアルッ・・・」

「・・・お見事ですミズキさん。頂上であの方がお待ちです。」

「(あの方って誰だろう・・・師匠かな?)」

ミズキは塔の頂上へ上る。すると、そこにはマスタードがいた。

「ミズキちん。来たのね・・・チミならあくの塔を選ぶと思って待ってたよん。君のエースインテレオンだもんね。」

「はい。」

「最後の相手はワシちゃんだよん。久々にちょーっと本気出しちゃおうかな。最後のあくの極意、ワシちゃん直々に授けよう!」

そういうとマスタードは黄色い胴着を着た真の姿になった。

「おぬしらには本気の姿で向き合わなければな!」

「あれが師匠の本気・・・ニナ!行って!」

「任せて!」

「行け!ダクマ!」

マスタードもダクマを繰り出してきた。

「「燕返し!」」

互いの一手目は燕返し。技がぶつかり合い互いのHPを削る。

「一撃で倒せないなんて・・・あっちのダクマもかなり強いんだね。」

「だけど・・・素早さならこっちの方が上!ニナ、インファイトで一気に決めて!」

「行っけえええええ!!!」

ニナは素早くインファイトを繰り出し、その攻撃がマスタードのダクマをとらえ戦闘不能にした。

「・・・若者の成長にはいつも目をみはるばかりだ。」

「ってことは・・・やったよニナ!」

「わたしたち、あくの塔をクリアしたってことだよね!」

「フハハ!君を信じてよかったぞ!よくぞここまでダクマを育ててくれた。はるか昔に愛弟子のダンデも子の修行に挑んだが、道に迷って塔までたどり着けなかったからな!」

「ダンデさん方向音痴だもんなぁ・・・」

「そやつにあくの掛け軸を見せてやってくれい!さらなる姿に進化できるぞ!」

「さ、ニナ・・・」

「うん・・・この掛け軸から力がみなぎってくる・・・」

ニナはあくの掛け軸を見る。すると体に変化が起きて・・・

ニナはダクマからウーラオスに進化した。

「見るがよい、これがウーラオス!どんな矛をもほふる頑丈な鎧・・・あくの型を極めし姿ぞ!」

「これならわたしも・・・ミズキちゃんの力になれるよ!」

「ワシの後ろに隠れていたチビ助がこんなに大きくなりおって・・・誰かの成長を目の当たりにするのはいくつになっても嬉しいものだな。ミズキ!ウーラオスよ!本当にありがとう!」

「いえ、私も新しい頼りになる仲間が増えて良かったです。」

「それはなによりだ。では道場まで帰るとしようか。」

ミズキはマスタードについて道場まで帰る。頼りになる新たな仲間と共に・・・

ウーラオスとダイミツ

ミズキが道場へ戻ると、なんとホップが来ていた。

「お!ミズキ!お帰り!道場での修行頑張ってるみたいだな!」

「・・・なんだホップか。どうしたのこんな場所まで。」

「なんだよもうちょっと驚いてくれてもいいだろ!オレダイマックスの調査でさしばらくヨロイ島にいるんだ。」

「うふふ、2人はお友達なんだってねー。ホップちん、ヨロイ島でキャンプする許可を取りに来てくれたんだけど、大変だし道場に泊まればー?って話してたのよん。」

「そうなんですか。」

「すっごく助かるけど、みんなの迷惑にならないかな?」

「大丈夫。マスター道場はいつでもウェルカムだよん。それにダンデちんの弟ならワシちゃんたちにとっても家族だからねー。」

「そっか・・・小さいころアニキもこの道場に・・・マスタードさん、オレしばらく厄介になるぞ!」

「いぇーい。もちろんオーケー!それとミズキちん。」

「なんですか?」

「ウーラオスについてなんだけど、キョダイマックスの力を秘めているんだよね。だけどダイキノコの風味が苦手でねー。ヨロイ島で取れるあるものを入れれば飲めるようになるんだけども・・・」

「ニナもキョダイマックスできるってことなんですか?」

「そう、そのあるものとは・・・」

「「あるものとは・・・!?」」

「あるものとは・・・忘れちゃったんだよーん!」

「そりゃないぞー!」

「せっかくだから2人で一緒に探してみてねー。」

「うーん、確かウーラオスは粘り気が強いミツが大好物だったような・・・ミズキ、ミツと言えば植物!植物言えば森だ!湿地帯の先にある森まで競争だぞ!」

ホップはそういうと駆け出して行ってしまった。

「相変わらず元気だね・・・私たちもいこっか。」

ミズキはあくの塔に上る際に預けていたミクたちを引き取り、集中の森へ向かうのだった。ヨロイ島での修行はまだ続きそうである。

現在の手持ち

ミク(インテレオン)♀ L79

レイカ(セキタンザン)♀ L77

ムツミ(ブリムオン)♀ L76

アオ(アーマーガア)♀ L75

ヨミ(フシギバナ)♀ L74

ニナ(ダクマ→ウーラオス)♀ L74

控え

ミカン(ストリンダー)♀ L74

コハル(モスノウ)♀ L73

カグヤ(ドラパルト)♀ L74

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