いじめや迫害への対抗策について考えてみる

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今日はいじめや迫害への対抗策について考えてみようと思う。いじめはどう転んでも加害者側が有利になってしまうがゆえに被害を受けた側は泣き寝入りしてしまい心の傷を負って、人間に恐怖を感じて引きこもりやニートになってしまうことだってある。助けてくれる人がいればいいのだが、自己責任論が主流で事なかれ主義のこの国では期待できないだろう。

それなのにいじめを受けていないもしくは立ち直った人間たちの中には大人になった後も発破をかけたり、馬鹿にするような言葉を並べてさらに傷つけてくるどうしようもない奴も存在している。なので、心の傷を負う前にできる行動を考えてみたのでもし現在進行形で傷つけられている人たちは参考にしてほしい。

私が考えた現在進行形でのいじめや迫害への対抗策

逃げる

正直今現在では教育機関が腐りきっているとしか言えないのでこの方法に尽きるとしか言えない。むしろこの方法を使わないと解決しないところを見ると人間という生き物のレベルの低さを感じてしまう。引け目を感じるなら野生動物と同じ行動を取っただけだ!と思うようにすれば少しは罪悪感も減るかもしれない(むしろ命の危機にあるのに逃げることに罪悪感を感じる必要は全くないと思うが)。

そもそも学校や会社に適応できる人間の方が正常じゃない可能性もある。よく考えてみよう、学校を楽しいと思って教員を目指す人間がどういうタイプなのかを・・・

相談する

いじめの内容を両親や友人、相談機関などに相談して解決策などを提案してもらう方法である。私も逃げるの選択肢が選べなかったので、攻撃を行なってくる人間対してはこの手段を用いていた。

しかし、この方法を選ぶ場合は相談する相手をしっかりと吟味して選ばなければならない。相談する相手が悪いと、いい年した大人ですらいじめられる方が悪いなどという暴論を返してくる場合があるので、逆にダメージを与えられてしまう。

耐える

私の経験上、一切推薦できない方法である。いじめや迫害に耐えたって強くなんかならないし、私のようなどうしようもない人間になってしまう可能性も高い。今でもこの方法を提供し続ける大人たちは耐えれば乗り越えられるなんていう昭和の価値観なんか捨ててしまえばいいのに。たぶん今後100年ぐらい経たないととなくならないんだろうけど。

独自の道を切り開く

経営者になる、自分で金を稼ぐ方法を確立する、自給自足生活をするなどの手段。成功さえすれば最善の選択であり、実際にこの方法で成功している人もいる。だが、失敗する可能性やリスクも大きく安定はしない上に失敗したら馬鹿にされる可能性もある。

だが、それでもこの道の選択をする人間を私は応援したい。

戦う

これもよく聞くが・・・集団で攻めてくるいじめで物理的に対等に戦うには自分以外にも戦力が必要な上に裁判で戦うには金と時間がかかる上に身内以外の人間から長期間白い目で見られることもある(最悪の場合身内すら味方になってくれないことも)。大半は事なかれ主義を貫いてくるので、孤独な戦いになるのも避けられない(理解してくれる友人を持てれば心強いが)。耐えると同じぐらいリスクも高い。

それでも戦う事を選ぶのなら止めはしないが、敵が多い分時間も精神も金もすり減っていくことも頭に入れておきたい。

復讐する

自分の人生を破壊した人間に対して環境から出てから数十年後などに加害者に復讐を行う手段。しかし、そのためには自分の人生を犠牲にする必要がある。それに加え失敗もしやすい上に失敗したら速攻で罪がばれて刑務所行きである。過去にあったいじめの復讐を目的とした殺人未遂事件を調べてみると、復讐に失敗して逮捕されてしまった被害者は結構多いものである。

胸糞悪い結末になる可能性があることを覚悟できるのなら選択してもいいかもしれない。

一番いいのは人間たちがいじめや迫害を悪いことだと認識すること

色々と対抗策を上げてみたはいいもののの、私が思う一番最善の方法は以下の事だ。

・人間一人一人がいじめが最低のやり方であることを自覚し、本能だから~という言い訳を通用しない社会を作ること。

・教育機関及び教師がいじめの徹底すること。いじめを教師が見つけて解決したら担任教師の評価をマイナスにするのではなくプラスに変える。

・考えが合わない、話しても何の得にもならない人間とはすぐに済み分ける。一緒にいて落ち着ける人間とだけ付き合うようにすればいい。違う価値観に興味のある人だけ関わるようにすればいい。

いじめでずっと苦しんできた私の思う願い。それは、学校という閉鎖的な環境で皆が安心して過ごせるようになってほしいということだ。人に積極的に嫌がらせをする人間を育てて何になる?子供だから~で許すことで誰が救われる?この国は今一度教育という物について真剣に真面目に考えてほしいものだ。

最近はいじめを受けた場合、加入していればいじめにあった時に保証が受けられるといういじめ保険とかいう制度もできたと聞くが、保険を作らなければ解決できないことのだろうか。非常に腹立たしく思う。

隠蔽体質、事なかれ主義、自己責任論・・・最近のいじめはこれらの考えやSNS等の本来はネットワークでコミュ家ーションを取るためのはずのツールが絡み合って非常に厄介なものになっている。これからも心無い言葉で傷つく人が増える限り、私の人間への失望が消えることはないだろう・・・

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