秋深まる今期は女子キャラアニメもかなり数が多く、ヘビーなストーリーに胃もたれを感じつつ、見るのに苦労しつつなんとか追いかけることに成功した。
今期で売れたのはグリッドマンとかゾンビランドとかだろうけど・・・私は知らぬ。今期は全体的に厳しくつけた。余談だけどグリッドマンは録画したけどまだ見てないのです。
目次
前期(2018年10月期)推しキャラクター
牛久花和
登場作品:アニマエール!
キャラクター評価:50/50満足 扱い評価:35/50満足 総合:85満足(A)
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8話というかなり遅い段階から登場したスロースターターでひづちゃんを尊敬するあまりストーカーと化している強気系。7話より前も少しだけ出ていたりするのだが、観客の中にいるかストーカーしてるかのどっちかである。名前の読み方は「かな」であり、「はなわ」ではないので注意しよう。はなわと呼ぶとキレます。だけど原作にあるかなと呼ばれたのにはなわだと返しちゃう某コサンジのようなやり取りが好き。チアの経験は豊富で宇希さんを怪我させてしまった際にあまり練習を積まなくても代理を務められるほど実力が高い。
なぜか7話まではOPやEDでハブられていた。8話からはEDに9話からはOPにも追加され、ストーカーくさい行動も解消されたのでよかった。同じく途中加入だったこてっちゃんが最初からいたのを考えるとちょっと扱い悪くないかなとも思ってしまう。それに加え12話に抑えるために花和の魅力が詰まっている色々な部分がカットされている・・・これも影山のせい。
推し以外のお勧め
舘島虎徹・・・こてっちゃん。名前と過食しすぎてしまう所にコンプ持ちの清楚系。それにしても女子に虎徹なんてよくつけられたものだ。きっとこてっちゃんの両親は男児が欲しかったのかもしれないと邪推してしまう。
月白瞳美
登場作品:色づく世界の明日から
キャラクター評価:47/50満足 扱い評価:46/50満足 総合:93満足(S)
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色覚障害を負った主人公で、おばあちゃんの魔法で現代に飛ばされた。魔法も嫌っており、消極的だったが写真美術部の仲間や現代のおばあちゃんとかかわっていくうちに徐々に打ち解けて行き、魔法にも取り組むようになった。そして最終的には未来に戻りたくないという考えまで生まれるほどに。彼女がふさぎ込んでしまった大元の原因は月白家で唯一魔法を使えなかった母親が出て行ってしまったことだったようである。
9話では魔法写真美術部部長の男に告白されたが断った。しかし・・・それによってあさぎんとの間にすれ違いを生んでしまった(瞳美が動いたからすぐに解消したけど)ことで男がさらに嫌いになった。やっぱり女子キャラアニメの男なんて・・・私からすればどいつもこいつもイタリアもダメダメだわ。
また、月白家の女性はほぼ紫系の髪色だが彼女だけ銀髪なので、そこが気になるところだが明かされることはなかった。あくまで推測だが、彼女が色覚障害であることを象徴する表現なのかもしれない。また、最後は未来に戻り、現代で様々なことを経験したことによって色が見えるようになり、学校で積極的に相手に話しかけるようになるなど変化している。また、おばあちゃんと共に出て行った母親に会うために探すことにしたようだ。見つかるといいね。
豊浜のどか
登場作品:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
キャラクター評価:41/50満足 扱い評価:25/50満足 総合:66満足(B)
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花和よりも更に遅い9話から登場したシスコンアイドル。現役で女子高生しながらアイドルをやっており強気そうな見た目でとてつもない負けず嫌いという花和やまいまいと合わせたらバトルが発生しそうな性格。おまけにうざいとか結構多用するので素は結構柄が悪い。しかし、優秀な姉を持ち、その状況で母同士の代理戦争に無理やり参加させられた身なのでどうしようもないことなのかもしれない。
この作品は思春期の精神の不安定さによって様々な現象が起こる思春期症候群が取り扱われているが、豊浜ちゃんは異母姉である麻衣先輩と姿が入れ替わるという症状に見舞われる。外見だけ入れ替わっているので元に戻った時はビジュアルだけ戻ると言うこれまでにない入れ替わりである。
内容は結構ヘビー。自分の姿になった麻衣先輩が自力では手に入れられなかったセンターポジションと母の喜ぶ姿を見て絶望して入水自殺しようとする場面もあるし・・・主人公に止められたが。自殺しようとしたのも影山のせい。ってか本当に悪いの豊浜ちゃんの親じゃね?母は毒親のようにしつこく豊浜ちゃんにメッセージ送りまくってるし、父は大元の原因なわけだし。結局元に戻った後は麻衣先輩の家に住むことになった。それならもっと早く出してくれや・・・
豊浜ちゃん以外の子に興味が一切沸かなかったので9話でやっとまともに視聴したこのアニメ。人気作品だし非難されるだろうけど豊浜ちゃん以外に興味ないんだからしょうがないじゃないかぁ。花和のように最初からちょくちょく小出しにしてくれればもっと良かったように思う。昔は髪の色が茶髪だったので今は金髪に染めているのかもしれない。
狛井蓮季
登場作品:寄宿学校のジュリエット
キャラクター評価:48/50満足 扱い評価:24/50満足 総合:72満足(B)
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少年のような喋り方が可愛い幼馴染ポジションにいる女子キャラ。名前の由来は言うまでもなくシベリアンハスキー。主人公になついていて好意も持っているのに4話で主人公から思いを聞かされて玉砕することになり、その後は噛ませポジションを強いられている。主人公がペルシアとこっそり付き合っていることを明かしたときは怒りと悲しみと裏切りへのショックのあまり日本刀を振り回して襲い掛かった。
結局主人公の友達でいてくれという言葉と主人公のおかげで友人を増やすことができて明るくなっていった時のことを思い出して暴走は止んだけど相当ショックだっただろうな・・・しかし、その後も主人公とペルシアの仲を取り持つのに協力するけなげな姿を見ていると悲しくなってくる。蓮季視点で見ていると主人公が憎らしくなってくるな。これも影山のせい。
あとこの作品男の割合が多すぎる。個人的主観では男:女比率は8:2ぐらいの気持ちで見ていた。あの寄宿学校男の比率が異常に高いんじゃないだろうか。
推し以外のお勧め
王手李亞・・・中の人がまいまいと同じ工学の天才で飛び級しておりキャッチャーネットのような道具を使用する。可愛らしい見た目に反して無口かつ無表情なのがまた良い。手李亞かわいいよ手李亞。
夏木ひなた
登場作品:となりの吸血鬼さん
キャラクター評価:49/50満足 扱い評価:42/50満足 総合:91満足(S)
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ヘビーなストーリーを繰り出してくる今期の娘たちの中では唯一普通の子・・・と思いきや立派な百合要員で灯に対して明らかに恋している。しかし灯はソフィーたちに夢中で存在を忘れ去られることも多くその度に落ち込んでいる。彼女の思いが報われる日は・・・来ないようにしか見えないのでやっぱり不憫。ひなちゃんが報われないのは影山のせい。ホラーが苦手なのだが強がってしまいホラー映画のDVDを見たりお化け屋敷に入ったりする。あまり無理しないでほしいものだが。
今期の中では唯一の日常系なので安心もくれる存在。胸が大きいことを気にしているようで、エリーにもまれたときは好きで大きくなったんじゃないと大泣きしている。身体の成長って選べないからね・・・なお、身長は168cmらしい。私と同じ大きさじゃないかひなちゃん。
幼馴染にぞっこんだったり、胸が大きかったり、弟がいたり、ボーイッシュなしゃべり方、髪色が橙・黄色系だったりとアニマエールの宇希さんと結構似ている所がある。あと夏休みの宿題は少しずつ片づけたほうが気が楽だよ?正直このアニメバトルガールの監督だったからすごく心配だったけど可愛さ全開で問題なかったのでよかった。
余談だが、この作品は一部では灯がきんいろモザイクの忍に見た目や言動、行動が似ていることからぎんいろモザイクと呼ばれているらしい。つまり百合要員のひなちゃんは陽子の要素を持ったあややということである。あややが好きな私が好きにならんわけがない。アニメ制作会社も同じであるそうだ。
氷室舞・水無月桜
登場作品:俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
キャラクター評価:48/50満足 扱い評価:29/50満足 総合:77満足(B)
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まいまいは花和とやけに被る人。赤系、強気、ツン思考、ストーカーと要素が色々と被るが、こちらは作家であり、ストーカーの対象が主人公(つまりは異性)なので差別化は十分にされている・・・はずだけど。主人公の作品の面白さを見極めるためにしつこく付きまとったり、胸をわざと触らせたり・・・結構大胆である。全体的に大事な部分が削られ消化不良で終わってしまった感が歪めない。それと音楽少女の羽織と似ていると言われるのは影山のせい。
桜は主人公より年上なのにお兄ちゃんと呼んでくれる上に敬語で話してくれる新人声優。素敵な高声にってか見た目や言動を見る限り天然系に近い感じがするけど、実際はしっかり者ってギャップあって素敵な子じゃないだろうか。しかし兄との摩擦で主人公の家に家出でした8話の言動見る限りではただの・・・にしか見えないぞ原作のいい部分をカットしたみたいだし、これも影山のせいだな。私は推しのほとんどがまともな子じゃないのでこれでもいいけど。最終回の実兄に厳しく迫るところかっこよかったです。ちなみに学年は高2である(まいまいや主人公より1歳上)。
しかし、魅力的な女子キャラクターが2人もいるのにもかかわらず、この作品の作画崩壊は恐ろしいものであり、普段は作画が二の次の私でも結構気になるぐらいの崩れようだった。しかし、イナズマイレブンオリオンの刻印よりはましだと思っている。作画崩壊も影山のせい。
半蔵門雪
登場作品:RELEASE THE SPYCE
キャラクター評価:30/50満足 扱い評価:33/50満足 総合:63満足(B)
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自他ともに厳しい人。しかし、道場の跡取りとして幼少期から厳しい修行をこなしている上にどこかの過程で片目を失って隻眼になっているのでそういう性格になってしまうのも仕方ないのかもしれない・・・と思ったら右目は失っていないし今ではしっかり見えるとのこと。脅かすなよ。工場見学が好きという特殊な性癖を持つ。
大切に思うが故ではあろうがモモへの当たり見てると辛い。私が説教嫌いなので逆にストレスになる。とはいえ責任は取ってくれるのでいい人なのだし最終回を見る限りでは愛を伝えることも可能なのは分かった。いやでも普通に演技はしてるし・・・すまん半蔵。君の考えは私のようなすぐ相手の裏を読もうとしてしまう嘘嫌いなダメ人間では一生理解できないかもしれない。楓よりはいいけど。うん、私は癒し担当の初芽五恵コンビが一番いい。
10話で敵のボスに切られ大量出血で死亡したように見えたので視聴自体止めようと思っていたが最後まで見てしまった。生きててよかったけど。だけど影山のせいだこれは。それにしても見る作品間違えたな・・・最後はスパイを辞め記憶を消して日常に帰っていき、弟子のモモは師匠となり自分の弟子の孫一ちゃん(何気にCVこてっちゃん)を採るという終わりを迎えた。まあ・・・死ななくてよかったよ半蔵。最後にソーシャルゲーム化の告知をしてくれた。真矢様もそうだったけど半蔵お前もか・・・
推し以外のお勧め
石川五恵・・・このヘビーな作品の癒しといっても過言ではない存在。クールそうに見えて優しく、それでいて力も強いというとてつもないお方で自分の強さを大関としている半蔵ですら彼女にはそれ以上の評価である横綱の称号を持つ最終兵器で五右衛門可愛い。最初から五恵推しで視聴すればよかったのかもしれない。
総評
今期では花和がトップクラスの良キャラで、実質的な覇権と言える。特にはなわと呼ばれて反発したりかなだと教えたりする場面は見てて楽しい。今期は花和が加わった12月からが本番と言っても差し支えないだろう。
蓮季と豊浜ちゃんに関してはそれぞれ作品に麻衣先輩とペルシアという強ヒロインが存在しているので別の作品だったらもっと輝けていたんじゃないだろうかと思ってしまう。
やっぱりアニメの作り方を2クール24話に戻してほしいものだ。話を詰め込むとその分輝けない子が増えるのはどうしても避けられないと思うからだ。
それと今期は放送期間中に誕生日を迎えた子が3人もいる。蓮季(10月9日)、花和(11月11日)、そして半蔵(12月14日)。花和以外は誕生日過ぎてから誕生日分かったり推しに決めたりしたから、祝えなくてすいません。
来期は私もプレーしている女子キャラソーシャルゲームぱすてるメモリーズがアニメ化するほか、エレンさんにまた会えるみにとじ、今や大人気作品へと進化を遂げたバンドリの2期などがある。見る限りでは現代系女子キャラ作品の絶対数が少ないので今期ほど見るのが大変ということもないか。
いい機会だ次からはもっと厳選しよう。私はここ数年の作品を通じて好きなタイプと嫌いなタイプがかなり浮き彫りになってきたから、その方がいいだろう。すべての女子キャラと仲良くするなんてことは無謀だと言うことにも気づいたし・・・よし、来年は厳選厨になろう。ストーリーは重くったって円堂キャプテンのようにお前たちは最高だと言ってあげたいものだ。女子キャラクター研究家としてはね。
そして今年の投稿はこれで最後とする。皆様来年もこの厳選ばかりする主人公以下の女子キャラクター研究家をどうぞよろしくお願いいたしますです。
今期の格言
来期からは厳選を厳しくする。これが私の女子キャラに対する「答え」だ。