物事に半人前一人前を持ち出す人間は信じない

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私は半人前だの一人前だの言う概念が嫌いであり、そう言った概念を持ち出す人間も信じたくないと思っている。というのも

一人前や半人前も人間が人を馬鹿にするために作ったレッテルとしか思えないからだ。

全ての物事をこなすことのできる完璧な人間などいないわけだし、見かけ上でそういう人間はいてもそういう人間に限って性格や中身の部分に人を見下すような醜い部分があったりする。そんな人間を私は一人前だなんて思えない。それにこう言った考えは元々、人間が成長の過程で行う儀式のような物の後付けで生まれたものなのではないかと思っていることもある。今回は私が半人前と一人前という概念について思うことを書いていこうと思う。

人の作った考えに従うことが一人前？ならそんなものいらない

私は以前ここでニートに対する私の怒りを書いた経験があり、その時に一人前の証などいらないと書いている。その考えは今も変わっていない。

なぜなら一人前だの半人前だのなどと言うのは人間が勝手に決めた枠組みに従っていない者を馬鹿にして見下すために作られた概念だとしか思えないからだ。

よくあるのは結婚できてこそ一人前という考え。確かに愛する人間を見つけて結婚することができるのは素晴らしいことだ。だが、自分ができているからと言って独身の人間を見下し、非難したり、結婚を強要したりするのは自分勝手な考えだし、そもそも独身であると言うだけで非難するのはその人に対する人権侵害に他ならないのではないだろうか。それ以外にも実家暮らしは半人前、子育てしていない夫婦は半人前などの意見を聞いたことがある。

私か言わせてもらえば、自分たちより劣っているなどという決めつけだけで非難をするのであれば、たとえ立派な肩書を持とうがそいつらの方こそ自分勝手な半人前だろ！と言いたくなってくるのだ。そういう奴らはの言葉は絶対に信用したくないし大嫌いだ。

自分が一人前の条件に当てはまっているからと言って勝手な基準を設けたり、自分もしくは世間の基準で半人前を見下すような人間こそ半人前に加えて本当は自分がその立場を手に入れたかった嫉妬野郎。私はそうとしか思えないよ本当に。

人間なんて支えあうことでようやく一人前

私が思う人間が一人前となる時は互いに欠点を補い支えあった時のみだと思っている。人の欠点を持ち出して、そこに半人前のレッテルを貼ることしかできない人間って普通に真っ当に生きてきたこと以外に自慢できることがない中身のないもしくはつまらない奴なんだなって思ってしまう。私はそういう人間には自覚のないクズ人間の傾向がある場合が多いから死んでもかかわりたくない。

本当に一人前の人間は人の欠点を突いて見下したり馬鹿にすることはしない。私はそんな人間が別の場所ではどれだけいいことを言っていても、半人前だと見下したり馬鹿にしたりしているのを見た瞬間その人間を信用するのを辞める。人を見下すことができる割に貴方何か立派なことでもしているんですか？結局自分勝手に人を馬鹿にして楽しんでいるだけだろうが！！！

私は世間やそう言った人間の基準で言えば一生半人前なのだろうが、そういう半人前一人前などのレッテルで語るようなクズ人間にだけは絶対になりたくないと思う。自分ができているからという勝手な理由で、できていない人を馬鹿にしている奴こそ半人前以下の救いようのない人間だ。