辛い思いをしている人に追い打ちをかけるように説教する人ってなんなの？

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人間の中には自分の意見を暴言などを交えて押し付けて説教をしてくるやつらが一定数いる。そういう人間は

なぜ弱い人間は強くあろうとしないのか。強くなればいいだろう。

お前は人の意見を聞けないから結果が出せないダメな人間なんだよ。

などという考えを私によく言ってきた。説教を言われているうちが花だという考えもあるのだろう。しかし、私からしてみれば普通の思考ができないだけで勝手に弱者扱いされ、説教されたことに非常に腹が立つ。確かに私は金を稼ぐこともそんなにはできないし、考え方も欠陥だらけだ。

だが、そう言った説教で人間の抱える悩みのすべてが解決するのならなぜ精神医学があるんだろうか？頭のおかしくなった人間を管理するためか？そんなわけないだろう。

今日は私がすぐに説教を持ち出す人間について思うことを書いていく。

そもそも説教とはなんなのか

まずは説教の定義と意味をここに記す。

説教（せっきょう）とは、宗教の教義・教典を、その信者や民衆に、口頭で説き明かすこと。また、そこで話される内容そのものを指す場合もある。転じて、目下の者に対して、教え導くために言い聞かせることや、堅苦しい教訓をいう場合もある。

出典：wikipedia

つまり元々は宗教の教義や教典を信者に説き明かすという意味で使われている言葉であった。だが最近では目下のものに対して教え導くために教訓を言って聞かせるという意味でつかわれている言葉だった。

しかし、最近の人間がよくする説教はどう考えても自らのストレス発散のために部下や自分が見下している人間や下の立場にいる人間に向かって怒鳴り散らしたり、高圧的な言動をするというようなパターンが増えている。私から見れば自分のストレスを発散するために目下の人間や見下している人間をはけ口にすんなよと思う。

それ、弱い者いじめと一緒だってことわかってるのか？

何かあるたびに説教する人間は自己責任論を押し付けてくる

説教をする人間が説教する相手に向かってよく使う理論がある。それが自己責任論である。自己責任論とはお前の努力が足りないから○○のせい（例を挙げれば育った環境、危害を加えてくる人間など）にするななどと言ったようなものである。

この自己責任論、非常に厄介な物で言われ続けると無意識で自分を攻撃するようになってしまうのである（例：お前は空気を読まずに周りと合わせないからいじめられるんだ→周りに合わせられず人間を不快にしてしまう自分が悪いのか→だったら俺なんか死んだ方がいい）。

ネット掲示板や質問サイトでさっさ死ねだの甘えるななんて言う人はたくさんいるが、こういう事をいう奴ほど自分の人生に満足してない場合が多い。なぜそう言えるのかというと満足しているのなら弱そうなやつを見つけて誹謗中傷したり叩いたりするなんてことをする暇なんて一切ないはずだ。誹謗中傷している暇があるなら自分の好きなことをやったほうが有意義に過ごせる。たまにネットで我が物顔をして人を叩くことを趣味にしている根っからのサイコパス人間もいるが・・・

人と比較することほど無意味なことはない

結局、説教や誹謗中傷が生まれる一番の原因は人と自分との人生の比較である。人間には本能で自分よりも弱い、もしくは立場が下のものを攻撃する習性がある。説教する側はストレス解消になって楽しいかもしれない。だが、説教される側には何もいいことはない。質問サイトなどで辛いと言っただけでもっとつらい人がいるんだからそれぐらいで甘えるなと言われたら、された側は本気で辛くても自殺に走る可能性だってある。

私は辛い思いをしている人間に一方的な説教をする人間の方がはるかに弱いと思っている。なぜなら、それは精神的な暴力と何も変わらないと思うからだ。人に説教している暇があるのならその攻撃的な弱さの補正でもしていろ！説教ばかりするお前たちよりもそれに耐えている人たちの方が何倍も強い！！！

私は、持論を押し付けて説教をしている自他共に厳しい人間こそ説教を受けなければならないのではないかと思っている。そういった奴らは相手の気持ちを理解することすらできず、虚勢を張らないと自己主張すらできない弱い人間なのだから。