最近、バトルツリーが一切クリアできず、マスターツリーリボンをあきらめてしまおうかという考えが私の中に出てきている。強すぎんだよな道中で出会うトレーナーたち・・・
まあそんなことは私の実力不足なのでどうでもいい。ポケモンで切っても切れない要素、それは努力値である。誤った振り方をしてしまうとザロクのみなどの努力値を下げる木の実を使って下げなければならず、その木の実も一部を除いて店売りしているわけでもないのでなかなか面倒で嫌になることもある。
なので今回は各世代での努力値の振りやすさとどの世代で振るといいのかを手順も含めて紹介していこうと思う。
第3世代
はっきり言ってこの世代で努力値を振るのはポケルスがないと時間もかかる上にかなり厳しい。この世代からリボン付けをする場合は対象ポケモンに極力努力値を入れないように立ち回り、レベル上げはエメラルドコピーで増やしたふしぎなアメで行うのが安全。一応ドーピングアイテムのタウリン等はこの世代からすでにあるので、振りたい場所に使っておくのもいいかもしれない。
ただ、10個=100までしか振ることしかできないので残り152は地道に野生ポケモンを倒さなければならない。この時代では個体値同様隠しパラメータ扱いなのでどれだけ振ったかを目視で確認することもできないので電卓などで計算する必要もあり難しい。
ザロクのみなどで努力値を下げることができるのはエメラルドのみでルビーサファイアやFLLGでは使えない。エメラルドの環境が整っていればいいが、大半のGBAソフトの電池切れで時計が止まっており、木の実が育たなくなっている上に今からエメラルドで完璧な育成環境を用意するのは電池交換済みのソフトをメルカリなどで購入する必要があり、そのようなソフトはデータが初期化されていることがほとんどなのでそこから改めてストーリーをプレイする必要があり、至難の業と言えるだろう。
第4世代
この世代からパワーリストなどのパワー系アイテムが登場。努力値を振る効率が大幅に上昇した。この世代で努力値を振る場合はHGSSのポケギアを利用した再戦が一番効率が良い。特定の曜日と時間のみではあるが、その時間内であれば対戦→そのトレーナーがいる道路を出て電話→再選を繰り返せば何度でも対戦が可能で時間変更にも対応しているからである。
しかし、パワー系アイテムがあってもポケルスがないと効率は悪い。また、この状態にするには何度か再戦しないとレベルも上がらない、すぐの再戦の時はポケモンも進化前の状態でありもらえる努力値も少なくなるので注意。またこの世代までレベル100のポケモンはいくらバトルしても努力値を振ることができないのにも注意。
HP:ジェントルマンのカーネル ヨルノズク+2(アサギの灯台 火曜日昼のみ おまもりこばんで金稼ぎも可)
攻撃:釣り人のナオフミ アズマオウ+2×2 ハリーセン+1 キングラー+2(12番道路 水曜日昼のみ)
防御:やまおとこのノリヨシ サンドパン+2 ゴローン+2 ゴローニャ+3 ハガネール+2 (13番道路 土曜昼のみ)
特攻:ラブラブカップルのカツとリタ フーディン+3 ゴルダック+2(13番道路 金曜昼のみ)
特防:ぼうそうぞくのトラゾウ ドククラゲ+2×2 スリーパー+2(17番道路 月曜朝のみ)
素早さ:釣り人のマキオ コイキング+1×6(12番道路 木曜昼のみ)
第5世代
第4世代から一転、パワー系アイテムこそあるが再び努力値の振りにくい世界になっている。この世代からレベル100になったポケモンにも努力値が入るようになったのですでにレベルを上げてしまったポケモンの努力値の振り直しができるようになった。タブンネちゃんのおかげでレベル上げしやすいメリットもある。
どうしてもこの世代で努力値を振りたい場合はBW2のジョインアベニューの道場を建ててそこを利用するのが一番いい。花屋もあり、建てれば努力値を下げる木の実を買うこともできるようになる。だが、今から環境をそろえるのはなかなか厳しいものがある。
第6世代
この世代から努力値を目視で確認することができるようになり、群れバトルによって色違い探しついでに努力値を振れるようになったので一気に便利に。群れバトルは効率がいいので私はこの世代で努力値を振るようにしている。
パワー系アイテムを5個そろえ、この世代からすべての手持ちポケモンに経験値が行きわたるようになった学習装置の特性を利用することで手持ち全員に努力値を振れる。学習装置としあわせタマゴの効果が両立できるようになったこと、新要素のOパワーにけいけんちパワーというのがあり、それらを最大限に活用することでレベル上げもしやすくなった。
XYでは雨が降っているとあまいかおりが使用不可になるのでORASの方が効率がいい。以下が群れバトルで努力値を振るのに必要なポケモンと道具である。
・あまいかおりを使えるポケモンもしくはあまいミツ
・全体攻撃が使えるポケモン(なみのり、じしん、はっぱカッターなど。またこのポケモンはレベル100であることが望ましい)
・ポケルスのついたポケモン(努力値を振りたいポケモンに感染させておく)
・パワー系アイテム5~6個
XY
HP:ゴニョニョ(地つなぎの洞窟)、タマゲダケ(20番道路)
攻撃:マダツボミ、アーボ(14番道路)、ウツドン、アーボック(19番道路)、オーロット(20番道路)
防御:ダンゴロ(映し身の洞窟)、イシツブテ、アイアント(18番道路)
特攻:コダック、ロゼリア(7番道路)、バニプッチ、ムチュール(フロストケイブ)
特防:マネネ(映し身の洞窟)、ハネッコ(7番道路)
素早さ:スバメ、キャモメ(8番道路)、ズバット(地つなぎの洞穴)
ORAS
HP:ゴニョニョ(カナシダトンネル)
攻撃:カゲボウズ(おくりび山内部)
防御:サンド(111番道路、すながくれに注意)
特攻:パッチール(113番道路)
特防:チルット(115番道路)
素早さ:ジグザグマ(101番道路)、ズバット(流星の滝)
第7世代
この世代で努力値を振る場合は仲間呼び出しという方法を用いることになる。群れバトルに比べればやや手間はあるが、高個体のポケモンや色違いのポケモンを探したりするのにも役立つのでぜひ覚えておきたい。パワー系アイテム持たせるだけでも14回、ポケルスとパワー系アイテムで7回倒すだけで一つのステータスに252振れるのでかなり効率は良い。
以下が仲間呼び出しに必要なポケモンと道具である。
・みねうちと相手を倒せる攻撃技(この技のPPは多い方がいい)を覚えたポケモン
・ビビりだま
・パワー系アイテム
・回復の薬やピーピーエイダーなどの回復薬(長期戦になりがちなので)
・いればポケルスのついたポケモン
手順
1、学習装置をONにして先発にみねうちを使えるポケモンを置き、対象のポケモンに遭遇。
2、対象のポケモンに遭遇したら、みねうちで体力を削る。
3、ビビりだまを使用して相手を怯えさせ、助けを呼ぶ確立を上げる。
4、相手のポケモンが助けを呼ぶと、もう一体同じポケモンが来る(助けが来ないこともある、相手とは別のポケモンが来ることもあるので注意)
5、助けに来たポケモンをみねうち以外の攻撃技で倒す。
6、すると相手ポケモンがまた助けを呼ぶのでそこに来たポケモンを倒すのを繰り返す。
努力値振りやすいポケモン一覧
HP:キャタピー(1番道路)、アマカジ(シェードジャングル)
攻撃:ヤングース(1番道路昼のみ、サンのみ茂みの洞窟の砂煙から確定)、ツツケラ(1番道路など)
防御:ダンゴロ(テンカラットヒル)、ペリッパー(16番道路)
特攻:オドリドリ(メレメレの花園他)、チュリネ(メレメレの花園 ムーンのみ)
特防:メノクラゲ(ハノハノビーチ)
素早さ:アローラコラッタ(ムーンのみ茂みの洞窟の砂煙から確定)、モンメン(メレメレの花園 サンのみ)、アブリー(メレメレの花園)
仲間呼び出し以外では時間はかかるがポケリゾートにあるワイワイリゾートを利用することでも努力値を振ることができる。他にもフェスサークルに☆5のアスレチック店を建てれば☆7のコースで一気に252振ることもできる。ただしフェスコインが大量に必要になるが・・・とはいえ努力値を振る手段は広がったと言っていいだろう。
第8世代
剣盾とBDSPでは努力値を上げるアイテムのタウリン等を努力値最大になるまで使えるようになったのでいちいちバトルする必要がなくなった。金さえあればポケルスが無くても気軽にポケモンを育てられるように。また、剣盾のワイルドエリアでは進化後のポケモンがたくさん出てくるようになったのでレベル上げも楽である。
また、PCからアクセスできるポケジョブを利用すれば一度にたくさんのポケモンに努力値を触れるようになった。便利な時代なったものだ。
最後に
どの世代でも道具やポケルス、環境が成立していれば十分にポケモンを育てることができるが、新規で始める人間の場合はそうでもないのが現実。木の実も一から育てなければ増えないし、買えるのもBW2ぐらいだし。この記事が少しでも役に立つことがあれば嬉しいものである。