生きるのが向いてない人間のためにベーシックインカムを導入するのは良いと思う

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辛い毎日を送りながら死にたいという気持ちを常に生きている私は最近、ベーシックインカムという構想があるということを知った。ベーシックインカムとは以下のような考えとのこと。

ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想。

wikipadiaより出典

私はこの構想に全面同意する。勤労意欲の低下、、借金ばかりしている日本の財政では厳しいなどの批判もあるが、年間3万人の自殺者が出ている現状を見て私が思うのは

まともに生きられない人間がたくさんいるのにそんなこと言っている場合なのか?

ということである。今日はこのベーシックインカムについてなぜ私が賛成意見を出しているのかについて書いていこうかと思う。

私がベーシックインカムに全面同意する理由

私がこの考えに同意する理由はまず、人間には一定数集団社会で生きるのに向かず人間の意図や考えを読み取れない、処理速度が周囲の人間に比べて遅くそのことから周囲の批判の対象になり社会に溶け込めないが存在しているということだ。

彼らは毎日必死で業務をこなしてもどこかしらに抜けやミスが発生してしまう。そしてその周囲にいる人間がミスの修正をするので自然と批判の対象がその人間に集中、自信を無くした彼らは自分を生きるのに向いてない人間だと思い、自殺を考えたり退職して精神病になってしまうという末路を迎える。

たとえそれが発達障害だとしても、今はほとんど発達・精神障害を持つ人間への福祉の整備はされていない。障害者手帳が3級では障害年金もらえず収入もないので、無理してでもブラック待遇で働き、精神や肉体を壊して結局退職せざるを得なくなってしまう。それに加え心ない自称まともなクズ人間からニート扱いされ批判の対象・・・いわゆるサンドバッグにされるのである。それに耐えられなくなった人間は自殺の道を選び死んでいくのである。

彼らは好きで障害を持っているわけではない。怠けがある気質の人間と同列に扱うのはどうかと思う。感覚の違いや価値観の違いなどは大昔からあるわけだが人間の社会は多数派の考えを持つ人間が生きやすいようにできている。

私自身も発達障害であるが障害者手帳3級と自立支援医療制度のみでそれ以外の支援はないに等しい。金銭も残り少ないし、就労しても人間への恐怖心と嫌悪感から続かない、周囲の人間は何言ってるか気になるわでいずれは自らの意志で死ぬしかないと思うことも増えてきた。こういうことを言うと図太くなれだの、したたかになれだの、働かざる者食うべからずという説教・・・

そう言う言葉にはもううんざりなんだよ!

ベーシックインカムは可能性だと私は思う。集団社会になじめない人間にとっては一定の収入があればそれを元手に起業し自営業で何かしらを始めるという考えも生まれると思うし、生きる希望をそこから見つけることだって可能かもしれない。

また、ベーシックインカムと同時に今まで毎日8時間勤務だった仕事を小分割して就労したくてもできなかった多くの人間に割り振り、自宅などでの勤務を認めるようにすれば、勤労の生きがいを失うこともなくなると思う。え?それだと日本の社会競争が衰えるって?

そんなの一部の闘争心の高い人間がやっていればいいだろうが。障害で仕事ができなくて居場所がなくて苦しんでいる人間を批判している暇があるなら同じ考えを持つ人間同士で競争していればいいだろ?

ブラック企業で潰されるまで働かせ、精神障害になった人間を助けようとしたって遅いと思う。こういうことは精神障害になる前に何とかしないと一生治らない傷を抱えて苦しみ続けることになる。私は人間に傷つけられた影響か癪に障ることを許容することもできないし、いじめを受けてから10年近くたった今でも心が落ち着いた日を迎えたことはない。楽しかったという感情すら忘れてしまったような気がする。

生きるのに向いていなくて常に死にたいと思っている人間や生きるのが苦しくてどうしようもない人間を自殺する前に助けることができる。ベーシックインカムを導入することでそのような人間を助けるという力があるのではないか。私はそう思う。

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