精神は一度壊れると元には戻らないと思う

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健康。その言葉は、肉体的健康だけでなく精神的健康も指している。私は肉体の健康と同じぐらい、いや、それ以上に精神の健康が大切だと思っている。ここ10数年何もしていない状態の時に心が安らいだことがほとんどない。定期的にいじめの記憶が蘇ってしまいやられたこと、強要されたこと、死んでしまえなどという言葉が頭の中から聞こえてきて特に眠りにつくまで時間のかかる夜中に苦しむ羽目になってしまっている。

この経験から私は精神は一度何かで壊されると、元に近い状態に戻すことはできたとしても完全回復はしないと思っている。今日はそのことについて書こうと思う。

 私の精神が壊れた経緯

人間は成功体験を積み続ければ自信がついて難しいことにも挑戦できるようになるが、逆に失敗を積み続けると、自信がなくなっていき自分は何もできないんだという気持ちにとらわれてしまうようになる。近年になってようやく失敗は何度してもいいという風潮が生まれてきたようには思うが、私が学校にまだいたころは失敗したら死ぬぞというような感じで教え込まれてきた。そのため私は年齢が上がるごとに物事をするときに慎重になりすぎてしまい素早く性格に処理することができなくなってしまったのである。

私の場合ミスをすれば怒られ、批判され、自分を否定されているように感じるのである。

そんな些細なことでもプレッシャーに感じてしまう私は嫌いな人間が相手であっても必ずに仲良くならなければならない、社会のレールから外れたら死ぬしかない、いじめられたら自分が悪いなどと言う普通の目線で見れば間違っている考えが頭に浮かぶようになり、いじめ受けたことをきっかけに崩れ始め、高校2年の時にテストで平均点上げるなと同級生に怒られたのをきっかけに正しいことが何かわからなくなり、人間への恐怖から会社員になれなかったことによって精神を壊した。

人間は精神が図太ければ生きるのが楽になるのだろう。周囲に何を言われても動じず、いじめを受けても流すことができ、仕事を首になってニートになったとしても自分が生きることを最優先にしているので関係ないなどの精神が負担にならない考えを持てたりするのだろう。しかし私は罪悪感を大きく感じてしまう傾向にあり、私の発言や行動で不快にさせてしまった場合「私が悪かったんだ」と自分を責めてしまう所が強いのである・・・こんなんじゃ図太くなるなんて無理だよなと自分でも思う。分かってはいるのだがそんな心の病を10数年近く抱えてここまで来てしまったのでもう考えや見方を変えることはできない。

・・・以上が私が精神を壊したきっかけである。最後に、これを読んで威圧や迫害に負けるようじゃこれから生きていけないぞと思ったあなたに一言。

そもそもいじめや迫害などの理不尽なことに耐えなければならないことの方ががおかしいのだと私は思っている。それに私の心はもうすでに生きている心地を感じないからそんなこと言われても何も感じない。

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