危険な自動車の運転について普段からバイクを運転している私が思うこと

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最近、東名高速道路であおり運転を行い、夫婦が亡くなった事件の犯人に懲役18年が下されたというニュースを見た。正直懲役年数が少なすぎると思う。私はこの結果にどれだけ悪いことをした人間であっても、生きていれば被害にあった人よりも更生の可能性が優先されて守られるのか・・・と絶望した。実際、夫婦が殺された直接の原因であるトラック運転手が不起訴だったことを考えるとこの国は加害者天国なのだろうなと思わざるを得ない。

そんな私も普段は過疎地に住んでいる都合上小型バイクで行動しているのであおりをよく受ける身である。バイクは遅すぎる上に邪魔だと言う意見もよく聞くが・・・だからといって怖がらせるような危険な抜き去りが許されるはずもないだろうと思ってしまう。今日は私が思うバイク運転の際の車の危険性について書いていく。

今の車道に小型バイクと自転車の居場所はない

私は今の日本の車道に

自転車と小型バイクの居場所はないと思っている。

私がバイクで普通に車道を走っているとほぼ全ての車が追い越しをしてくる。追い越しをすること自体は別にかまわない。バイクは車よりも遅い乗り物だし、私も車が追い越ししやすいように左寄りで走るように心がけている。しかし・・・

ぎりぎりまで幅寄せをして来たり、必要以上の速度で抜き去る奴に追い越しをされるとこちらも命の危機を感じて腹が立つ。

普通に走っていて真横を相当な速さの車が追い抜いていった時の恐怖は恐ろしいもので、引かれるかと思ったぐらいである。道路によるのかもしれないが、これではバイクで車道を走るのは悪いことだ。と言われているようにも感じる。

自転車も、今までは歩道を走ることができたものの今では車道と歩道の間に引かれたラインの間という非常に狭い場所を通り抜けなければならなくなってしまっていて、歩道に入ると違反になってしまう。

これらのことから、今の車道では小型のバイクと自転車に居場所はないんだな。居場所が欲しければ車に乗り換えるしかないのかなと思ってしまう。

裏道を走っても無駄

これを聞いた大半の人間は人も車も少ない裏道を走ればいいだろと考えるだろう。

しかし、私が裏道で見た光景は近道をしようと無理やり細い道に入ってくる車たちだった。

裏道は道路が狭くすれ違いすることすら難しい場所もある。バイク一台分であれば通れるような道路も反対側から車が来れば、どちらかが回避しなければならなくなってくる。裏道は込みやすい公道に比べるとスムーズに通りやすい面もあり、中々の数の車が入ってくる。

また、裏道というのは目的の場所に繋がっているとは限らない場所である。行きたい場所に向かう途中で行き止まりで結局公道に戻らなければならなかったり、途中で道が整備されていない砂利道で通りにくかったり(バイクはタイヤが2輪しかないので滑りやすい砂利道に非常に弱い)、そもそもあぜ道で通れなかったりと走るだけで大幅に時間がかかってしまう場所だとも思うのである。

道路は皆の者なのだから多少は存在を・・・

バイクを運転していてあおりを良く受ける私が思うこととして弱い立場を煽ることをする車の運転手たちには

道は車だけのものじゃないと言うことを少しは考えてほしいと思っている。

道路は本来税金で作られている皆の公共利用物であるはずである。バイクや自転車が高速道路以外の公道を走ってはいけないと言うことはないはずだ。自分の思い通りに通行できないからってクラクションを鳴らして除けようとしたり、ぎりぎりまで幅寄せしてを高スピードで通過する奴は本当に免許を持っているのかどうかを疑いたくなる。

バイクや自転車は障害物ではない。一人の人間がしっかりと気を付けて運転をしている乗り物だ!車より遅いかもしれないけれど、そこにちゃんといるんだ!!!

私は少しでも煽るような運転をする人間が減ってくれればと願うばかりである。あおり運転が増えてきている現代では難しいかもしれないことだが・・・

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