スタンディングスタートとスロースタートの考察

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今日は久しぶりに女子キャラクターの研究関連について書いてみることにする。今回取り上げるのは女子キャラクターの出番についてである。

皆さんも様々な作品を見ていればわかるように女子キャラクターの出番や登場の仕方には様々な種類がある。

今回は全キャラクターが1話からすべて登場するスタンディングスタートと、女子キャラクターが小出しで物語に少しずつ登場していくスロースタートについて説明しようと思う。

スタンディングスタート

登場人物欄にいる女子キャラクターをアニメ放映開始の1話から全員出す方式を本サイトではスタンディングスタートと名付けることにする。名称の由来は陸上の短距離・長距離走のように全員が一斉にスタートすると言うイメージから来ている。

メリットは

・登場に遅れのあるキャラがいないので出番待ちを気にする必要がなくなる。

・1話から全員の性格や特徴、声色を知ることが可能。

・CVが最初から全員判明している。

デメリットは

・一気に全員が登場するので、キャラが多いと名前と顔を一致させるのが苦手な人にとっては辛い。

・登場人物が1話で全員揃うので新キャラ登場の気持ちが味わえない。

・キャラが多い場合、当番回(ピックアップされる回)が来ないと、モブのような扱いを受け続けることがあり、最終回の時点でも影が薄いまま活躍せず終わる可能性がある。

などの特徴があげられる。

スロースタート

スロースタートとはアニメの展開ごとに少しずつキャラを投入していく方式を言う。最初から登場しないキャラが後から遅れてスタートするというイメージから来ている。決してたまてや冠が登場する漫画から取ったつもりは全くない。むしろレジギガスの特性から取っているのかもしれない。

登場話数としては3話~5話登場くらいを2次スタート、6話~8話登場を中盤スタート、9~12話登場を末期スタートと個人的に決めている。

メリットとしては

・キャラが少しずつ小出しで登場するので、顔と名前を一致させやすい。

・話が進むごとに新キャラ登場の楽しみが味わえる。

・新キャラを少しずつ出すことで視聴者を飽きさせにくくできる効果もある。

デメリットとしては

・遅くさせられればさせられるほどキャラの活躍や出番が減る。

・CVが不明もしくは伏せられてしまうことがある。

・最悪の場合登場しない(話がそのキャラの登場エピソードまで進まない)ことがあり、最終回のみ登場のゲスト扱い、もしくは2期以降の出番に期待するしかなくなる。

結局どちらがいいのか?

私はあらかじめ登場するキャラの情報を全て頭に搭載して、キャラたちの中からこの子が一番好きと言える推しを選んで推しの活躍を中心に応援するやり方をして作品を見ることが多いのでスタンディングスタートの方が好きだったりする。

スローも悪くはないのだが、推しが遅めに登場するキャラだったりすると、その子の出番がやってくるまでがどうしても退屈になってしまいその子が登場するまでの期間は早送り視聴をしてしまいがちになるからである。そして最終的に登場しないことが分かると、録画しなければよかったなどという気持ちが生まれてしまったこともあった。

2期に期待しようという言葉をかけるのは簡単だ。だが、たくさんの作品がつくられる中で2期に行ける作品はごくわずか。そして私の好きなタイプの作品は私がいくら素晴らしいと書いても1期で沈む作品の方が圧倒的に多い。

やはり女子キャラたくさんの作品は今のファンには受けづらい状態になっているのか、それとも女子キャラたくさんの作品は飽きられてしまったのか・・・私には分からない。だが、それでも色々な性格の女子キャラクターが登場する作品は日常系でもラブコメでもソーシャルゲーム原作でもいいから残ってほしい。

創作をする私にとって彼女たちは今まで気づかなかったような気づきをもたらしてくれる存在であり、私に新しい可能性を導き出してくれる大切な存在なのだから。

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