日本はいつまでも普通という概念にしがみついてないで取り払え!

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普通、それはありとあらゆる場面で基準とされるものさし・・・一通り私が思いつくものを並べてみると、普通の人生、普通の食事、普通の体系などが思い浮かぶ。

だが、現代での普通の基準はかつて普通だった基準から大きく跳ね上がっていると思う。あれができないやつは普通じゃない・・・こんな変な行動をとるやつは普通じゃない・・・というように普通という言葉を使って普通の基準に満たない人間を批判する言葉へと変貌しているような気がする。今日は普通という概念について私が思うことを書いていく。

 普通という概念に縛られ続ける人間

普通でない私から見れば普通という概念は恐ろしいものだと感じる。なぜなら、普通でないという言葉一つで簡単に普通の基準に満たない人間を迫害することができるからである。普通の枠に収まることによってそうでない社会不適合者を見下すことができるからである。

劣っていると目を着けられやすい要素の例を挙げるとすれば運動神経。運動能力が普通の基準から劣っていれば、体育祭だけでなく普通の体育でも「お前はなぜ普通にできない。俺ができるんだからお前だってできないとおかしい」などと言うような暴論を振りかざしいじめをする。いじめしたほうは特にとがめられることもなく、運動できないこいつが悪いと言いがかりをつけ、徐々にエスカレートしこいつは見下してもいい存在だと認識され、それはいじめという名の迫害へと発展していく。

特殊な障害を持っていたり、普通の人間が興味を持たないようなことに興味を持っている場合も普通の人間たちはそのような人間に対し嫌悪感を抱き、迫害の対象とする。そして自分たちは普通だから問題ないと正当化をしてくる。まるで自分たちの感覚が普通であるということを盾にするように。

つまりは普通という概念に縛られすぎている人間は普通のこともできない人間を排除するのは本能だの言ってくる恐怖と嫌悪感で無理やり叩いて支配してくる厄介な生き物なのである。これでは野生動物と変わらない。

迫害を受けたらどうすればいいか?

オタクだ、運動ができない、考えや性癖が普通ではない・・・そのような理由で迫害を受けた場合無理にその集団にいる必要はないと私は思う。つまりは離れてしまえばいい。逆に耐え続けるのは良くない。仕事上などで係わりが必要な人間が見下しをするタイプだった場合は、人間とあまり関わらなくてもよくてなおかつ見下しや迫害をする人間がいない場所に転職するのが一番いいだろう(難しいことではあるが・・・)。

彼らは普通という考えにしがみついて異常だと思った人間を叩くことしかできない野生動物なのだからまともに話が通じるわけがない。それに彼らが迫害の対象にしていることで有名なオタク。それを作り出した原因は普通という概念にしがみつき、差別やいじめ、見下し迫害をする人間であるとも言えなくもない。

彼らがいじめや迫害を行った人間達は精神、肉体的な痛みから人間が嫌いになり当然のように内向的になっていく。現実が嫌になり仮想世界(いわば二次元、女子キャラクターが住む世界)に癒しを求めるようになりオタク化していく。彼らはこの事実を知りもせず今日も気に入らない人間を迫害し続けていく。そして、オタク化した人間はそのことだけでなく元々持っていた普通に満たない部分(運動神経など)の部分で更に責められ、苦しみがエスカレートして最終的にはニートや引きこもりになってしまう。とどめとばかりに身体健康なのに(精神は迫害といじめで全然健康じゃない)働かないクズは死ねと言われ、自分は何もできないどうしようもない存在なんだと思い、自殺に走ってしまう人間も少なくはない。

中には所詮人間は野生動物なのだから差別や迫害は無くならないし本能だから仕方ないことだというような意見も見かける。しかし、それが正しいのなら私は人間を知的生命体だとは絶対に認めない。私は正直この世界には未来はないとすら思っている。あいつは運動能力が普通の基準に満たない役立たずだからいじめをする。あいつは普通じゃない気持ち悪いことが好きな不気味な奴だから仲間外れにする。いまだにこんな野生動物のようなことをしているのを隠ぺいしたりしている世界に明るい時代は来ないだろう。

普通じゃないから迫害やいじめなどをしてもいいなんてことはありえない!人間はいい加減普通という勝手に設けた概念にしがみついてないで取り払え!

いじめや迫害を受けるのは受ける側がオタクなどの無駄に気持ち悪いことをしているのが悪いと言うが、あらゆることを普通に調整してつまらない毎日を生き、普通の中に入って優越感に浸っている人間の方が私は気味悪く感じる。結局分かり合うことはできないのだろう。

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