以前私が人間が嫌いになるメカニズムについて書いたが、今回は人間を嫌いになった理由の一つを記述しようと思う。私が人間嫌いになったきっかけはいじめであるものの、それを増進させたのは同じ考え方を持つ同士を求めてさまよったネットの質問サイトや掲示板である。
一般的にはネット上の掲示板の内容はトイレの落書きだと思ってまともに受け取るなという考えが多く、書かれている大半のことは書いている人が暇つぶしで作った創作だという声もあるが、私は今でも大半のことはこの醜い世界のどこかで起きている隠ぺいされた事件だと思っている。
同士を探しさまよっていた私が見た醜い暴言
発達障害の当事者はただでさえ偏見の目で見られるので現実で出会える確率は非常に低い。迫害や偏見の目で精神的に追い詰められてしまいそんな時に利用してしまいがちなのがネット上の掲示板や質問サイトである。私も色々な意見や考えを見たいことや同じような意見を持つ同士を探して、色々な掲示板や質問サイトを回った。時には自分で質問をしたり、コメントを書いたこともあった。しかし、利用していくうちにあることに気づく。
不特定多数の人に暴言や暴論を吐いて、あたかも自分が正しいと思っているような態度をとる人間が多いことに。
例を挙げると、「発達障害は社会に迷惑だから殺せ」、「デブは差別されて当然なんだから悔しかったら痩せろよ」、「ニートは死ね」などがあった。このような発言をする奴らはおそらく健常者の定型発達者で仕事もあり痩せているのだろう。だが、私からすれば・・・だからなんだよ、定型発達で痩せていて仕事があれば偉いのか？そういう思考をするお前のほうが気持ち悪いという意見しか出てこない。自殺が一向に減らないのはこういう奴らが陰で悪い立場にいる人間を追い詰めているという背景があるんだろうと私は思わざるを得ない。そういう醜い人間たちには以下の言葉を贈る。
そんなに発達障害が憎いならそういうお前が会社を去ればいい。人を追い詰めてその仕事にしがみつくお前の方が気持ち悪い。
そんなにデブな人間が醜くく見えるのなら、お前の目はおかしい。眼科に行って視力検査してもらった方がいいのでは？
そんなにニートに死んでほしいなら、お前が殺せばいい。本気でニートに死んでほしいならやれるはず。
こんな言葉を言ったのは私が実際に質問サイトや掲示板で、上記の暴言を言われたことがあるからだ（もちろんこれ以外にもある）。私は好きで発達障害に生まれたわけではないし、太ったのは過食傾向の影響で、ニートでも求職中の身ではあるからだ。しかし、この世は間違いとかは関係なしで多数派の考えが尊重される。少数派の考えを持つ私は中学高校時代はネット世界ではすぐに撃沈させられ現実世界では毎日の行われるいじめでストレスを高め現実を見たくなくなり、さらに過食に走る悪循環を繰り返した。
私の精神は生まれつき弱いし、高めようと色々試したが高くなることはなく、逆に人間嫌いが悪化した。暴言を吐かれて苦しむ人はなりたくてそのようになったわけではない人がほとんどだと思う。ただでさえ理解されない状況なのに、現実でただで追いつめられれている状況ですがるような思いでネットに相談をしても暴言を言われれば本当に自殺に走ってしまう人だっている。
誹謗中傷をするような人間は今の現状に満足できず自分より弱い人間を対象に誹謗中傷をして優越感や自信を得ているのだろう。だが、わたしからすればそんなことをしている人間は人間の中でも最底辺の存在だと思う。そんな人たちに最後にこの言葉を贈る。
ネット掲示板や質問サイトで暴論を言ったりしているお前は人の真剣な思いを踏みにじり、自殺に追い込んでいるのだということに気付いて恥を知れ！
いじめなどの自分がされて嫌なことは人にしないのは人間関係の基本。ネットいじめや人を見下してストレス解消をする・・・そんな真に醜い存在にはなりたくないものである。