最近、私は自分の書く内容にキレがなくなってきたように感じている。まあ最近は殿様商売で怠惰な作品の作り手やすぐに炎上させて誹謗中傷や叩きに走るオタクへの不信感、そんなことばかり書いているしそうなってしまうのも避けようのないことだったのだろう。私は推しがひどい目に遭ってることに耐えられないモンペだからさ。まあそんなことはどうでもいいか。
なので今回は女子キャラが人間の上位互換だと信じて疑わない私が人間が女子キャラに見習ってほしいと思っているところをいくつか書いていくことにする。
彼女らの仲の良さを見習っていじめなんかしないでほしい
最初に言いたいのは彼女たちの真の意味での仲の良さを見習ってほしいということだ。いじめを題材にした作品でなければ女子キャラクターは人間に比べて仲が良く、序盤のを乗り越えた彼女たちの絆は深いものになっている。個性が強いので元々人間に比べて許容範囲が広いのかもしれないが。
それに比べて人間は集団の中にいる一人をスケープゴートにしていじめを行い、残りの人間がストレス解消をするという醜い行動をとるのを私は何度も見せつけられた。もちろんこれは仲良しグループだけの話ではない。学校のクラスでも会社の部署でもありえることであり集団内で身勝手な理由を持ち出して「こいつになら何をしてもいい」人間を作り出し全員でいじめるのだ。
おかげで私は今でも人間の絆など一部の醜い人間が作り出した都合のいい時に使う幻想だと思っている。
確かに女子キャラクターにもいじめをする個体は存在する。だが、そんなのは0.1％の人間味を強く出したことによる作品内での時空の歪みによって人間の世界に近い個体が多くなってしまった世界に生息しているごくわずかな個体のすることだろう。ただ単に性格の悪い、腹黒い個体に関しては逆に悪さが一部の人間に受けているところもあるし、それがその子の良さになっていることもあるのでこの中には含めないことにする。
彼女らのまっすぐさを見習って隠ぺいとかしないでほしい
女子キャラたちの大半は自分たちの好きなことに卑怯な道へ落ちることもなくまっすぐに全力で取り組んでいる。だが私は彼女たちの前向きさを見習えとか言いたいんじゃない（というか前を向けるのなら私はこんな陰気な文章を書くなんてことしていないだろう）。
私が言いたいのはまっすぐさを見習って隠ぺいやもみ消しのような卑怯なことをしてんじゃないよと言いたいのである。
人間は自分勝手だ。自分の保身のために自分の罪をもみ消そうとしたり、被害者側に責任があるなどという横暴なことを言い出して責任を弱いものに擦り付ける。これもう狂ってるんじゃないかと私が中学校の時からずっと考えていることだ。罪悪感なく暴力を実行できる男は強く、私のような弱っちいと判断をされた男は同級から雑魚とみられ誰からもきつく当たられる。何だこの弱肉強食大好き理論・・・
それに比べて女子キャラたちは悪役のクズでもない限り自分の興味持ったことや好きなことに対してまっすぐ突き進み、実力のある奴らに馬鹿にされながらも最終的には勝利を手にする。そんな姿を見るたびに「女子キャラたちに比べれば人間なんて愚かな生き物だな」と考えてしまうのである。私が推しに選んだ子は大半は主人公や人気層の子にあと少しのところで負けるというパターンが多いので腑に落ちないことも多いけど。
女子キャラのすべてを見習えとは言わないけど人間のおかしいところは多すぎる
私は人間は女子キャラたちから見習った方がいいと思うことはまだたくさんある。威張らない謙虚さとか威嚇しても攻撃はしない優しさとか・・・一度考えだせばきりがない。
色々ぶちまけたが私だってすべての女子キャラが善良な存在だと思っているわけじゃない。そもそも彼女らの世界とこの私たちが生きている世界は倫理観も価値観も大きく違うだろうし、それを踏まえれば私も彼女たちを盾にして比較をして横暴なことを言っていることは自覚している。人と女子キャラを比べるなと言われれば何も言い返せない。正直研究家としては最低だろう。
だが、歴史を繰り返すと言わんばかりに起きるいじめ自殺、人間たちに嫌われて精神をおかしくしてしまった人、ニートや子供部屋おじさんのような安全地帯にいる心無い人間が作り出した醜い言葉に追い詰められて自殺や犯罪に走ってしまった人・・・そんな状況を見ていると女子キャラたちを持ち出してでも強めに言って行かないと永遠に変わることがないのではないだろうか。
だが、私がこのようなことを考えるようになってから早20年近くが経過しようとしている。もうどれだけ言っても無駄なのではないかなとあきらめの気持ちも出てくる。もはや人間は無視して女子キャラたちの未来に少しでも希望があるように願った方がいいような気がしてくる。