私がサトシを嫌う理由 その1

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あけましておめでとうございます。新年早々こんな話を書くのもなんだと思うが、自分の中ではっきりさせておきたいので、このネタを選ぶことにした。

以前サンムーンプレイ記で何度か言いかけたが私はポケモンアニメ版の主人公サトシが私が認知している全アニメのキャラクターの中で一番嫌いである。理由はたくさんあるのだが、長くなるのでいくつかの理由を何回かに分けて書いていこうと思う。どれぐらい嫌いかと言えばサトシに比べればのび太が可愛いものだとすら思えるくらい嫌いである。

サトシが好きな人、尊敬している人、可愛がっている人には見るだけで苦痛な内容になっているのと思われるのでリターン推薦。
上の条件に当てはまらない人間のみ下へどうぞ。

・・・ここまで来たということは覚悟ができたということですね。ではどうぞ。ちなみに管理人はBWとXYについてはその嫌悪感から一切視聴しておりませんのであしからず。

嫌いな理由1 ポケモンのタイプ相性を無視する行為を取る

ポケモンにあまり詳しくない人に向けて書いておくと、ポケモンにはタイプの相性というものがある。例を挙げると炎は水に弱い、地面は草に弱いというようなものである。だが、サトシは初代のころからこれを無視する行為をし続けている。中でも有名なのが、

タケシのイワークに対し、ピカチュウの電気でダメージを与えるというものである。

イワークは地面タイプがあり、地面タイプは電気タイプに対して技が無効(全くダメージを与えられない)という設定がされている。こいつはそれを無視してジムのスプリンクラーを破壊し、イワークに水をかけて威力を倍増(?)させた電気技でイワークを倒している。

私はそれを信じて、ピカチュウ版をやった時に倒せるのではないかと思い、ピカチュウでイワークに向かって電気技をうった。結果は・・・見事に相性無効で負けましたとさ。この時点では嫌悪感をまだ感じていなかったがこいつはその後も

・岩タイプのゴローニャに向かってかえんほうしゃを撃つ。

・地面タイプのサイドンをスプリンクラーなしの電気技で倒す。

・耐久の高いレジアイスをボルテッカーで一撃で倒す。

・・・ここまでやられると、さすがに悪意を感じてしまう。サトシを勝たせるためだけに能力や相性を無視しているようにしか見えない。また彼にはチートな能力を持っているポケモンが多数存在し、以下のようなものがいる。

・弱点の技を何回受けても倒れないオオスバメ(捕獲後はその能力を使っていない)

・進化前であるにも関わらず進化後と同等の能力を持つ個体(ツタージャ、ヘイガニなど。前者は実力が高いという設定、後者は最終進化形態のラグラージとなぐり合って同士討ちになったこともある)

・ゲームに存在しない絆の力を使って進化するゲッコウガ

子供向けアニメには正義側が勝つように仕向けられているご都合主義というものがある。それを考慮に入れれば仕方ない部分はあるのかもしれないが、それを20年やってサトシというキャラに対しては何も成長がなく馬鹿面で同じような旅を続けているとなるとさすがに嫌悪感も生まれるというものだ。

ポケモンのユーザーは今では成人も多い。だからこそ子供向けに固執せず、大人でも楽しめる要素を入れたり、別枠で大人向けのポケモンをアニメ化するだけでも全然違うと思う。それでも大人なのにポケモンに固執してんじゃないよという答えが返ってくるのならもうしらない勝手にしろ。次は彼を嫌いになった一番の要因について書く。

嫌いな理由その2 鈍足ポケモンをうまく扱えない

実は彼を嫌いになった理由で一番だったのがこの理由である。というのも私のプロフィール画像を見てもらえばわかるように私が一番好きなポケモンはドダイトスなのである。ダイヤモンドパール時代のアニメを見ている方ならご存じあろうがこいつは

カビゴンやドンファンと言った重戦車ポケモンの使用経験がありながら、ドダイトスを全くうまく扱えず、ドダイトス=弱いという図式を作った張本人なのである。

というのもこいつの手持ちであるドダイトスはナエトル時代は非常に俊敏という通常ではありえない能力の持ち主だったのである。それがハヤシガメに進化したとたん体重が重くなり俊敏さが生かせなくなってしまったのである。こいつはカビゴンなどの使用経験があるにも関わらず、どうしたらいいんだ・・・と悩み始める。悩むのは別にいい。だが、なぜカビゴンの使用経験を生かそうとせず、素早く動かすことにこだわり続けるのかが理解できなかった。

結局ドダイトスはロッククライムを習得し、パワーを生かした攻めに切り替えることで解決したのだが、その後はゴウカザルが一気に強くなり、一方のドダイトスは勝率0という悲惨な道をたどりシンオウリーグではろくな活躍をしなかった。いつも相性面で発揮しているご都合主義はどこへいったのやら。

鈍足ポケモンが絵にならないなら鈍足ポケモンをこいつの手持ちにするのをやめてしまえとすら思う。こいつには素早さの高いやつだけ使わせておけばいいし、鈍足ポケモンはジムリーダーやしまキングのような貫禄あるポジションのキャラに使わせ、速攻ばかり使うこいつを固い耐久力で圧倒させればいい。

今こいつが旅をしているアローラのポケモンたちは鈍足ばかりである。こいつのせいでどの子を捕まえても対して活躍できないのではないかと心配になる。

数少ない高速はこいつのイメージに合わないアブリボンとキュワワーとハギギシリ、すでに悪役一直線のエンニュート、すでにククイ博士が持っているイワンコの進化形ルガルガンぐらいである。水枠としてハギギシリを捕まえる可能性はあるかもしれないが、何とも言えない。もしくはナエトルの悲劇を繰り返すかのようにサトシの○○は通常個体よりも素早いんだ!というこういう時ばかりのご都合主義炸裂なんだろうか。もしそうならそんな汚いやり方をしている製作者側がああ醜い醜い・・・

*追記 こいつが博士のイワンコと野生のニャビーを捕獲。イワンコはおそらく素早さの高いまひるのルガルガンに進化すると思われる(ライバルポジションになったグラジオ君がまよなかのルガルガンを所持しているため)。また、比較的強いニャビーゲットにより、モクローはドダイトスと同じ噛ませルート一直線になる可能性が高くなった。

長くなりそうなので今回はここまでにしておく。残りは次回で書くことにする。

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