あつまれどうぶつの森プレイ記 ~JKK島開拓史~ その12

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4月中旬のこと・・・私はある計画に乗り出した。JKK島を発展させていくのに必要な住宅街の作成である。YouTuberさんの動画を何度も見て参考にしながら作ったのでなかなか時間はかかったがいいものができたと思っている。今回は小説形式でお送りします。

JKK島住宅街プロジェクト

JKK島の島長である女性、ユメミはある日考えた。

「まきばたちが快適な気持ちで暮らせる住宅街を作れば、毎日の暮らしが楽しくなるんじゃないかな・・・?」

早速着工に乗り出すユメミ。手始めに大まかな設計図を描いた。計画としては場所は島の東側で、南の河口から川を引いて住宅街の中央に通し、滝の左右には階段を設置する。1段目に商店とエイブルシスターズ、2段目に住民4人、3段目にまきばをはじめとする6人の主要住民を住ませ、その奥に自分の家を置いて広大な庭を作る。そういう風な住宅街を作る大きなプロジェクトだ。

「よし、この住宅街さえできれば快適に過ごせるJKK島になるかも・・・」

しかし、それと同時に問題が降りかかる。大幅な土地の開拓に加え、膨大な資金がかかってしまうことだ。島の管理人(自称)のたぬきは言った。

「お店や住民の家の移設は1人50000ベルだなも。鉄の橋は1つ228000ベル、レンガの階段は1つ198000ベルだなもよ。」

「一通り作ったら破産するレベルのお金がかかるなぁ・・・だけどまきばたちが快適に暮らせるならたとえ破産してでも完成させる!」

ユメミはあきらめずに1人で着工に乗り出した。最初は東海岸の面積を確認し、河口から川を引いて中心部を作り出す。住宅街の幅は中点1マスとを除いて左右に17マス分、計35マスの幅に決定した。

「なかなか計算が大変・・・一歩間違えたらやり直しだもんね慎重にいかないと・・・」

面積の確認と一段目の川掘りが終わったら入り口付近に崖を積み上げDIYで鉄の柵を大量生産。川のそばに立てていく。一段目に塗る道はJKK島の道になっているアーチタイル。道を作り終えたのち、たぬき商店を住宅街の左側の1段目に移設。

「まめつぶさんたち、店を移転してもらいたいんだけど・・・」

「「問題ないでーす!」」

右側はまだ置いておいて続いて2段目の作業に取り掛かる。1段目の左右にレンガの階段を設置し、レンガの道で道を作る。2段目の手前辺りの川に鉄の橋掛け、4人分の住居スペースを確保し手前には組み木の道と生垣を使って小さな広場を作成。の一つのスペースにチーフの家を移転させた。

「チーフ、今住宅街を作っているんだけど・・・その一角に住んでみない?」

「おっ、いいじゃねえか。よろしく頼むぜ!」

移転させたチーフの家を基準に3段目の崖を作る。2段目と3段目の間にもレンガの坂を作成。住む住民はまきばたち主要住民なので広々とした空間でのびのび暮らせるように面積を大きく取り、その奥に自分の住居スペース兼庭造りをし、空いた二段目の崖に有刺鉄線を配置して住むスペースはレンガの壁で囲い庭を作る。3段目の道はテラコッタタイルで作成し、高級感を出して広場も大きめのを作る。

「よし!これで住宅街のベースは完成!あとはまきばたちを徐々に移転させて完成かな。」

ユメミはまきば、フラッペ、あんこ(当時)、ちゃちゃまる、ヤマちゃん、リカルドら主要メンバーに声をかけ、もともと住んでいた住宅街から新住宅街に移設させる。仕上げにエイブルシスターズを空いていた1段目右側のスペースに移設。後は島にある家具を並べれば・・・住宅街の完成である。ここまでのものを一人で作り上げてしまったユメミはもはやプロ建築士ではないだろうか。

「完成できた・・・莫大な資金はかかったけど満足!」

こうして、ユメミは一人がかりで住宅街を作り上げたのだった・・・では、早速ユメミが一人で作り上げた住宅街を見ていこう。まずは入り口。イベントで作成したイースターなアーチを再利用して入り口に。世界のみちしるべもいい感じを醸し出す。

続いてたぬき商店周辺。商店なので若干レトロな雰囲気を。自動販売機とベンチも完備してあるので休憩もにもいい感じ。スロットやアーケードゲームもあるよ。

エイブルシスターズ周辺。まだまだどうするか決めかねている未開の地なので段ボール置いている。

続いて2段目左。今現在はナディアが住んでおり、右側の空き地にはいずれみすずを呼ぶ予定。手前の広場ではバスケットゴール設置してあるのでバスケができるよ。なお、住宅街は左側が女性、右側が男性になっています。

2段目右。リカルドとチーフのイケメンオオカミコンビが暮らしています。手前の広場にはアイアンガーデンテーブルを設置。

3段目左。ここはまきば、フラッペ、タコリーナ(現在)が在住しているセレブ街。手前の広場にはカフェっぽい屋台とプールがあるので自由に泳げる(男も使用可能)。

3段目右。ちゃちゃまる、ヤマちゃん、ニコバン君が在住。手前の広場はちゃちゃまるが楽しくサッカーできるようにサッカーゴールとボールがあります。

3段目の奥地にはユメミの家。まきばとちゃちゃまるの家の間に伸びた通路を奥に進むとたどり着きます。島民代表として一番広い場所に住んでいるのはまあ当然というか当然です。

最後に川の源流に公園の時計を設置。流れる川こそがこの住宅街の中心なのであります。続いて、実際にここに引っ越した住民たちの声を聴いてみましょう。

住民M「ユメさまが立派な住宅街を作ってくれたおかげで毎日快適に過ごしているわ。一人でここまでのものを作るなんて、ユメさまもはもはや職人ね。ミルミル。」

住民F「ユメミちゃんの作った住宅街いいね!アタイ、この島に来てよかったって思うよ!ヒヤリ。」

住民C「ユメさまとはこの島に来てからの付き合いだけど、一人でこんなもんを作るなんてオイラからすればすげえとしか言えねえや。ふんふん。」

最後にこの住宅街を作り上げた匠であるユメミ氏に話を伺った。

「まきばたちは喜んでくれているみたいでよかったですけど・・・みんな結局案内所の広場が好きみたいでそっちに集まるんですよね・・・とはいえ、私自身は一人でここまでのものを作ることができたのはまきばたちの喜ぶ顔が見たかったから。ただそれだけのことなんです。」

こうして一人の島民代表による住宅街プロジェクトは終わった。だが、まだすべてが終わったわけではない。これからも住宅街の調整や完成していないレンガの階段の募金集め、島のほかの部分の開拓などやることは山積みなのだから・・・ユメミの苦悩は尽きない。

「いつになったら本当の意味でのスローライフができるのかしらね・・・」

JKK島住宅街プロジェクト 終

現在の住民

ちゃちゃまる ♂ ヒツジ オイラ系

まきば ♀ ウシ アタシ系

ヤマト ♂ ワニ オレ系

フラッペ ♀ ペンギン アタイ系

リカルド ♂ オオカミ キザ系

ニコバン ♂ ネコ ボク系

タコリーナ ♀ タコ わたし系

ヴァネッサ ♀ オオカミ アタシ系

ナディア ♀ シカ アネキ系

チーフ ♂ オオカミ オレ系

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