すぐ行動しろは正しいけどできない人間もいる

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何かに気づいたらすぐ行動しろみたいな言葉をよく聞く。それは問題解決をするという事に当たっては正しいことなのだろうし、慎重になりすぎるどうしようもない人間である私だってそれはわかる。早く始めることに越したことはないとも言われてるし、早いうちに行動する方が得を多く得られるというのも十分承知の上だ。

だが、それでも様々な理由ですぐに行動できない人間って少なくないのではないだろうか。なので今回は私のサイト立ち上げの経緯を用いて、行動することについて書いてみようと思う。

このサイトの立ち上げの経緯

私はこのサイトを2016年の7月7日に立ち上げた(無料webサーバーを借りた日にち。記事の投稿や更新自体は7月9日から始めた)。

しかしながら私はこれ以前にも無料ブログで色々な内容を書いていた時代があった。最初は高校生の時にgoogleのblogger、大学生の時に楽天ブログ、大学卒業後にはseesawブログ。しかしどれもこれも長続きしなかった。これ以外にアメブロもやってたこともあった。内容も今と違い自分の感情にまみれた駄文だらけのものであり、大体は

・××という作品の推しである●●ちゃんが死んでしまった私も死にたい。

・イナズマイレブンで好きなキャラが日本代表にならなかったもう嫌。

みたいな誰が見ても面白くないような推しキャラのモンペ同然の内容を書いていたような気がする(当時のサイトはすべて消去したのでよく覚えていないのもあるが)。また、無料ブログだと収入につながりづらかったのもあってどれも辞めてしまった。

そんな私はWordpressの存在を知ったのは2015年ぐらいの事だったりする。ネット検索で様々なサイトを渡り歩いて内容を見ていた時、皆どうやってこんなに綺麗なブログサイトを作っているのだろうと気になり、調べた結果wordpressというフリーソフトを知ったのである。これが2015年の12月ぐらいだったような気がする。私の辛かった経験を書くことで、誰かの助けになるかもしれないならやってみたいと思い、サイトを立ち上げたくなったのだ。

しかし、当時の私は就労支援施設に通う無職のニートに該当する人間。有料のWebサーバーを借りる金なんてなかった。どこのサイトを見てもwordpressを使ってブログサイトをやるのなら有料サーバーでやった方がいいの一点張り。そのせいで収入がないこととの板挟みになって動けなくなってしまいサイトの開設を見送った。

その後就労支援施設と揉めて決別した上に、決まった就職先が特殊な形態だったので上手くいかず再び無職になった。だが、その時に上記の誰かの助けになるのなら・・・という気持ちが蘇り、サーバーにかけられる金もなかったので先人方の意見である有料サーバーでやるという意見を無視して無料サーバーを借りてこのサイトの運営を始めた。そして後に今でもやっている仕事に入ることができたのでそれを機に有料サーバーを借りて独自ドメインを取得し、現在の運営に至るのである。

こんな私を見ていると、金の事なんか心配せずに躊躇してないでwordpressを知った2015年末にサーバー借りて、さっさとサイトをやっておけばよかっただろと言いたくなる方もいるだろう。だが私は無料ブログでの経験で上手くいかなかったことや無職という立場だったのもあって有料でやるという事に不安があったのでよく考えてから始めたかったのである。とはいえ、大半の人間にとって私のこの言葉は言い訳にしか見えないのだろうが・・・

私はすぐに行動しろと急かすようなことはしたくない

これらの経験から、私は自分の気持ちを確認して心からやりたいと思うならやればいいし、躊躇してしまう気持ちが少しでもあるのならよく考えてから始めればいいというスタンスでやっている。すぐに行動しろみたいに相手を急かすようなことはあまりしたくない。

私は最近、女子キャラクターの絵をいずれは描けるようになるべく練習として簡単なキャラクターの絵を描いているのだが、これまでは下手な女子キャラクターの絵を描くのは女子キャラクターに失礼だと言う気持ちがあったので描かなかった。これらの事は10年近く前から考えていたことだったのだが、あまりの画力の低さに失望することを繰り返しており、今年にようやく気持ちに整理がついたので動き始めたという感じだ。

考えすぎてしまい、やりたいことが出来なくてもそれは甘えだの情けないだのは言いたくない。むしろ逆に「自分が納得できるまで考えた方がいい。」と言いたいし、すぐに行動することの難しさやそれができない人間がいることも分かっている。だが、命の危機(ホームレスで衣食住が危うい)などと言った場合はすぐに動くのも有りだ。自分の状況によってすぐ動くのかしっかり考えてから動くのかを使い分ければいいのではないだろうか。

正論ばかりですべての人間を救えるわけではないはずだ。

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コメント

  1. 二次元だけが癒し より:

    少しずつでも行動しているジョニーさんはすごいです。ジョニーさんのような過去に酷い迫害を受けた方が声をあげてくださるのはとても励みになります。自分も絵の練習をしています。まだまだですが、いつか何らかの形で作品を作りたいと思っています。お互いがんばりましょう。

    • zyoken より:

      二次元だけが癒し様 コメントありがとうございます。
      そう言っていただけてありがとうございます。励みにもなりますし何より嬉しいです。ただ、自分でも時々こういうこと書いていいのだろうかと思い悩むことは多いのですけどね・・・
      私の場合は絵を描くのが好きというよりかは女子キャラクターが好きだからその延長線上でやっているという感じではあるのですがね。活動としては文書とツールを用いて物語を作る方がメインなのですがね。興味がなくなるもしくは挫折するまではやっていこうかと思っています。

  2. 藤木のび太 より:

    今回の話の趣向とはやや異なりますが、
    管理人様の成長過程がわかる良い記事と思いました。
    ブログと女子キャラ研究創作を続けることで表現力が向上
    仕事にも趣味(研究創作)にも良い影響が出ているのではないでしょうか。

    就労支援施設と揉めて決別~
    さすが社会不適合者(スイマセン)。
    私の場合は運よくすぐに就職先が決まったので1日見学だけでしたが、
    私も長く通えば確実に揉めていたと思います。
    見た限りでは実務スキルではなく性格矯正が目的にしか思えませんでした。

    収入がないこととの板挟み~
    気持ちはよくわかります。
    自分が自分に課したもの。男の意地というやつでしょう。
    大人たちはこれをくだらないプライドだと言ったり
    ひどい人になると湾曲して他人に押し付けたりするのが腹立たしいですね。

    絵をいずれは描けるように~
    水晶学園を漫画やアニメーションにできたら面白そうですね。

    話は変わりますが、水晶学園が見ることができないのですがどうしたのでしょうか?

    • zyoken より:

      藤木のび太様 コメントありがとうございます。
      就労支援施設と揉めたというのはその後ろに書いた決まった職場が特殊だったからなのです。勤務にならなかったので、辞めようとしたら揉めたので私の方から去ったという感じです。その施設には1年近くいましたが、障害持ちの中でも優秀扱いされて長くいるにつれて環境が落ち着かないものに変化して行った上に中心的立場をやらされるのが嫌だったので無理やり出ようとその特殊な職場を受けたら結局勤務にならないという情けない話ですね・・・今は私の特殊思考も理解して下さる支援者さんに出会えているので問題ないですが。矯正が目的というのは私も後半の方で感じましたね。所詮民間企業ということなのでしょうね。収入関係の話は・・・私には障害年金もないので当時貯金5万円しかなかったのが有料サービスを躊躇してしまった一番の理由になります。
      騎ノ風市の個性的な少女たちを読んで下さりありがとうございます。あの子たちは私がこれまで出会ってきた女子キャラ達から学んだことを詰め込んで生み出したので版権の子たちも素敵だけど私にはこの子達が一番だという気持ちでいます。時折性格の悪い同じ名前の女子キャラに出会うとあの子たちmp名前や名字を変えてしまうという欠点があるのでそこはすいません。見れないのはあのサイトのパーマリンクに今現在不調が出ておりまして。時間はかかると思いますが少しずつ修正していきます。