人間に備わっている先入観は使い方を間違えると恐ろしいことになる

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人間には相手を一目見たときに脳で自動的にイメージを作り上げ、その相手に対して○○はこんな人間だというセルフイメージを作り上げてしまう先入観という機能がある。

この先入観はどんな人間にでも備わっているではあるのだが、感じ方を少しでも間違えると大きな誤解を招いたり、後でとても後悔することになってしまうことだってある。

私の実例

ある作品にAとBいう女子キャラがいた。私は作品がどんな世界観か知るために事前調査としてその作品について書かれているネット掲示板のまとめサイトで全員の趣味趣向を確認した。その際に煽りのようなことをしている掲示板でBがAに対して

「なんだよAの奴・・・臆病者の癖してスタイルいいなんて・・・」

みたいなことを言っていることが書かれていた場所を観覧してしまったのである。ここからAのスタイルの良さに嫉妬しているBに対して

なんだBの奴、Aが臆病者だからってAのいい所だけみて勝手に嫉妬してんじゃねえよ。

という感想を持ってしまったのである。私がAの事がその作品で一番好きなキャラだったからこそそう思ってしまうのだろう。私はモンペだから推しが少しでも悪く言われる、もしくは悪いことをされると心が怒りで満ちるから。

しかし、その後に作品を研究してみるとBはそんな側面は一切持っていない良い娘だし、BはAに対して嫉妬しているような描写も全くなかったのである。私はこの時初めてBに対して思ったことがあくまで掲示板連中の作り出したBのセルフイメージによって私の先入観が働き、Bに対してそう思ってしまっただけなのであるということに気が付いたのだった。

 先入観を持つときは以下の事に気を付けたい

これらの経験から思ったことは以下の事である。

・先入観を持つのは人間の脳の構造上仕方ないことなのだが、一方的な決めつけはしないようにした方がいい

・キャラクターに対して偏見な目線で見たり斜に構えた見方をするのではなく、本当に正しいことだけを読み取って、誤解をしないようにしようと思う

私はあくまで女子キャラクターに対しての先入観を題材に書いているが、これは当然ながら人間にも当てはまることだと思う。○○だからこうであるという決めつけで勝手にセルフイメージを造られた相手は知ったことではないし、理想を押し付けられて不快に思う可能性だってある。そのイメージが崩れたら自分も当然嫌な気持ちになるだろう。

少なくとも私はそのような面を疑い、それが事実であるかどうかを明確にしながら今後も研究をしていきたいと思っている。先入観で思ったことは間違いである可能性が高いのだから。

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