今年出会った推しキャラと旅するポケモンシャイニングパールプレイ記 その2

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シャイニングパールプレイ記も二回目。なかなか使いたい手持ちがそろわないのが今の悩みですわ。

簡単な登場人物紹介

スミレ・・・主人公の女の子。一部のポケモンの考えを読み取ることができるという特殊能力を持つ。先祖が偉大なことをしたノートを残しているというが・・・?

クロハ・・・ナエトル♀。スミレがナナカマド博士から譲り受けた最初のポケモン。結構気が強い。

ヒロミ・・・コリンク♀。スミレが新しく捕まえた仲間。なぜか関西弁で話す。

フウカ・・・色違いムックル♀。コリンクを探していた時にたまたま仲間にした。クロハやヒロミに比べると優しげな性格。

新しい仲間たち

ポケッチを貰ってクロガネシティへ向かおうとするスミレ。その前にカケルが立ちはだかる。

「スミレ!ちょっとは強くなったか?オレも強くなったんだ!勝負しようぜ!」

「いいわよ。あたしの新しい仲間たち見せてあげるわね。」

「お前も色々捕まえたってことか!なら行くぜ行け!ムックル!」

「こっちも!行きなさい、フウカ!」

「任せて!」

「うっひゃー!色違いかよお前のムックル!」

「そ。こっちから行くわよ!」

カケルのムックルはフウカよりレベルが高かったが、でんこうせっかで無事に倒すことができた。

「フウカ、お疲れ様。」

「ううん、これぐらい大丈夫だよ。」

「やるな!次はヒコザルだ!」

「ならこっちはヒロミ!お願い!」

「おっしゃ!任しとき!」

「コリンクまでいるのかよ!いや、負けてらんねえ!」

ヒコザルはにらみつけるで防御を下げる戦術を使ってきたが、ヒロミの電気ショックを食らい続け倒れてしまった。

「おっしゃ!倒したで!」

「ヒロミ、電気ショックのマヒで上手く嵌めたわね。」

「あたしの出番なかった・・・」

「ごめんねクロハちゃん・・・」

「うわー負けたのかよ!だけどオレが負けるのはこれで最後だからな!オレは世界で一番強いポケモントレーナーになるんだからよ!さっさとクロガネシティのポケモンジムに挑戦してくるぜ!」

カケルはそれだけ言って走り去っていった。

「相変わらずせっかちね・・・だけど、色々なタイプのポケモンをそろえるって大事ね。ヒロミとフウカのおかげでそれが分かった気がするわ。」

スミレがヒロミ、フウカと出会ったのは少し前の話である・・・数時間前の204番道路。スミレは新たな手持ちを探していた。

「うーん、どこにいるったらいるのかしら?」

「何さっきから草むらをさまよっているのよ・・・」

「コリンクってポケモンを探しているのよ。電気タイプだし、今後クロハが対応できないポケモンも増えてくるだろうし、仲間は多い方がいいでしょ。」

「まあそれはそうだけど・・・」

「あ、またムックルよ・・・もう!なんでコリンクはこんなに出ないの・・・」

「スミレ、あのムックル何か違う気がするんだけど。」

「どこが・・・え、光った!?色違いってやつじゃないのこれ!捕まえたら自慢できるかも!捕獲するったらする!」

スミレはムックルにボールを投げつけた。色違いムックルはHPを減らされていないのにも関わらず特に抵抗もせずにボールに収まった。

「よし、捕まえたわ・・・ん?」

「どうしたのよ、スミレ?」

「このムックルから声が聞こえてくるんだけど・・・」

「あなた・・・私の言葉が分かるの?」

「分かるけど、貴方も意思疎通できるポケモンなわけ?」

「そうみたい。」

「なら名前を付けてメンバーに加えるわ!あなたは・・・」

スミレは古びたノートを開き、書かれている女子キャラのデータと照らし合わせる。

「この宮沢風花って子から取ってフウカにするわね。」

「名前を付けてくれてありがとう。これからよろしくねスミレ。」

色違いムックルことフウカは比較的大人びた性格のようである。

「それより、コリンク探さなくていいの?本命はそっちでしょ?」

「そうだったわ!コリンクさっさと出てきなさいったら!」

粘り強く草むらの中を探索したスミレはようやくコリンクを見つけ捕獲に成功した。そして再びノートを開く。

「よし、捕まえた。この子は・・・この濱栗広海って子から取ってヒロミにするわ。」

「それをウチの名前にしてくれるんか!ええな!」

「こいつも喋った!」

「意外とあたしみたいなポケモンって身近にいるのかもしれないわね。だけどライバル一気に増えた・・・」

こうしてスミレには色違いムックルのフウカとコリンクのヒロミという新しい仲間が増えたのである。

初めてのジム戦

スミレは203番道路のトレーナーたちを倒しながら、クロガネシティへ向かった。ジムに行くとカケルがおり、すでにジムバッジを手に入れた後である模様。ジムリーダーは炭鉱にいるとのことなので炭鉱へ向かうことに。

「随分と大きな炭鉱ね。野生ポケモンや作業員に勝負を仕掛けてくる奴もいるから気を付けて進まないと。」

「岩タイプなんてあたしがいれば問題ないでしょ。はっぱカッターも使えるようになったし。」

「クロハ、活躍できて随分とご機嫌やな。」

「私たちがさっき出番奪っちゃったからだよね・・・ごめん。」

「そうじゃないわよもう!」

そんな感じで炭鉱の奥地へ向かうとジムリーダーと思わしき男がいた。彼はいわくだきで岩を砕く様子を見せてくれた。

「いわくだきがあればこうやって落ちてきた岩も簡単に砕けるんだよ。邪魔になったらダメだからね。」

「そうなのね・・・」

「君もこの町でジムバッジを手に入れられればできるようになるさ。もっともジムリーダーのボクに勝てないとだめだけどね!」

男はそういってジムに戻っていってしまった。

「随分優男な感じの奴やったな。」

「あんなんならあたしのはっぱカッターでこのジムは楽勝ね!」

「油断は禁物よ。ああいう奴に限って実は強かったりするんだから!炭鉱の作業員を全員倒してあんたたちのレベルを強化してから戻るわ!」

スミレは炭鉱の作業員や野生の岩タイプを相手に勝負を重ねクロハたちのレベルアップを図り、ジムへ乗り込んだのだった。ジムトレーナーである短パン小僧2人を倒し、ついにジムリーダーの元へとたどり着いたのだった。

「ようこそクロガネシティポケモンジムへ!ボクがジムリーダーのヒョウタ!岩タイプのポケモンと共に歩むことを決めたトレーナーさ。君のトレーナーとしての実力、そして一緒に戦うポケモンの強さ、見せてもらうよ!まずはイシツブテだ!」

「望むところよ!行ってクロハ!はっぱカッター!」

「食らいなさい!」

「イシ・・・」

クロハのはっぱカッターをまともに受けたイシツブテは何もできずに倒れてしまった。

「やるじゃないか!次はイワークだ!ステルスロック!」

「クロハ!はっぱカッター!」

「それっ!」

「イワアアアアアク!」

イワークは尖った岩をまき散らすが、その直後に飛んできたはっぱカッターで一撃で倒された。

「このポケモンも同じように倒せるかい?行くぞ!ズガイドス!にらみつける!」

「ズガ!」

「大将が出てきたみたいね・・・クロハ、またはっぱカッターで一気にやっちゃって!」

「当然よ!」

ズガイドスはにらみつけるをしてきたが、クロハのはっぱカッターは耐えきれず、簡単に倒れてしまった。

「まさか!鍛えたポケモンたちが!」

「・・・これ本当にジム戦?」

「クロハ、今回は相性が良かったからたまたま勝てただけだと思うわよ?」

「まいったなぁ・・・バッジを一つも持っていないトレーナーに負けちゃったか。仕方ないさ、ボクが弱くて君が強い、それだけだ。ポケモンリーグ公認のコールバッジを君に渡すよ!」

「これが最初のバッジ・・・綺麗に輝いてるわね。」

「そのバッジを持っているとさっき見せたいわくだきを使えるようになるんだよ。それとこのシンオウ地方にはあと7人ジムリーダーがいてね、ボクよりも手ごわいトレーナーばかりだよ。」

「そうなのね・・・」

「ウチら今回は出番なかったなぁ。」

「まあ今回の勝負を見る限り、私たちがいなくても勝ててたよ多分。」

こうして、スミレは最初のバッジを無事に手に入れたのであった。

謎の集団

コールバッジを手に入れたスミレは北に向かうが流砂があり先へ進めない。仕方なくワンリキーを捕まえてクロガネシティを出ようとすると、カケルからコトブキシティに戻ればヒロミとフウカを捕まえた場所である204番道路から次のハクタイシティを目指せると聞いたので早速向かうことに。

「秘伝技試しに使ってみたけど野生ポケモンが手助けしてくれるからいいわね。あんたたちに無駄な技を覚えさせなくてもいいし。」

「いわくだきって岩は砕けても戦いだとそんなに強い技ってわけでもないしね。」

そしてコトブキシティの北の出口に差し掛かった時。ナナカマド博士とコウキが奇抜な恰好をした2人と揉めている最中だった。

「ナナカマド博士。なにしてるの?」

「おお、スミレかよいところに来たな。このおかしなことを言っておる連中を懲らしめてくれないか。」

「まあいいけど・・・」

スミレが2人の前に立つと2人は支離滅裂なことを言い始めた

「これは困ったポケモン博士ですね!ワレワレはお仕事としてお話しているというのに。ワレワレに研究の成果をよこしなさい!そうしないと助手を痛い目に合わせます。」

「うわ・・・研究の成果をよこさないと痛い目に合わせるって確かに引くわー・・・」

「スミレ、そんなわけだから一緒に戦ってくれるかい?」

「しょうがないわね。いいわ、組んであげる!」

2人はギンガ団という組織の団員らしい。スミレはフウカを出し、ポッチャマを出したコウキと組んで、敵のケムッソとズバットを倒した。

「フウカお疲れ。」

「あんまり強いって感じはしなかったかなぁ。」

「それよりも・・・あんたたち大したことない奴らね。」

「なんと負けてしまった・・・仕方ないですここは引き上げます。・なぜならギンガ団は皆にやさしいからです。」

そういって2人は立ち去って行った。

「なんなのかしらあいつら・・」

「あいつらギンガ団とか言っていたか・・・奴らはポケモンの進化のエネルギーを使って何かをしようとしていたようだ。スミレ、なかなかの戦いっぷりだったぞ。君に図鑑を託して正解だった。」

ナナカマド博士はそう言うと立ち去って行った。

「ギンガ団・・・気になるけど、今は先を目指すことにした方がいいわね。」

スミレはいわくだきであれた抜け道を通り抜け、道中のトレーナーたちを倒しながら進んでいく。その道中で進化レベルに達したフウカがムックルからムクバードへ進化を遂げた。

「フウカ、進化したのねおめでとう!」

「うん、ありがとう。これで少しでもスミレの役に立てるなら嬉しいな。」

「あたしも負けてらんない!」

ギンガ団と発電所

スミレたちは花の町ソノオタウンに到着した。しかし、ここにはジムもないのでハクタイシティを目指して先に進もうとすると途中にいる女の子から発電所で働いている父親を迎えに行ってほしいと頼まれた。発電所はどうやらギンガ団が占拠しているらしい。

「ギンガ団が占拠している発電所・・・怪しさ満載ね。」

スミレは谷間の発電所に向かう。門番のギンガ団を倒したが、カギを使って中に閉じこもってしまう。だが、この戦いでヒロミがコリンクからルクシオへ進化を遂げた。

「ウチも進化出来たで!強くなった気分や!」

「スミレ!さっきの閉じこもった団員、花畑へ向かったって言ってたわよね!あたしを前に出して!早くヒロミたちに追いつかなきゃ・・・」

「クロハ、無理して追いつこうとしても空回りするだけよ。まあ、あんたが積極的にバトルに出るって言うんならそうしてあげるけど。」

ソノオの花畑に向かうと案の定ギンガ団がおじいさんを脅しにかかっていた。2人別々に襲い掛かってきたので倒すことに。クロハは苦手なズバットやケムッソを出してくる団員相手に立ち向かい倒すことができた。

「クロハ・・・無理してない?」

「無理なんかしてないんだから!」

ギンガ団は発電所のカギを落として去って行った。

「キミ、助かったよ・・・あいつらあまいミツを無理やりよこせって言ってきて奪おうとしてきてね・・・よくわからない連中だった!それとこの発電所のカギはとりあえず君に渡しておくね。それとあまいミツをお礼に受け取ってくれ!」

「あ、ありがとうございます・・・」

おじいさんから鍵を受け取ったスミレは発電所に戻り中に入る。すると鍵を閉めたしたっぱがおり、勝負はしかけてこなかったが幹部に連絡するという意味深な言葉を残して奥に向かって言った。

「幹部・・・ギンガ団にもいるのね。」

「油断せず行かないとね。」

スミレはしたっぱたちを倒しながら発電所の奥へ進んでいく。最奥までたどり着くと、したっぱたちとは明らかに違う雰囲気を持った赤髪の女性がいた。

「あんたが幹部!?」

「そう。あたしギンガ団にいる3人の幹部の1人マーズよ。今よりも素敵な世界を作り出すため色々と頑張っているのになかなか理解されないのよね。」

「奇抜な事ばっかしてるからじゃないの?」

「貴女もわかってくれないのね。ちょっと悲しい・・・だから勝負でどうするか決めましょ!あたしが勝ったらあなたが出て行く!その代わりあなたが勝ったらあたしたちが消えるわ。生きなさい!ズバット!」

「戦いは避けられないか・・・ならやるしかない!行って!ヒロミ!」

マーズはズバットを繰り出したのでヒロミの電気ショックで致命的なダメージを負わせることに成功、しかし、ズバットはとんぼがえりで退却。控えにいたブニャットというニャルマーが進化したと思われる巨体の猫に入れ替わった。ブニャットは攻撃力も高く、ヒロミに致命傷を負わせた。

「なんやあの猫・・・これまでのポケモンたちとは格が違うわ・・・」

「確かご先祖様のノートにはブニャットはレベル38で進化するポケモンって書かれていたはず・・・まさかチート!?とりあえずヒロミ、戻って!」

スミレはヒロミを戻すと、クロガネ炭鉱で捕まえていたイシツブテを出し、まるくなるからのころがるのコンボで何とか退けた。

「まさかブニャットが転がるにやられるなんて・・・」

「ま、これもあたしの作戦勝ちったら勝ちよ!」

「スミレ、ズバットへのとどめはあたしがやる!」

「クロハ・・・分かったわ、行きなさい!たいあたり!」

「行けえええ!!!」

ヒロミの電気ショックを受けていて虫の息だったズバットはクロハのたいあたりの一発で倒れた。しかし、レベル17になったもののクロハの進化はまだ先のようであった。

「あーらら!負けちゃった!まあいいか、貴方との勝負割と面白かったし。それじゃ、あたしたちはいなくなるとするわ!」

マーズたちはそれだ言い残して去って行った。解放された父親によるとギンガ団はとにかくエネルギーを集めて宇宙を作り出すという謎に満ちた目的のために動いているらしい。

「ギンガ団・・・行く先々でまた出会いそうな予感がするわね。」

「ま、またあいつらが出てきてもあたしがパーッとやっつけてあげるわよ!」

ギンガ団を追い払ったスミレたちは再びハクタイシティを目指し、冒険を続けるのであった。

現在の手持ち

クロハ(ナエトル)♀ L17

ヒロミ(コリンク→ルクシオ)♀ L16

フウカ(色違いムックル→色違いムクバード)♀ L16

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