ポケモン大会カントー×アローラ ~カプいなくても勝てますです~

Pocket

今回は久しぶりにポケモンの話をしようと思う。私は最近3月17日~3月20日まで行われていたポケモンのインターネット大会カントー×アローラに参加していた。私はポケモンの大会に出場した経験があまりなく、対人戦は読みあいも強く不得意だった。

ポケモンの第7世代の環境はトップにカプ・テテフを始めとするカプ軍団が居座っており、同じぐらいの位置に大人気のガブリアスや一回は確実に行動を保証されるミミッキュがいて、残りは旧世代のポケモンたちで占められている。ミミッキュや素早いアブリボンなどを除く鈍足が多いアローラの新ポケモン勢にはかなり辛い環境と言えるだろう。

そんな環境を見た私はこう思った。「カプいなくても5勝ぐらいはしてみせる!」とそんなこんなでガブリアスとエンニュート以外のポケモンを改めて育成し、今回の大会に臨むことにした。今回は大会の感想と自分で組み立てた戦術の考察をしようと思う。

私が選んだポケモンたち

私が今回考えた戦術は起点づくりサイクルという先鋒が壁張りをするなどして後続の耐久に不安のあるポケモンたちを動かしやすくするというコンボはそこまで大きくない戦術である。

以下は私が今回の大会に参加するにあたって育成した精鋭たちである。NNの由来はポケモンたちの卵から孵った日が誕生日である女子キャラクターから来ている。決して現実の人間とは一切関係はないのでご了承ください。

コトネ(ガブリアス)♀

ようき 攻撃素早さ全振り

なんだかんだ言っての安定枠。地面使いとしては欠かせないポケモンである。コケコやテテフが非常に多い上にめざ氷がどこから飛んでくるのかわからない恐怖から今回は選出控えめになった。ちなみに前回のダブルの大会では大活躍だった・・・気がする。

主な技はげきりん じしん。ウルトラボール入り。

ユキエ(エルフーン)♀

ずぶとい 素早さ最速80族抜き調整残り耐久

パルシェンやバルジーナの耐久を安定させるために先鋒起用前提のひかりのかべ張りとおきみやげを使うサポート要員。今回からいたずらごころが悪タイプに無効であるのに加え、なぜかガオガエン持ちと当たることが多かったので選出機会はそんなに多くなかった。

主な技はおきみやげ ひかりのかべ。フレンドボール入り。

マリ(バルジーナ)♀

わんぱく HP防御全振り 残り素早さ

今回の主力1。主に先鋒起用で物理受け担当。物理型で有効打があまりないポケモンに対して居座り、毒とゴツゴツメットで相手を弱らせていく戦術を取る。しかし、私が思ったよりも特殊型であるコケコやテテフの数が多く受けは安定しなかった。一応こだわりメガネのないテテフのムーンフォース一発ぐらいなら受けられるが、毒撒きとはたきおとす以外の動きができなかったことも多い。

主な技はどくどく はねやすめ はたきおとす。ラブラブボール入り。

シズル(ジバコイル)

ひかえめ HP特攻全振り

フェアリー(主にテテフ)対策。アナライズこだわりラスターカノンの威力は申し分なく、交代を頻繁に繰り返す相手にも結構刺さる。頑丈がないので耐久が安定せずきあいだまが飛んできたら致命傷になるのが弱点か。ウツロイドやフェアリータイプを片っ端から倒してくれた今回のMVPと言っても過言ではない。手持ち用のシズル(キュウコン)とは関係ない。

主な技はラスターカノン。ヘビーボール入り。

アマネ(エンニュート)♀

おくびょう 特攻素早さ全振り

ガブリアス共々前回のダブルの大会から引き続き継続。主にジバコイルが苦手とするフェアリーの処理と時折出くわすキテルグマを退けるのが主な役割。地面四倍弱点が被ることもあり、ジバコイルを選出する場合は出さないようにしている。彼女がだいもんじを外してしまったらほぼ負け確定。

主な技はだいもんじ ヘドロウェーブ。ムーンボール入り。

サオリ(パルシェン)♀

やんちゃ 攻撃全振り 素早さ調整残りHP

今回の主力2。殻を破るを積んで殴るアタッカーだが、特殊攻撃に弱く一撃で沈む。物理対面でないと殻を破るを積めないのがつらかった。ミズZで炎タイプや鋼タイプへの役割破壊も兼ねており、よく出くわすガオガエンをスーパーアクアトルネードで何回も沈めた。

主な技は つららばり からをやぶる ハイドロポンプ。ルアーボール入り。

大会の感想と戦術の考察

今回の試合数:23

最終レート:1563

ランキング:7490位

はっきり言うと読まれやすく、エルフーンを中々選出できなかったので結局ジバコイルとバルジーナをうまく交代しながら攻めるサイクル戦術を取って戦った。それに加え、ガオガエン持ちと当たることの多かったのもあり、いたずらごころが悪タイプに無効であるという仕様変更の痛さを痛感した。

また、パルシェンがきあいのタスキ持ちでないこともあり、特殊型相手には積むことができずそのまま攻撃をせざるを得ない状況も多々あった。積まなくても氷を抜群とするドラゴンに対してであればつららばりで問題なく対処できたが、氷の効かない炎タイプに対しては弱くなってしまいバルジーナではめることもできずに負けてしまうことも多かった。

今後はパルシェンを使う場合はタスキを持たせた方がいいのかもしれない。また、バルジーナの受けきれない特殊技を受けられるポケモンを用意しておいた方がよかったか・・・ラッキーとかハピナスとか。

それでも前回の大会よりかは良い成績を獲得することができ、カプたちがいなくてもここまで行けたのは想定外だった。ポケモンたち、特に大活躍だったジバコイルはお疲れ様でした。次にまたシングルバトルの大会が開催されたら出てみようと思う。

なんだかんだ言ってポケモンは育てるのが一番楽しい。そう思った。ちなみに私はムーンやってます。

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