今年出会った推しキャラと旅するポケモンシャイニングパールプレイ記 その8

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今回で最終回。一気に最後まで駆けることにする。エンディング後の要素については気が向いたらやります。

チャンピオンロード

スミレたちは最後のバッジを手に入れたはいいもののたきのぼりの技マシンが手に入らないとたきのぼりができないので悩んでいた。

「たきのぼりが使えるようになっても肝心のたきのぼりの技マシンがどこにもないわね・・・どうしようかしら。」

「あの・・・」

「ん?誰あんた?」

「バッジ、手に入れたんですね。すごいです。あたしもジョウトってところでジムリーダーしてるミカンっていいます・・・強くなりたくてここまで来たんですけど。」

「そうなんだ、ジムリーダーってことは貴方も相当強いんでしょうね。」

「いえいえ・・・あ、よかったこれどうぞ。」

ミカンがスミレに渡してきたのはたきのぼりの技マシンだった。

「たきのぼりの技マシンじゃない!いいの!?」

「ええ。それがあればその先に進むことができますから、それとなんて言ったらよくわからないんですけど・・・頑張ってくださいね。」

「もちろんよ!さーて、チャンピオンを目指して突っ走るわよ!」

スミレたちはなみのりとたきのぼりを始めとした秘伝技を駆使し、過酷なチャンピオンロードに挑む。待ち受けるトレーナーはみな強く、デンジほどではないにしろ苦戦を強いられる戦いも多くあった。しかし、それでもスミレたちは進み続けた。そしてついにポケモンリーグへとたどり着いたのであった。

「ここがポケモンリーグね・・・立派な建物だわ!」

オープニングバトル カケル

スミレはショップとポケモンセンターを利用してポケモンたちを休ませた。そしてゲートをふさいでいる係員の所へ行こうとするとカケルが駆けてきた。

「カケル!」

「待てー!ポケモンリーグ挑戦だろ!?オレもそのつもりでここまでやってきたぜ!どっちが挑戦するのにふさわしいか勝負で決めるぞ!」

「しょうがないわね・・・あんたたち!やるわよ!」

「ま、挑戦前の小手調べにはちょうどいいかもね。」

「行け、ムクホーク!」

「キーン!」

「ミリカ、行って!れいとうビーム!」

「任せろ!」

ミリカのれいとうビームはムクホークを倒しかけた。なんとムクホークはきあいのタスキを持っており弱点技を持ちこたえのであった。ムクホークは反撃のはがねのつばさでミリカに襲い掛かる。

「どうだ!はがねのつばさ!」

「うおっ!」

「ミリカ、大丈夫!?」

「こんぐらいじゃ倒れねーよ。」

「それなら、10万ボルト!」

10万ボルトはムクホークのわずかに残った体力を削り切った。

「キ・・・・・・ン」

「おっしゃ!」

「お前のユキメノコ強いな!次はフローゼルだ!」

「フロッ!」

「ようやく進化したのね・・・ヒロミ!」

「任しとき!」

「かみくだく!」

「10万ボルト!」

互いの技がぶつかり合う。弱点を突かれたフローゼルは一撃で倒れてしまった。

「フロー・・・」

「ヒロミ!いい感じよ!」

「おっしゃ!やってやったで!」

「やるな・・・ゴウカザル!」

「ウッキー!」

「ゴウカザルね・・・もらったポケモン同士で戦わせてみるか。クロハ!」

「よし、あたしの出番ね!」

「お、そいつナナカマド博士にもらったやつか!だけど手加減はしないぜ!かえんぐるま!」

「じしん!」

再び互いの技がぶつかり合う。クロハはかえんぐるまを余裕で持ちこたえ、ゴウカザルはじしんをまともに受けて倒れてしまう。

「ウキ・・・」

「クロハ、大丈夫そうでよかったわ。」

「ドダイトスだってゴウカザルに勝てるのよ!!!」

「ゴウカザルまで・・・カビゴン!」

「ゴンッ!」

「あのゴンベが進化した子ね・・・トオコ、やっちゃいなさい!」

「いいよ!任せて!」

「はどうだん!」

「あくび!」

トオコのはどうだんはカビゴンに命中し、大ダメージを与えた。一方のカビゴンは攻撃せず、あくびをしてトオコを眠らせようとしてきた。

「どうだ?交代しないとお前のルカリオは次のターンに眠るぜ?」

「今は交代している場合じゃないわね・・・コメットパンチ!」

「行けえええ!」

トオコのコメットパンチはカビゴンに命中し、カビゴンは倒れた。

「ゴォン・・・」

「よし、やっt・・・あれ・・・眠い・・・zzz」

「トオコ!眠り状態になっちゃったのか・・・」

「それでお前のルカリオはもう簡単には動かせないな。ロズレイド!」

「ロズレ!」

「トオコ、ゆっくり休んで。レミ!あんたの出番よ!」

「オーケースミスミ!」

「だいもんじ!」

レミの新技だいもんじはロズレイドを何もさせずに焼き尽くしてしまった。

「ロズ・・・」

「進化しても大したことないわね。よし!あと一体よ!」

「オレはこいつを信じてる。行け!ヘラクロス!」

「ヘラクロッ!」

カケルは最後の一体ヘラクロスを出してきた。

「シズク!出番よ!」

「もちろん・・・」

「ヘラクロス!つるぎのまいだ!」

「隙を見せた・・・?なら、じゃれつくで一気にとどめ!」

カケルは攻撃せずにつるぎのまいで積みをしてきた。その隙を逃さなかったスミレはシズクにじゃれつくを指示して一気に倒した。

「ヘラクロ・・・」

「なんだってんだよー!まだ鍛え方足りないのかよ。だが、お前に負けるようじゃポケモンリーグはまだ早いってことだな。もっと強くなってポケモンリーグ勝ち抜いてやる!なんたってオレは最強のポケモントレーナーチャンピオンになるからな!スミレ、オレに負けるまで誰にも負けんじゃねーぞ!」

カケルはそう言い切って去って行った。

「全く最後まで騒がしいったらないわねカケルは。」

四天王戦

カケルとの勝負を終えたスミレは門番にバッジを見せてポケモンリーグへの挑戦権を得た。そして今回共に挑む6体を発表する。

「今回、四天王へ挑戦するメンバーを発表するわ。ミリカ、トオコ、ヒロミ、シズク、レミ。そしてクロハ。あんたたち6人で挑むわ。フウカ、悪いけどあたしたちの帰りを待っていてくれる?」

「分かったよ・・・もう私とみんな、随分と実力差が付いちゃったからなんとなくわかってはいたけど。」

「あたしから言わせてればあんたも連れて行ってあげたかった・・・ポケモンは6体しか持てないから・・・だけどフウカも一緒に戦っているの変わらない!さ、行くわよ。」

スミレはポケモンたちと共に第1の部屋へ向かった。一人目の四天王は虫タイプ使いのリョウだ。

「ハーイ!ようこそポケモンリーグへ。ボクは四天王のリョウですよろしく。」

「随分とフランクな人ね・・・」

「僕むしポケモン大好きなんで。かっこいいし綺麗だし、虫ポケモンのようにパーフェクトになるためここで挑戦者と戦ってるんだ。では相手させてもらいます!」

「ここで負けるわけにはいかないわね・・・勝負よ!」

リョウのポケモンはドクケイル、アゲハント、ヘラクロス、ビークイン、ドラピオン。どのポケモンも道具を持っており耐久寄りのいやらしい戦い方をしてくるが、虫に有利なレミを中心に立ち回り、なんとか勝利した。

「ボクの負けだ、だけど虫ポケモンのすばらしさ、ポケモンリーグのすごさ。ポケモン勝負の奥深さは君に伝わったと思う。よし、鍛えなおしますので応援ヨロシク!じゃなかった次の部屋へどうぞ!」

「ありがとう。いい勝負だったわ。」

「それにしてもさすが四天王。一筋縄ではいかないね!」

「レミ、お疲れ様。次は休んでていいから。」

2人目の四天王は地面使いのキクノである。カントーのキクコとは容姿が似ていることで有名だが、未だにその関係は謎に包まれている。

「おやおや可愛らしい、それでいて頼もしいトレーナーだね。」

「あ、ありがとうございます・・・」

「あたしはキクノ!大事にしているのは地面タイプのポケモンね。じゃあ、このおばあさんがどれだけやれるか見てあげますよ。」

「はい、よろしくお願いします!」

キクノの手持ちはヌオー、ナマズン、ウソッキー、ゴローニャ、カバルドン。特にゲップやられいとうビームを搭載しているナマズンは強敵だった。それでもクロハやシズクを中心に立ち回り、なんとか勝利をつかんだ。

「大したものですよ。ポケモンがあなたを信じて力を出し切っての勝利。負けたのに思わず微笑んじゃうわ。たいしたものね。ポケモンとがヒトと力を合わせて勝ち取った勝利っていいわね。それこそが強さよ。」

「こちらこそいい勝負でした。」

「おほほ、あなたたちならどこまでも行けますよ!」

3人目の四天王はナギサシティで出会った赤いアフロことオーバだ。ほのおタイプの使い手のようである。

「よっ、トレーナー!いつやってくるのか指折り数えて待ってたんだぜ!」

「オーバって3番目の四天王だったのね。」

「ナギサでのことはデンジの野郎から聞いた。あいつの心に火をつけるとは期待が高まって仕方ねえ!早速勝負だ!」

「もちろんよ!」

オーバの手持ちはギャロップ、フワライド、ハガネール、ミミロップ、ゴウカザルというほのおタイプが二体しかいない。これでほのお使いを名乗るなんて・・・笑える。それでもミミロップはとびひざけりをしてきたりギャロップがどくづきをしたり何気に夢特性の炎の身体でやけどさせてきたりとテクニカルな戦術を使って攻めてくるので厄介だ。それでも全員の力を合わせ、死闘の末に勝利をつかんだ。

「まさかまさかの敗北だ!見くびっていたわけじゃない!だけど負けるとは微塵にも思っていなかった!すごい!君と君のポケモンすごいぜ!」

「オーバもなかなかだったわよ・・・ってか3人目でこんなに強いの・・・ギャロップの炎の身体、ゴウカザルの雷パンチ・・・遺伝技のオンパレードじゃない。四天王ってポケモンみんな卵から育ててるのかしら・・・」

「フゥ・・・燃え尽きちまったぜ・・・」

4人目の四天王はエスパー使いで読書家のゴヨウ。礼儀正しく知的な印象を感じさせる。

「おっと、これはいいタイミングで挑戦者が。ちょうどこの本を読み終えたところでした。では自己紹介を。私はゴヨウ。使うのはエスパータイプ。」

「エスパー使いか・・・」

「それにしてもここまで来るとは相当な実力の持ち主。四天王最強といわれる私も全力で戦わせていただきましょう。」

ゴヨウの手持ちはバリヤード、チャーレム、キリンリキ、フーディン、ドータクン。しかし、タイプが固まっている上にサブウェポンで弱点を突かれることもなかったのでキクノやオーバの方がまだ強かったように感じてしまった。

「なるほど・・・今までの3人に勝ってきた。その強さ本物ですね。これであなたは四天王全員に勝ったわけですが、まだ終わりではありません。このポケモンリーグには四天王よりもはるかに強いチャンピオンがいます。さあ扉を潜り抜け、最後の戦いに挑みなさい。」

「分かった!行ってくる!」

「さて、私は次の挑戦者が来るまで本を読んで待つことにしますかね・・・」

ゴヨウに見送られながらスミレは最奥に向かった。

最後の戦い

スミレたちは準備を万全にして最奥の部屋にたどり着く。そこにいたのは・・・あのシロナだった。

「元気にしてた?」

「シロナ!?」

「テンガン山でのことは感謝してる。どんな困難にぶつかってもポケモンと乗り越えてきたのね。それはどんな時でも自分に勝ってきたということ。そうして学んだ強さきみたちから伝わってくる!」

「さて、ここに来た目的は分かってる。ポケモンリーグチャンピオンとして君と戦います!行きなさい!ミカルゲ!」

「おんみょーん!」

「見たことないポケモンね・・・あの感じからして悪タイプかゴーストタイプね・・・それならシズク!」

「任せて・・・」

「じゃれつく!」

シズクはじゃれつくでミカルゲを一撃で倒しきった。

「みょーん・・・」

「やるじゃない。ロズレイド。」

「ロズレ!」

「それならレミ!」

「おーけー任せちゃって!」

「だいもんじ!」

「ヘドロばくだん!」

互いの技がぶつかり合い、それぞれが大きなダメージを負う。しかし、シロナはロズレイドを回復もさせずに交代した。

「戻ってロズレイド、行きなさいトリトドン!」

「ぽわーお!ぐちょぐちょぐちょ!」

「何あいつ・・・」

「スミスミ、私じゃあいつ倒せないよ・・・多分水タイプだし・・・」

「分かった。クロハ!交代!」

「いいわよ!」

「ウッドハンマー!」

「じしん!」

再びお互いの技がぶつかり合った。トリトドンはヌオーやナマズンと同じ水地面タイプだったようでウッドハンマーをまともに受けて倒れた。

「ぽわーお・・・ぐちょぐちょ・・・」

「よし、倒せたわ!」

「やっぱあなたって強いわね!ならこの子ならどうかしら?ミロカロス。」

「ポワーアー!」

「また変な鳴き声・・・水タイプよね、ヒロミ!」

「ウチの出番やな!」

「10万ボルト!」

「ねっとう!」

互いの技がぶつかり合う。ダメージを負ったミロカロスはじこさいせいで粘ってくるが、ヒロミも10万ボルトを当て続け、倒しきることに成功した。

「ポワー・・・」

「ここまで追い詰められるなんてね・・・ロズレイド!」

「ロズレ・・・」

シロナは作戦なのか満身創痍のロズレイドを出してきた。

「今のうちにとどめを刺さないと・・・トオコお願い!サイコキネシス!」

「うん!」

「こっちも負けてられないの!シャドーボール!」

ロズレイドが最後の力を振り絞ってシャドーボールを撃つ。しかし、トオコのサイコキネシスが当たり、ロズレイドは力尽きた。

「ロズ・・・」

「予想外のダメージを受けちゃったわ・・・」

「あなたもルカリオ持ってたんだね。それならあたしのルカリオも見せてあげる!」

「ブル!」

シロナの5体目はトオコと同じルカリオ。ただし♂だ。

「レミ!もう一回お願い!」

「もちろんだよっ!」

レミは先ほどロズレイドの交代ターンでかいふくのくすりを貰っており、体力を全回復していたのである。

「ルカリオ!わるだくみ!」

「隙を見せた・・・?今よだいもんじ!」

「燃え尽きろー!」

レミのだいもんじがルカリオに命中し、ルカリオは倒れた。

「ブルゥ・・・」

「よし!これで後一体!」

「ここまで追い詰められたのいつ以来かしら。行きなさい!ガブリアス!」

「ガーブ!」

シロナが切り札である最後のポケモン、ガブリアスを出してきた。

「強そうなのが出てきたわね・・・みんな、総力戦で行くわよ!」

だがこのガブリアス、隠れ特性のさめはだ持ちの上に足も速いという完全無欠のポケモンだった。じしんとどくづきだけでミリカ、レミ、ヒロミをひんしに追いやったのである。

「アタシがれいとうビームを決めてや・・・うわっ!」

「10万馬・・・きゃっ!」

「ウチがいかくで・・・おわっ!」

「うそ・・・こんなことってあるの・・・?」

「あたしのガブリアスはあたしの手持ちの中でも最高峰のポケモンなの。」

「それなら・・・シズク!あんたならあいつに勝てるわよね!?」

「うーん、難しいかもしれないけど頑張ってみる・・・」

「シズク!じゃれつく!」

「フェアリータイプね・・・どくづき!」

スミレはドラゴンに強いフェアリータイプのシズクを出した。そしてここからシズクとガブリアスによる一進一退の攻防が始まったのだった。シズクは弱点を突けるじゃれつくでガブリアスを攻め、ガブリアスはシズクの弱点を突けるどくづきで反撃を行う。その状況は2ターン続き・・・そして3ターン目の時、シズクのじゃれつくがガブリアスにとどめを刺すと同時にシズクにガブリアスのさめはだが突き刺さりシズクの体力が尽きた。まさかの両者共倒れである。

「ガーブゥ・・・」

「うう、もうだめ・・・」

シズクとガブリアスは同時に倒れる。そして、シロナのポケモンは0だが、スミレにはクロハとトオコが残っている。スミレの勝利だった。

「やった・・・勝ったわ!」

「あたしのガブリアスを倒せる人なんてそうそういないのに・・・さっきまでの君は最強のチャレンジャー。そしてたった今、最高のチャンピオンになったのね。お見事です、素晴らしい戦いだったわ。」

「いや、シズクたちが死力を出し尽くしてくれたから勝てたってだけったらだけ。」

「あなたとポケモンたちならいつだってどこだってどんなことだって乗り越えられる。戦っていてそう思ったの!おめでとう!シンオウ地方の新しいチャンピオンの誕生ね!さあ!そのリフトに乗って奥の部屋に!」

シロナはスミレを奥の部屋に案内する。そして部屋の前でいったん立ち止まる。

「ここが殿堂入りの部屋・・・」

「神聖な場所って感じね。」

そこにナナカマド博士がやってきた。

「スミレ!さっきの戦い見事だった!」

「ナナカマド博士!どうしてここに?」

「ポケモン図鑑の手伝いを頼んだ子供がここまで来たのだ。その成長を見届けるのは当然のだろう。スミレ、なんというか大人になったな!頼もしく見えるぞ!」

「そうかしら・・・」

「博士は相変わらず子供がお好きなんですね。スミレさん、こっちに!博士もどうぞ。」

スミレたちは奥の部屋に入った。部屋の奥にはモンスターボールをセットできそうな機械があった。

「久しぶりだな、この部屋に入るのは・・・」

「さて、スミレさん。この殿堂入りの部屋に・・・刻むのは君たちの名前!残すのはここに来るまでの最高の思い出!ポケモンリーグの厳しい戦いを勝ち抜いたパートナーのポケモンをこのマシンに記録しましょう!」

「ええ!」

スミレは殿堂入りのマシンに表示される映像を見ながら、ここまで一緒に来た6体の仲間たちと語る。

一体目:ミリカ(ユキメノコ)

「ミリカとはシロナのお願いを引き受けてカンナギタウンに行った時にメリッサ戦に備えて加入させたメンバーだったわよね。」

「そうだな。まああんときは進化前だったから頼りなくて悪かったぜ。」

「いいのよ。フワライド相手によく頑張ってくれたもの。」

2体目:ヒロミ(レントラー)

「ヒロミはあたしが捕獲したポケモンでは初めてのメンバーだったのよね。」

「最初はスミレがウチの仲間たちを何体もポンポン捕獲してんの見た時は正直引いてもうたけどな。」

「特性がいかくのコリンクが欲しかったのよ。それよりも、あんたがいてくれたから飛行タイプ相手に有利に立ち回れたのよ。ありがとね。」

「別にええよ。ウチの役割は特攻隊長。主に空飛んでる奴らを電気で落とすことなんやから。」

3体目:トオコ(ルカリオ)

「トオコは鋼鉄島のゲンから貰った卵から生まれたから一番加入が遅かったわよね。」

「そうだね・・・だけど、生まれたての私をみんなでサポートして育ててくれた。だからここまで強くなれたんだと思う。」

「今じゃチームの中でも一線級のエースだものね。」

「だけど、そのポジションにかまけないようにして、これからもチームの一員として精進していくからよろしくお願いね。」

4体目:レミ(ギャロップ)

「レミは地下洞窟に大量発生していたポニータの一匹だったわよね。」

「スミスミがあたしを見つけてくれたの嬉しかったんだよー!そして何よりも進化レベルが遅いからって途中で投げ出さずここまで育ててくれたの嬉しかったんだよ!」

「ううん、10万馬力を覚えていたおかげで攻撃範囲広かったし、進化させなくてもバトルで活躍させやすかった。それがレミのいいところでもあるわよね。」

「いやー・・・それほどでもあるよ!」

5体目:シズク(マリルリ)

「シズクはノモセ大湿原のマリルとブイゼルから生まれたんだったよね。アクアジェットには色々と助けてもらっちゃったよ。」

「まあ私の特性は力持ち・・・先制技の威力だって手は抜かない。」

「そして何より今さっきのガブリアスとの同士討ち!熱かったわ!」

「あれは勝てると思ってなかったから誤算だった・・・」

6体目:クロハ(ドダイトス)

「クロハがいたからあたしはここまで頑張れたのかもしれないわね。」

「急に改まって何なのよ・・・」

「あの時、クロハと出会ったことであたしの旅が始まった。ギンガ団がリッシ湖を爆破した時に怒りを抑えきれなくて、それをなだめてくれたのもあんただったじゃない。だからここまで導いてくれたのはクロハと出会えたからに決まってるったら決まってるのよ。クロハ、改めてありがとう。」

「ふーん・・・スミレにしては素直ね・・・そういうこと考えてくれるのって、嫌いじゃないわよ?」

こうして、スミレは殿堂入りを果たして新たなチャンピオンとなったのであった・・・ポケモンリーグからの帰り道、スミレはエムリットたちを見た。アカギたちに苦しめられていた時の後遺症もなく、元気そうでなによりである。そして長い帰り道の末、スミレは我が家に帰り着いたのである。

「ただいま!帰ったったら帰ったのよ!」

ポケモンシャイニングパールプレイ記 終

最終メンバー

クロハ(ドダイトス)♀ L64

ヒロミ(レントラー)♀ L62

シズク(マリルリ)♀ L63

レミ(ギャロップ)♀ L62

ミリカ(ユキメノコ)♀ L60

トオコ(ルカリオ)♀ L62

控え

フウカ(色違いムクホーク)♀ L48

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