今年出会った推しキャラと旅するポケモンシャイニングパールプレイ記 その4

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今回は一気に2つバッジを取ることにする。まあこんなにスローペースなのはフワンテをチームに入れたいという私の欲のせいさ。結局諦めたけど。

簡単な登場人物紹介

スミレ・・・主人公の女の子。一部のポケモンの考えを読み取ることができるという特殊能力を持つ。先祖が偉大なことをしたノートを残しているというが・・・?

クロハ・・・ハヤシガメ→ドダイトス♀。スミレがナナカマド博士から譲り受けた最初のポケモン。結構気が強い。

ヒロミ・・・ルクシオ→レントラー♀。関西弁で話すチームの特攻隊長。

フウカ・・・色違いムクバード→色違いムクホーク♀。クロハやヒロミに比べると優しげな性格。

シズク・・・マリル→マリルリ♀。ノモセ大湿原出身の物静かな策士。

レミ・・・ポニータ♀。ぶりっ子気味だが、その才能は未知数。

ノモセ大湿原のマリル、地下大洞窟のポニータ

スミレたちはヨスガシティを出てズイタウンにたどり着くと近くのロストタワーの最上階でかいりきの技マシンを手に入れた。そしてハクタイシティの地下マスターから譲り受けた地下大洞窟に潜るとマグマの空洞にポニータが大量発生していた。

「ポニータがこんなにいるなんて・・・ハクタイの近くの草むらじゃ全然見つからなかったってのに一匹ゲットしてメンバーにしてやるったらしてやるわ!」

スミレはクロハたちの協力もあり、一匹の♀ポニータを捕まえることに成功した。

「やったわ!捕獲成功よ!ん、この子・・・」

「あれぇ?君、私の言葉わかるの?」

「このポニータも言葉が分かるポケモンだったみたいね。それにしても随分ぶりっ子口調ね・・・こんな感じの子に似合いそうなのは・・・」

スミレは先祖が描いたとされる古いノートを再び取り出してめくり始める。

「この綾崎レミって子から取ってレミにするわね。」

「分かったよ。よろしくねスミスミ!」

「なによその呼び方・・・」

こうしてスミレの手持ちにはまた新しい仲間が増えたのだった。少し休んでからズイタウンを出ると、道中のトレーナーと戦いながらようやくトバリシティにたどり着いた。

「やっとトバリシティについたわね・・・だけどジムに挑戦せずに少し先の町に進むわ!」

「なんで?」

「ノモセシティのノモセ大湿原に強力なポケモンがいるからよ!さ、行くわよ!」

スミレたちは一旦トバリシティから南へ進み、リッシこのほとりを超えて、ノモセシティにたどり着いた。大湿原はサファリパークのようにポケモンが捕まえ放題だった。スミレは早速大湿原に入って目当てのポケモンを探す。

「ここにいるはずなんだけど・・・あ!いたわマリル!」

スミレが探していたのはマリルだったようだ。

「あのネズミ探してたんやな。」

「あいつは一見能力は低いけど、とんでもないパワーを秘めているのよ!」

スミレはボールを投げつけ、マリルを捕まえることに成功した。

「・・・あなたが私を捕まえたの?」

「そうだけど、あんたも話せるポケモンなのね。」

「うんまあ・・・」

「口数少ないのね・・・それなら、あの子の名前を・・・」

スミレは古びたノートをめくり、とある女子キャラが書かれたページで止める。

「貴女の名前は兵藤雫って子から取ってシズクにするわね!」

「分かった・・・よろしく・・・」

新しい仲間であるマリルことシズクを手持ちに加え、なおかつ大湿原の入り口にいる男からきりばらいの技マシンを貰ったスミレはまたトバリシティへ戻った。マリルはレベル18で進化できるので、トバリシティへ戻る道中に戦いですぐのレベルアップでシズクはマリルからマリルリへ進化を遂げた。

「進化も早いのね・・・」

「うん・・・私もパワーがみなぎってくる・・・そんな感じがする。」

トバリジムのスモモ

レミとシズクを新たな仲間として迎えたスミレたちはトバリシティに戻りトバリジムに乗り込む。空手四兄弟を全員倒し、彼らとのバトルでクロハがハヤシガメから最終進化形態のドダイトスへ進化を遂げた。

「これがあたしの最終形態よ!」

「更に貫禄がある姿になったわね。逆にかっこいいかも。」

「地面タイプもついたからこれから電機や地面の相手も任せなさい!」

空手四兄弟との闘いのおかげで他のメンバーも順当にレベルアップし、ついにジムリーダーのスモモと戦うことになった。

「はじめまして、よろしくお願いします。あたし、ジムリーダーのスモモって言います。」

「かなり丁寧な人ね・・・」

「どうしてジムリーダーになれたのか、強いってどういうことか自分でよくわかってないんですけど、ジムリーダーとしてあたしになりに真剣に頑張るのでどこからでもかかってきてください!行って!アサナン!ドレインパンチ!」

「こっちはヒロミ!スパーク!」

「おっしゃ!行くで!」

アサナンの強力なドレインパンチにHPをかなり削られたものの、先制したヒロミがスパークを2発先に当て、アサナンを倒した。

「アサ・・・」

「勝ったでスミレ!」

「お疲れヒロミ。シズク!初バトルよ!」

「任せて・・・」

「やりますね・・・次はゴーリキーです!」

「シズク!じゃれつく!」

先制したシズクがじゃれつくの強力な一撃でゴーリキーを何もさせずに倒した。

「ゴリィ・・・」

「ゴーリキーが一撃で倒されるなんて・・・」

「やっぱあたしが見込んだだけあったわねシズク。」

「ふっ・・・私の特性はちからもちだからこれぐらい当然・・・」

「勝負はここからです!ルカリオ!」

「ブルッ!」

「クロハ、進化したその力見せなさい!」

「当たり前でしょ!」

「ルカリオ!いやなおと!」

スモモのルカリオはいやなおとでクロハの防御を下げようとする。

「小細工で隙を見せるなんて甘いったら甘いわね。クロハ、じしん!」

「おらあああ!!!」

いやなおとを使った隙をついたクロハが新技のじしんでルカリオを叩きのめした。弱点の地面技を受けたルカリオは一撃で倒れてしまう。

「ブル・・・」

「よし!勝ったわ!」

「あたしの負けです・・・だってあなた強すぎるから・・・だけど色々教わりました。ですのでこのジムバッジどうぞ受け取ってください!」

スミレはスモモからコボルバッジを受け取った。

「これがコボルバッジ・・・夕焼けみたいな色でいいわね。」

「ありがとうございます。えーとですね、そのバッジを持っていると秘伝技のそらをとぶが使えるようになります。」

「そらをとぶが使えれば移動が便利になっていいわね。それじゃあたしそろそろ行くわ。なかなか楽しいバトルだったわよ!」

スミレはそう言ってジムを後にするのだった。

コウキを救え

スミレがジムから外に出ると久しぶりにコウキがいた。

「あらコウキ、どうしたのよそんな深刻そうな顔して。」

「スミレ、お願いがあるんだ。ポケモン図鑑をギンガ団に取られちゃって・・・力を貸してよ!」

「えー・・・ジムバトル終わったばかりだけどしょうがないわね。」

スミレはコウキに連れられて図鑑を奪ったギンガ団がいる倉庫に向かう。そこにで2人組のギンガ団がいた。よく見ると図鑑を持っている。

「スミレとスミレのポケモン、そしてボクとボクのポケモンたち、みんなの力を合わせたドリームチームなら負けない!」

「あんたあんまり調子のるな。」

「人の困ることするなんて絶対許さないよ!」

「まあそれは同意ね。」

「「ワレワレに歯向かうというのか!ポケモン図鑑はワレワレの方が有効に使えるというのに・・・まあいい、相手してやる!」」

コウキの手持ちはピッピ、ユンゲラー、ポッタイシという構成だった。あまり頼りない構成だったのもあり、スミレはヒロミ一体で下っ端2人を退けた。そしてこの戦いでヒロミはルクシオからレントラーへと進化を遂げたのだった。

「おっしゃ、ウチも最終形態に進化したで!」

「へえ、なかなかっこいいじゃないヒロミ。」

「「へん!こんなポケモン図鑑どうでもいいんだよ!ギンガ団は全てのポケモンを独り占めするんだからな!覚えてろ!」」

下っ端2人はコウキに図鑑を返すと、そう吐き捨てて去って行った。

「スミレ、ありがとう。ポケモン図鑑とられたなんて博士に知れたら・・・そんなこと考えたくもない・・・それじゃ、ボクはノモセにいくよ。大湿原にポケモンいっぱいいるしね。」

「今度は気を着けなさいよねー!それじゃ、あたしたちももう一回ノモセに行くとしますか。」

「久しぶりの故郷楽しみ・・・」

なお、下っ端が守っていた倉庫の中にはそらをとぶの技マシンがあったのでこっちもちゃっかり拾ったスミレ出会った。

「これで好きな場所に移動できるわね!」

ノモセジムのマキシマム仮面

スミレはすでにノモセシティへ行ったことがあったので、特に迷うこともなく再びリッシこのほとりを抜け、ホテルを通ってノモセシティへたどり着いた。まだ戦っていなかったトレーナーと戦っていたらフウカがムクバードからムクホークへ進化を遂げた。更に格闘タイプの技であるインファイトまで習得したのだった。

「フウカも最終進化形態になったのね!」

「そうみたい、それと私格闘ができるようになったから攻撃範囲も

「進化おめでとう・・・久しぶりの故郷はなつかしい。」

「シズク、思い出に浸るのもいいけど、早速ジムに挑戦しましょ。ここのジムリーダーは水タイプを使うらしいわ。」

ノモセジムの内部は水位を上げ下げして進む作りになっていた。ジムトレーナーをすべて倒しながら進み、ジムリーダーのマキシマム仮面の元にたどり着いた。

「よぉーく来たっ!おれさまこそがノモセシティジムのジムリーダー、その名もマキシマム仮面!」

「マキシマム仮面が本名なのかしら・・・」

「水の力で鍛えたおれさまのポケモンはお前の攻撃を全て受け止めた上で、強力な攻撃を叩きこむからどこからでもかかってこぉーい!まずはお前だぁ!行け!ギャラドス!」

「ギャードス!」

「ギャラドスか・・・ヒロミ!一撃で仕留めて!スパーク!」

「任しとき!」

ヒロミのスパークでギャラドスはなすすべもなく倒された。

「ギャラ・・・」

「やっぱり電気に弱いわねギャラドスは。ヒロミ、お疲れ様。」

「おう、やってやったで!」

「やるじゃないか!次はヌオーだ!」

「ヌー・・・」

「今度は電気は効かない奴か・・・クロハ!」

「任せなさい!技教えマニアに教えてもらった新技試してみる!」

「今はまだ大丈夫よ、はっぱカッター!」

クロハのはっぱカッターの一撃で草が4倍弱点のヌオーは一撃で倒れた。

「ヌォ・・・」

「よし!いい感じよクロハ!」

「これぐらい当然だっての!」

「今のいい攻撃だったな!それじゃおれさまの切り札だ!フローゼル!」

「フロッ!」

マキシマム仮面は最後のポケモンであるフローゼルを出してきた。

「フローゼル!こおりのキバだ!」

「氷技持ち!?なら一気に攻めるしかないわね。クロハ!あの技を試すわよ!ウッドハンマー!!!」

「行けえええ!!!」

クロハは技教えマニアに高威力のウッドハンマーを教えてもらっていたのだった。ウッドハンマーはフローゼルを叩き、一撃で倒してしまった。

「フォロェ・・・」

「よし!ウッドハンマーはやっぱり強い技だったわね!」

「反動来るのがきついけどね・・・」

「おわっ、終わっちまったかぁ・・・なんかもっともっと戦いたかった、そんな気分だ!お前と戦えてものすごぉく楽しかった!なのでこれを渡そう!」

マキシマム仮面はスミレにフェンバッジを渡した。

「これが4つ目のバッジね・・・青い海のような輝きね。」

「子のバッジを持っていればひでんわざのきりばらいを使うことができるぞ!どんな戦い方でどんなふうに勝つかはトレーナーそれぞれだ!その中でおれさまは買った方も負けた方も楽しかった!そう言えるポケモン勝負としたい!そう思っているのさ!」

「そう・・・頑張って・・・」

スミレはマキシマム仮面の暑苦しさに圧倒されながらジムを後にしたのだった。

怪しげなギンガ団下っ端

スミレはノモセジムをでるとノモセ大湿原の前に怪しい行動をするギンガ団の下っ端を見つけたのでおいかけることに。

「あいつ怪しいことをブツブツ言ってるわね・・・追いかけるわよ!」

「トバリの倉庫からようやくブツが届いた・・・湖で試してみよう!失敗は許されない・・・」

「あんた、何してんのよ?」

「聞いていたのか!?本当ならポケモンを使ってひねりつぶしてやりたいが、忙しいのでさようならだ!」

したっぱはそう言ってリッシこの方へ逃亡していった。彼を追いかけるその道中カケルとのバトルもあったが、ムックルもモウカザルも未だに進化しておらず、たいしたことなかったので省略。

「なんでだよおい!」

スミレはしたっぱをしつこく追い続け、ついにリッシこのほとりまで追い詰める。

「あんた、何を企んでいるのよ!」

「なんでもないって言ってるだろ!もういい勝負だ!」

最後の最後でポケモン勝負を挑んできたのでバトルで負かした。下っ端のポケモンはニャルマーだけなので大したこともない。

「くそ、せめて湖で使いたかったがこれは幹部様に渡そう・・・」

「待ちなさいよ!」

スミレは追いかけたが、下っ端は姿をくらましてしまった。あきらめて帰ろうとしたが、リッシこの入り口付近にシロナが立っているのをみつけた。

「あなたは・・・シロナじゃない久しぶりね!」

「こちらこそ。ポケモン図鑑の調子はどう?あたしはこの湖の言い伝えを調べに来たんだけど・・・今は入れないみたいね。言い伝えのこと知ってる?湖の中に島があって幻のポケモンがいるから人は入った行けない場所があるんですって。」

「そんな場所に住んでいる幻のポケモンもいるんだ・・・」

「そうだ、話変わるけれども210ばんどうろのコダックの群れ見た?あそこに喫茶店があるんだけどその隣でコダックたちが集まって頭抱えているんだ・・・これ使えば治ると思うから行ってみたらどうかな?」

シロナはそう言ってスミレに秘伝の薬を渡した。

「分かった、行ってみるわね(まだヨスガジムにも挑戦できないみたいだし)。」

「あたしも昔は図鑑をもって冒険してたの、きみも全てのポケモンに出会えるといいね。そうしたら幻のポケモンの秘密がわかるかもしれないよ。じゃね!」

シロナはそう言って去って行った。

「スミスミ、これからどうするの?」

「行ってみる価値はありそうな気もする・・・」

「そうね・・・」

スミレはタウンマップを使って調べる。

「210番道路の先は・・・伝説のポケモンの話が色濃く残っているカンナギタウンって場所に繋がっているわね。あんたたちのレベルアップも兼ねて行ってみるか。」

スミレたちはヨスガシティに戻る前にカンナギタウンへ向かうことにした。210番道路へ行くと確かにコダックたちが道をふさいでいる。スミレは秘伝の薬を与えるとコダックたちは立ち去って行った。するとシロナがやってきた。

「秘伝の薬使ってあげたんだね。」

「シロナじゃない。」

「お願いがあるんだけどいいかな、このお守りをカンナギにいるおばあちゃんに届けてほしいんだ。この先にも珍しいポケモンがいるから悪い話じゃないと思うんだけど。」

「分かったわ。届けてあげるったらあげるわよ。」

「ありがとう、これだからよろしくね。あたしのおばあちゃんなんていうか偉そうなオーラ出てるからわかると思うんだけど・・・じゃ、よろしくね。またどこかで会いましょう!」

シロナはそう言って去って行った。

「このために待ち伏せていたんじゃないのあの人?」

「そう思っても打てもしかたあらへんな・・・スミレに押し付けたんとちゃう?」

「まあいいわ、あんたたちのレベルアップも兼ねて早速出発するわよ!」

スミレはお守りを届けるべくカンナギタウンに向かって進みだした。

現在の手持ち

クロハ(ハヤシガメ→ドダイトス)♀ L37

ヒロミ(ルクシオ→レントラー)♀ L34

フウカ(色違いムクバード→色違いムクホーク)♀ L35

シズク(マリル→マリルリ)♀ L35

レミ(ポニータ)♀ L34

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