ポケモンソードシールドプレイ記 その15

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簡単すぎる登場人物紹介

主人公

ミズキ・・・主人公の女の子。アニメ好きで自分の見た作品の推しの名前をポケモンにつける傾向にある。理由は不明だが手持ちと意思疎通できる能力がある。この休止期間でミクとカグヤを除くほとんどの手持ちのポケモンたちを巨大マックス可能個体にした。

鎧の孤島編で登場する手持ち

ミク・・・インテレオン♀。クールな話し方が特徴のミズキのパートナー。

レイカ・・・セキタンザン♀。エリカとは別個体。

ムツミ・・・ブリムオン♀。おとなしくて心優しい。

ミカン・・・ストリンダー♀。ハイな姿に進化した。

カグヤ・・・ドラパルト♀。げきりんのみずうみの王族の生まれ。

アオ・・・アーマーガア♀。今回の冒険から加入した解説要員。

ヨミ・・・フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ♀。マスター道場で譲り受けたキョダイマックス可能なフシギバナ。

ナレーション・・・管理人

マスター道場の師範はマスタード

流されるままに道場に入門することになったミズキ。道場の中ではたくさんの弟子たちが修行をしていた。

「本格的な道場って感じなんですね・・・」

「みんな聞いてー!新人ちゃんの紹介だよ!」

「「「オッス!よろしくお願いします!!!」」」

「すごい気迫・・・」

「やっぱ入るところ間違えたんじゃ・・・」

「あの奥にいる男前があたしのダーリンでこの道場の師範だよ。」

ミツバが言う先には老齢の男性がいた。

「ワシちゃんはこの道場の師範のマスタード!ポケモンめっちゃ強いよん!」

「あれ、なんか思ってたのと違う感じ・・・」

「ふだんポケーっとしてるけど、本気出したらすごい人なんだから。」

「いぇーい!とりあえずチミの力を見てみたいしー勝負してもらってもいいかな?」

「分かりました。よろしくお願いします。」

ミズキは早速マスタードとの勝負に挑む。マスタードの手持ちはコジョフーとコリンクのみだったのでアオのブレイブバードとレイカのボディプレスで簡単に撃破した。

「勝った・・・だけど、あの二体しか師範なのに手持ちがいないって手抜き・・・?」

「ワッハハ!負けちった!チミ、強いねー!」

「本気の師匠ではないとはいえ、あの新人勝っただと・・・」

「やっぱり本気じゃなかったみたいですね・・・」

「チミの戦い方からはポケモンに対する思いやりを感じちゃう!勘違いできたとしてもチミに学ぶ気があるなら、マスター道場はいつでもウェルカムだよん。」

「(最近やることもなかったし、ここで新しいことも学べるかもしれない・・・)わかりました、よろしくお願いします!」

「いいのミズキ・・・」

「うん、新しいポケモンとの出会いもあるかもしれないからね。」

「こうなるとは思ってたけどどうなっても知らないよ・・・」

「改めて一緒に強くなろー!よろぴくね!」

こうして、ミズキはマスター道場に入ることになった。その後、道場の胴着ももらったが堅苦しいのが苦手なのですぐに元の服に着替えた模様。

第1の修行

「ミズキちんが来てくれて道場の定員もそろったし、これからみんなには3つの修行をしてもらうよん!」

「(定員ってあるんだ・・・)」

「3つの修行をすべてクリアした人には手にすれば勝利をまとえる道場秘伝の鎧をあげちゃうよ!まず一つ目の修行についてだけど・・・」

マスタードが説明を始めようとするとそれを遮る声が。クララだ。

「わたしまだどうぎセットを貰ってなァいその子にだけズルーいィ!クララ悲しいィー!」

「先輩なのに貰ってないって・・・」

「本当に道場のメンバーなのかなっ?」

「ミク、ムツミ。多分いろいろ事情があるんだよ。」

「おーゴメンゴメン。それじゃ、これクララちんの分の胴着・・・」

マスタードがクララに胴着を渡す。しかし、陰から飛び出してきた影がそれを奪い去った。影の正体は非常に素早い動きをする3匹のヤドンだった。

「ドヤァ!!!ヤァーン!!!」

「おっと、ボールから出すのが早すぎたか・・・」

「ちょっ、またんかい!」

ヤドンたちは胴着を奪って猛スピードで外へ駆け出して行った。クララはそのヤドンたちを追いかける。

「そんなわけでこれが第1の修行。ワシちゃんが育てたはや~いヤドン3匹を追いかけるべし!」

「「「「うおぉぉぉぉぉっ!!!」」」」

道場の弟子たちは我先に捕まえようと道場の外へ飛び出していった。

「私たちもいこうか。」

「ミズキ、あんな早いの追いかけられるの?」

「私たちには自転車があるでしょ。早く追いかけよう!」

ミズキたちも外へ出る。ヤドンは思ったよりも素早く、通常の歩行ではヨロイ島に生息している強いポケモンたちに阻まれてしまう。

「自転車で追いかければ追いつくことはできそうだけど、むやみに動くとほかの野生ポケモンたちにつかまっちゃうね・・・」

「ですが、ガラルのヤドンは水が苦手なのでこの湿地帯の決まったルートしか走れないみたいです。」

「それなら待伏せしよう。」

ミズキはヤドンの大体の走行ルートを確認すると、通り道で待ち伏せして3匹とも倒してしまった。

「よし、3匹とも倒して胴着も取り戻せたし道場にもどろっか。」

ミズキは取り返した胴着を持って道場に戻った。

「あら、ミズキちゃんお帰りなさい。」

「あんた・・・わたしの胴着1人で取り戻したっていうの・・・」

「はい。返すね。」

「1つ目の修行は文句なしのクリアだよん!ミズキちゃんが強すぎたから、ヤドンに1度でも触れることができた人は合格ね。」

「ミズキちゃん、ちょっといいかな。」

「はい・・・このポケモンは?」

ミツバは2体のポケモンを連れてきていた。一匹はカメのポケモンでもう一匹は植物の種を背負ったカエルのようなポケモンだ。

「ねはーる」

「したたり」

「うちで育てている特別なゼニガメとフシギダネさ。修行のお祝いも兼ねてどっちかもらってちょうだいよ。進化させるとキョダイマックスできるからね。」

「そんな貴重なポケモンをいただいていいんですか?どっちにしようかな・・・」

喜びの目で2匹のポケモンを選ぶミズキ。その一方で不安になっている手持ちがいた。ゼニガメとタイプがもろ被りしているミクだ。

「(お願い・・・草の方にして・・・キョダイマックスできる水タイプなんか選ばれたら私がクビに・・・)」

「よし、決めた。水タイプは私にはミクがいるのでフシギダネにします。草タイプの手持ちもいなかったし。性別は♀だね。この子の名前は私の好きな武田詠深ちゃんから取ってヨミね!これからよろしく!」

「ぐんぐん・・・これからよろしくねミズキちゃん!」

「(よかった・・・)」

こうして、ミクは安堵しフシギダネはミズキの新しい手持ちになったのだった。

「フシギダネちゃんのこと大切にしてやっておくれよ。ゼニガメちゃんはあたしが育てるよ。フシギダネちゃんに負けないぐらい強くなろうね。」

「ぜにが。」

「ふーんだ、調子に乗らないでよね!」

第2の修行

その後、マスタードから2つ目の修行の内容が提示される。

「キョダイマックスと言えばマスター道場秘伝のアレ!飲めばキョダイにダイスープ!・・・久しぶりにダイスープ飲みたいねー・・・よし、次の修行はダイスープの材料のダイキノコを3つ取ってくる!じゃ、そんなカンジで!2つ目の修行開始!。」

「「「うおおおおおっ!!!!」」」

またまた大急ぎで駆け出していく弟子たち。

「私たちもいこうか。」

「そうだね・・・早くいかないと全部取られちゃうよ・・・」

ミズキたちも道場の外に出る。するとマスタードが追いかけてきた。

「ミズキちん!」

「師匠。どうしたんですか?」

「ミズキちんはヨロイ島に来たばかりだからダイキノコの映えている場所なんて知らないだろうからだから案内しちゃうヨ。」

「ありがとうございます・・・」

「じゃあ行こうか。てくてく・・・てくてく・・・」

ミズキはマスタードの案内に従って後ろをついていく。しばらくすると洞窟のような場所にたどり着いた。

「普段は集中の林に生えていることが多いんだけど、ヨクバリスの集団が食べつくしちゃったんだよね。あの奥の慣らしの洞窟の中ならまだ残ってるかもしれないよん。じゃ、ダイキノコがりよろぴくねー。」

「はい!行ってきます。」

慣らしの洞窟までの道中にはガルーラなどの強力なポケモンがいた。経験値も豊富なのでヨミのレベルが30近くまで上昇した。すると・・・

ヨミはフシギダネからフシギソウに進化を遂げた。

「ヨミもう進化したんだ。早いね!」

「うん。皆に少しでも追いつかなきゃね!」

「レベルが上がってるのは私たちが野生ポケモンを倒しているからっていうのも忘れないでよね・・・」

「そうだね、ミクありがとう。」

そこから更に野生ポケモンを倒した結果、ヨミはフシギソウからフシギバナへ進化。キョダイマックスも可能になった。技もはなふぶき、ヘドロばくだん、だいちのちからを習得。他メンバーよりもレベルこそ低いが、もう十分に戦えるレベルまで成長した。

「よし!これでもう十分戦えるようになったね!」

「うん、早速キノコを見つけるべく洞窟の中へ行こうよ。」

ミズキたちは慣らしの洞窟の奥へ進む。すると道中に大きなピンク色のキノコが生えていた。

「このキノコかな。師匠のところへ持って帰ろ・・・」

「ちょっと待ってェ!」

ミズキがキノコを持って帰ろうとした瞬間誰かが駆け寄ってくる。クララだ。

「ゼェ・・・ゼェ・・・え!?フツーこの流れで3個いっぺんに生えるゥ!?ねェ!それ、わたしが最初に目ェつけてたのォ!わたしの方が先輩だからァ、ダイキノコ譲ってほしいなァ?」

「当てつけ理由の乞食・・・ミズキ、こんな奴に譲ったらダメ・・・」

「いいですよ?目をつけていたっていうのなら、そちらの方が先っていうのもありますから。」

「ミズキ!」

「何っそれ。余裕ってやつゥ?うちのこと見下してるゥ?ほんっと目障りなのよねェ・・・ポイッと出てきたくせに若くて実力があってさァ・・・」

「小物・・・嫉妬・・・ビート並みに醜い・・・」

「うちの邪魔するつもりならグロ~い毒で蝕むぞ!」

「バトルかぁ・・・ミク、ヨミ。お願いできるかな?」

「任せて・・・小物の相手なんかしたくないけど、ムカつくから実力の差を見せつける・・・」

「頑張るねミズキちゃん!」

クララの手持ちは前回のヤドンとフシデが進化したホイーガにドガースを加えた3体だが、ヤドンとドガースは初バトルのヨミが、ホイーガは何もさせないままミクが倒してしまった。

「2人ともお疲れ様!」

「勝てたよミズキちゃん!」

「しょせん相手は口だけの小物・・・」

「エ、それさっきおかみさんに貰ってたフシギダネェ!?なんでもうフシギバナになってるのォ!?うちと君って何が違うの・・・何で勝てないのいっぱい頑張っているのに!うちに何が足りないのォ!?」

「(だったら手持ちを進化させればいいのに・・・)」

「今回は君に譲ってあげる!うちもっとよさげなの探すから!ベーッだ!」

クララは捨て台詞をはいて走り去っていってしまった。

「どうしようか・・・」

「師匠が待っているだろうから持って帰るのがいい・・・」

ミズキはダイキノコを収穫した。その直後にミツバから連絡が入り、一番乗りであることを伝えられた。鍋の用意をして待ってくれるとのことなので大急ぎで道場に戻るのだった。

ミク、キョダイマックスを習得する

道場に戻るとマスタードが出迎えてくれた。他の弟子たちもみんな戻ってはいるがキノコを見つけることはできなかったようだ。

「ミズキちん!いぇーいおっかえりー!ダイキノコゲットおめでとん!2つ目の修行クリアだよん!ほかの門下生はみんな森の中で迷っちゃったみたいでダイキノコどころじゃなかったみたいだねー!」

「ありがとうございます!そうなんですか・・・」

「ミズキちん以外のみんなは不合格かもん・・・さて、ダイキノコでダイスープを作ってもらおうよん!」

台所ではミツバが大きな金色の鍋を煮込んでいた。

「よし、味付けは完璧。あとはあんたが持って帰ったダイキノコを入れるだけね!」

「おかみさん、待ってェ・・・」

そこに息を切らしてクララが帰ってきた。

「クララちゃん!どうしたんだいそんなに息切らして!」

「わたしもダイキノコを手に入れたよ!」

「おぉー!さすがクララちん!よく頑張ったねー!2つ目の修行クリアだよん!」

「わぁん!わたしやったよォ・・・グスン・・・」

「もう、泣くんじゃないよ。おめでとうね!」

「それと初めてわがまま言わせて・・・そのダイスープにはわたしのダイキノコを使って!わたしの頑張りをみんなに味わってほしいの!」

「アピールで自分の株を上げようとするクズの極み・・・」

「ミク、今回は違うと思うよ。」

「クララちゃん・・・そんなのお安い御用さ。あんたがわがまま言うのは全然初めてじゃないよ!」

「おかみさん・・・」

「と言うわけでさミズキちゃんわるいねえ。今日のダイスープにはこの子のダイキノコを使わせてあげてよ。こんなに真剣なの珍しくてさ。」

「全然いいですよ。特にこだわりもありませんから。」

ミツバがダイキノコを鍋に入れると鍋の上にポケモンがダイマックスした時に出る赤い雲のようなものが出現して鍋が完成した。

「はい、これがマスター道場名物のダイスープだよ!」

「ワシちゃんハラペコ!いただきまーす!」

「私もいただかせていただきます。」

ミズキや弟子たちもダイスープを飲む。食べ終わると、マスタードが口を開く。

「そういや、詳しく説明してなかったね。特定のポケモンがダイスープを飲むとねー。キョダイマックスができるようになるよん!」

「今度からキッチンにスープ係を立たせておくから必要になったら自由に作ってもらいなね。」

「それでは改めて・・・みんな2つ目の修行お疲れ様!そしてごちそうさまでしたー!」

「ごちそうさまでしたー!」

「あ、ミズキちんは後でワシの部屋にカモンしてね。」

「分かりました。その前に・・・」

ミズキはスープを飲むことでキョダイマックスできるようになるポケモンを確認する。

「ええと、フシギバナ、リザードン、カメックス、ゴリランダー、エースバーン、インテレオン・・・インテレオン!?ってことはミク・・・」

「私にキョダイマックスの才能があるってこと・・・?」

「早速飲んでみようよミク!」

「だけどいいの?ダイキノコ貴重なんでしょ?」

「ミクだからこそいいんだよ。今まで一緒に旅してきたずっと考えたんだ。ミクもキョダイマックスができるようになればエースとして自信を持ってくれるんじゃないかって思って。」

「ミズキ・・・ありがとう。」

ミズキは先ほどのキノコを使ってスープ係にスープの作成を依頼し、ミクにダイスープを飲ませた。そのおかげでミクはキョダイマックスの力を手に入れることができた。

「力がみなぎってくる・・・これで私も真のエースになれたのかな?」

「キョダイマックスできなくても、ミクは元から私のエースだけどね。さ、師匠のところに行こうか。」

残すは第3の修行。最後の修行ではどのようなことが待ち受けているのだろうか・・・

現在の手持ち

ミク(インテレオン)♀ L78

レイカ(セキタンザン)♀ L77

ムツミ(ブリムオン)♀ L75

ミカン(ストリンダー)♀ L74

アオ(アーマーガア)♀ L73

ヨミ(フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ)♀ L68

控え

コハル(モスノウ)♀ L73

カグヤ(ドラパルト)♀ L74

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