私が通った最寄教習所の思い出

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今回はここで少し言った教習所の事について書こうと思う。

東京のような大都会と違って限界集落や過疎地は電車が数時間に数本しか通っていないもしくは駅や路線自体がないと言う場所が多い。なので必然的に車の運転技術が必須となり、教習所に通うことが必須となり免許を取ってバイクや車などの自家車両での移動が生活の一部になるのが自然の流れである。

しかし、車両を運転するには自動車教習所に通い、その後各都道府県に設置されている免許センターまで行って免許を取得する必要がある。私は当時すでに自転車で隣町まで通えるほどの力をつけていたのもあったのだが、必要になるからと親に言われて取ることになったタイプである。

今では取っておくことでバイクで広範囲を移動できるようになったのでよかったのだが・・・取得までには何度も嫌な思いをしており、教習所にいた期間は普通の人間よりも長かった。

最寄りの教習所にはいじめ連中が・・・

私は教習所に通うにあたって当然私の住んでいる町に教習所はないし、隣町にある私の住む地域に送迎バスも来ているいわゆる「最寄りの教習所」を選択した。

しかし、今ではこれが間違いだったのではないかと思っている。最寄りの教習所なのだから過疎地であるがゆえに免許を求めて私の地元の連中や中学校のいじめ連中が必然的にやってくるのは当然の事だった。当然中学生の精神のまま年を食った奴はちょっかい出してくるし、そうでもない奴は嫌そうな眼で睨みつけてくる。ここは教育を受ける学校じゃないのだからそういうことしなくてもいいだろうに・・・と当時は思ったものだ。

また、教習所は卒業間近の高校生がたくさんやってくる時期なので繁忙期。入校時にあらかじめの予定を組めることを教えられなかった私は、地道に予定を入れていたが運転の実習などは私の腕の悪さもあって全くと言っていいほど進まなかった。一応乗り越し込みで高めに払うプランを利用していたので、追加で金はかからなかったが。

結局・・・

結局、私は教習所が繁忙期で予定をうまく組めなかったのもあり、繁忙期が過ぎ去ってから予定を組んでもらい、大学進学後に休日を全て使って教習所に通った。平日に大学で学び、休むべきはずの休日に好きでもない上に気が進まない運転の練習をするのは辛かった。教官も運転が上手くない人間に悪く当たる人間が多かったし。

しかし、地元のいじめ連中たちは高校卒業前にすでに取得してしまったのか一人残らず消えていた。なので教習所自体が利用しやすくなった。それに本免の必須講習にある路上教習や高速教習などの2人1組で組まなければならなかった教習はいじめ連中と組むことがなかったのがよかった(むしろこの2人1組講習でいじめ連中が当たる可能性を考えていなかった当時の自分に怒りたい)。

その後、なんとか本免許に合格した私は免許センターの試験に3回目でなんとか受かることができ、免許を取得することができた。取得後にあることがきっかけでバイクに乗るようになり、今現在でも移動手段として乗っている(車も運転するが、自分では買えません)。

私のような過疎地に暮らす人間としては免許が無かったら仕事もかなり選びづらくなっていただろう(ただでさえ障害枠で探していたので)。なので、過疎地での長距離移動という面で見れば運転免許という物があると役立つということも同時に伝えたいと思う。

私が免許教習で学んだこと

私ガ最寄りの教習所に通って学んだことは以下のことである。

地元での立場が悪いもしくは学生時代に悪かった場合住んでいる地元の最寄りの教習所に通ってはいけない。

・高校卒業間近などの繁忙期に入校する場合は予定を組んでもらった方がいい。

評判のいいところを選ぶこと。

特に1番目と3番目は必須。免許が欲しくても教官が高圧的でダメ出しをしてきてばかりだったり、いじめ連中と出くわすことになるとやる気の損失に繋がったり、地獄を見ることがある。

だからこそこれから免許を取ろうと思っている方々は事前調査を怠ることなく、良さそうな雰囲気の教習所を選んでほしいと思うし、私のような地元の人間と因縁がある場合は地元の最寄りの教習所は避けてほしいと思う。辛い思いをしないためにも。

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コメント

  1. 一力 篤史 より:

    私も教習所通ってた時期はとても辛かったですね
    でも私が通ってた教習所については合宿免許のコースで通ってた事もあり、地元から離れてた場所にあったので、いじめ連中に会う事も無かったし、教官も優しい方たちばかりでしたので、運良く充実してました。
    ただ、当時学校卒業して、就職決めてない状態で通ってたので(学業両立しながら教習所通うのが難しく通えてなかったこともあって先延ばしになりました)、友人と喧嘩が多くありました。
    「お前、就職舐めてるのか??」とか「就職決まってからでも通えるんじゃないの?」「普通は免許より就職が先やろ?お前普通じゃない」など言われました。(今は和解していますが)
    まぁ同じくですが、私も、親に免許持ってた方が良い、就職前に取った方が良いよて言われたので、
    私の中では就職より免許取得のほうが先というのが普通だったので、
    今思い返しても、どっちが正しいのか分からなかったです。まぁ一般の人にとっては就職が先なんですよね

    これがきっかけで免許取得した後、発達障害が分かり(親から聞きました)、優先順位をつけるのが苦手て分かり、医療機関に通う事になったので、その点は良かったかなて思いました。
    その後、色々訳あって運転出来なくなりましたが、良かったところもあり悪かったところもあり、どちらが普通なのか正しかったのか、分からない時期に苦しめられました。

    • zyoken より:

      一力篤史様 コメントありがとうございます。
      合宿免許で取得に行かれたのですね。教官も心優しい方ばかりだったのは良かったです。中にはとんでもなく説教くさい人間が混じっていることもありますから。
      「就職決まってからでも通えるのではないか」と言われたのですか。私は大学ですいませんがそう簡単に学業仕事と教習所通いを両立させるのは簡単なことではないです。むしろ車が好きだったり興味でもない限り苦行です。教習所に通う場合は自宅から教習所の最寄駅もしくは直接教習所まで徒歩や電車や自転車を駆使する必要がありますから。教習所が駅前にあるのなら問題ないですが、教習所は車の運転練習のためのコースの確保が必要で広い土地が必要になってきますのでそうでない場所の方が多いです。私の通ったところはバスが出ていましたが、時間がかみ合わず朝早くから自転車を使って隣町にある教習所まで行ってました。
      免許の取得は正しいか正しくないかでジャッジしなくていいと思います。私のような車がないと生きるのが難しい過疎地に住んでいる人間は必須になってきますし、逆に東京23区のような電車やバスなど交通網が発達している場所に住んでいれば普段の行動に交通機関を利用し、取らないと言う選択肢を選ぶこともできるのです。
      過疎地暮らしの私があえて選ぶのであれば免許は若くて取れるうちに取った方がいいです。会社員であることを前提とした場合、年を取ればとるごとに教習所に通う時間というのはなくなっていきますからね。

  2. ヤキヤマ より:

    自動車学校については私も嫌な思い出しかありません。
    ただ、今思えばもっとやれる事はあったのではと思ってます。

    >>地元での立場が悪いもしくは学生時代に悪かった場合住んでいる地元の最寄りの教習所に通ってはいけない。
    >>評判のいいところを選ぶこと。

    今思えばこの二点を情報収集する力にかけていたのがその後の人生に大きく影響するきっかけでした。

    >>教官も運転が上手くない人間に悪く当たる人間が多かったし。

    何故かこういう教官に多く当たってしまって追加料金を多く取られました。
    一度路上教習でわざと腹を立てさせようと嫌がらせしてきて次の段階に進めなくされたことがあります。
     私のように気が弱くおとなしい人間にこそ優しくて余程の事でもない限りいいよいいよって次の段階へ進めてくれる教官をつけさせるべきではと思いました。
     弱そうな人間に対してはやたら厳しく、怖そうな人に対しては甘いそういう奴ばっかりです。中には誰に対しても優しい人も全世界の中には一人位はいるかもしれませんがこういう人が試験官や検定員になる事は殆ど無いのではと感じます。

    他の教習生と比べて技能教習で規定時間を多くオーバーしてしまった事が一生消えない、消す事の出来ない大きな心の傷になっています。

    今更どうしようもないですが私の場合たまたま大学の推薦入試に受かってその後の時間の使い方が決定的にまずかったです。
    何がまずかったかというと安易に知名度と家から近いかだけで選んでしまった事、当時通ってた高校に教習所に通ってるのがバレたらと過剰に警戒しすぎた事です。
     ここで上手くやっていれば大学へ入りたてのスタートラインで躓くこともなかったのにという思いに時々苛まれます。
     
     ただ、車自体は好きで嫌いになろうとしても嫌いにはなれませんし運転も下手の横好きでまだまだ諦めたくはありません。

     話は変わりますが年寄りの事故が最近しきりに多く報道される影響で年寄りは免許を返納しろ返納しろと叫ばれていますが車がないと生きるのが難しい過疎地に住んでいる人間の事を軽視し免許は返納しろ過疎地の公共交通整備網については知ったこっちゃないわの政府の考えの現状ではまだまだ年寄りの事故は後を絶たないでしょう。

    • zyoken より:

      ヤキヤマ様 コメントありがとうございます。
      規定時間をオーバーしてしまったことが今でも傷になっているのですね。やはり教官が誰に当たるのかによって左右されてしまいますよね・・・厳しい人たちに当たると緊張感が生まれて、結局失敗に繋がってしまいますから。とはいえ、それだけの実力がないと車の運転という物は危険であるという事を伝えたかったのかもしれませんが・・・ですが、教習で嫌がらせして来たり、怖そうな人には甘いっていう教官は教える立場である教官として失格だと思います。私は運よく1~2回の乗りこしで済みましたが最初にやった適性試験とかは最悪でしたよ(最高3、最低-3の中で私の一番いい判定が1で残りは殆ど-1もしくは-2)。ですが車が好きで乗りたいという気持ちがあるのであれば、事故を起こさない限り運転はしていいと思っています。私ももう免許取って10年近く経っているのにもかかわらず自分の運転に自信持てませんが、それでも移動手段としてバイクに乗ってますから。
      高齢者の免許返納については確かに叫びすぎだと思います。事故を起こしたのは一部の人間たちだけですし、過疎地に代替の交通機関を通さないのであればなおさらです。たとえ住んでいる場所が過疎地だって思い入れのある人たちはたくさんいるわけで・・・なのにバスや鉄道は本数が少なくなったり廃止されたり・・・ほんと、東京や主要都市以外で生きていけない風にでもしたいのですかねと思ってしまいます。