私が思う得意なこととできる事の違い

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人間は進む方向に迷ったりふさぎ込んだりしていると

・できること

・得意な事

・やりたいこと

この3つのうちのどれかを探して適性を見つけろと言われることが多い。そしてこの中で最も優先的に探すよう言われるのはできることである。私自身今でも本当の意味でのできる事というのは分からないが、支援者さんや学校で言われたことを要約すると

自分が興味がなかったとしても支障なく実行できることで尚且つ社会の役に立つことなのではないかと思う。

そんなわけで今回はできること得意なことの違いについて書いていこうと思う。

得意なことは自分が自信を持ってできること

そんな私は得意なことについては分かるが、逆にできることの基準というのが今でもよく分からなかったりする。一方で得意なことは言えばこのサイトでもよく言っている

・女子キャラのプロフィールの暗記

・女子キャラクターの設定を0から組み立ててキャラを生み出す

・一度言った場所であればルートを暗記し、2度目からは迷わず向かうことができる

などがある。他にも以下のことならできる。

女子キャラクターの声とビジュアルを把握することができれば私の脳内で別のキャラクターが言ったセリフをそのキャラクターが喋っているように変換できる(例を挙げると円堂キャプテンがサッカーやろうぜ!の台詞を別の女子キャラが言ったように口調もそのキャラに合わせて再生することができる)。

・・・分かりにくい例えですいません。分かりやすく言うと私は興味のある分野への記憶力と脳内変換が得意ということなのだろう。

つまり得意なことというのは自分が自信を持って実行できることなのではないかと思っている。実際、女子キャラクターのプロフィールの把握はちょっと読んだだけで息を吸うように覚えることができる(一定期間放置すると忘れる上に覚えておけるのは推しにした子だけだが・・・)。しかし、この得意なことと言うのは必ずしも生きるための糧になるものではないということもある。

できることは興味が無くても支障なくこなせること

一方で私が思うできる事ことというのは自分が興味が無くても支障がなく実行できることなのではないか・・・とぼんやりした考えである。主なものを挙げれば荷物を運ぶ、資料の印刷をする、商品を袋詰めするなどの誰でもできると言われることが多い単純作業が思い浮かぶ。

しかし、できる事は周りの環境によって仕事の出来が左右されることでもあると思っている。

私の経験上穏やかな環境であれば心に余裕が生まれ、自分が思う以上のレベルとスピードでこなすことができたこともある。逆に怒号が飛び交うような環境であれば常に緊張状態となり失敗したら怒られるという恐怖にさいなまれて作業スピードが大幅に落ちたり、以前同じことをやった時はできたことができなくなったりした経験もある。私は緊張感のある環境に恐ろしいぐらい不向きなのだろう。

とはいえ、できないことで情けないだの臆病者だの不真面目なだけだだの言われてしまえば元々興味があるわけではないのだからこっちだってやる気をなくす。私は派遣社員時代にそういう経験を多くした結果、できることは人それぞれ違うのだからできることなんて言葉失くしてしまえなんて考えることもあったりする。

得意なこととできることの違いのまとめ

最後に得意なこととできることの違いをまとめておく。

・得意なことは自分が自信を持ってできる事

・できる事は興味が無くても支障なくこなせること(ただし環境によって左右される)

得意な事よりもできることが優先されるのは前述した私の得意なことのように得意なことの中には社会では全く役に立たないことが含まれていることが多いからだろう。女子キャラクターのプロフィールの暗記ができたところで即戦力になれる業界なんてあるわけもない。実際、できることの方が社会的に役に立つことも多いような気がする。

実際、働いて金を稼ぐことを優先的に考えるのであれば、得意な事よりもできることを優先した方がいいのだろう。得意なことが社会と金と結びつけばそれはそれでいいのだが、そうでない場合は得意なことは別にしてできることを探すよう支援者さんたちが言うのも無理はないのかもしれない。

しかし、私の場合金を積み立てても相続させる人間はいないし、結婚する気もなければ、女子キャラクター以外に好きという感情を持てず、仕事よりも好きな事を優先してやるようなどうしようもない欠陥人間だ。こんななのでいつ死んでもいいと思っている。なのでこれからも得意な事を優先する傾向を変えることはないだろう。

なお、今回触れなかったやりたいことというのは私がこのサイトでよく言っている通り、自分が興味があってできるかどうかはわからず自信が無くても心からやりたいと思う事だと思っている。

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コメント

  1. 一力 篤史 より:

    確かにそうですね
    私も記事の通り、自分にとっては得意な事については自分自信をつけられる事、趣味(場合によってはストレス軽減)などであり、出来る事については、興味なくても出来る内容、収入を得るための事じゃないかなて考えています。私にとっては得意な事で収入得るのは難しく感じてるので出来ることを中心にしています(それでも得意な事で収入得てる人はすごいなと感じています)
    しかし、出来ることがあっても職場環境が悪いとやりづらいときも私もありますね
    よく「何故、出来ない?」「処理が遅い」などと怒号がきますが、怒られる内容が人や自分にとって怪我する事なのか(事故による怪我)、品質が落ちてしまう事なのか
    未経験だった場合は一から業務の仕方を指導したか、障害者枠だった場合はその人の特性や配慮してほしい事を理解した上で業務をやらせたのか、苦手な事をやらせないようにしてるか、全ての職場見たわけでは無いのでわかりませんけど、最低限そんな事をしないで、「お前は甘えてるだけだ、出来ないのは情けない」とか言われると、ふざけるなて言いたくなりますね。
    私にとっては色々と難しいものです

    • zyoken より:

      一力篤史様 コメントありがとうございます。
      私も今現在の勤務は障害枠のパートではありますが、環境に恵まれているので自分が思う(もしくは向こうが想定している)以上の力でできている状態です。逆にこの記事で書いた通り派遣で行った場所では怒号が飛び交っている場所も多かったので、叱責や怒号の恐怖で処理能力が落ちたりして怒られるのスパイラルで辛くなっていました。派遣やパートだからといって過信するのはいけないことなのかもしれません。向こうの認識がそう簡単に改まることもないだろうと思いますが(私が勤務した先の中には派遣と社員は別の部屋で食事するよう指示されたこともありましたので)。諦めなければ何でもできると言いますが、それは興味があることややりたいこと現デイだと思います。
      また、何故かこの国では仕事=生きがいという考えが充満しているようにも見えますので、金稼ぎの手段であるという考えを持つと否定されがちなのでそう言う風潮もあるんでしょうね・・・この国で多様性が理解されるのは100年以上かかりますね。それ以前に今のような状況で100年後に日本が残っているか分からないですけどね。